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ALCBANE

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/31 08:20 UTC 版)

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漫画:ALCBANE
原作・原案など たかしげ宙
作画 衣谷遊
出版社 講談社
掲載サイト ヒーロークロスライン
レーベル マガジンZKC
発表期間 2007年12月26日 - 2009年3月4日
巻数 全3巻
話数 全15話
その他 メカデザイン:福地仁
テンプレート - ノート

概要

配信開始は2007年12月26日。基本的に月一で配信されたが、単行本に収録されている第1話は配信時には第0話と第1話に分かれていた。

2008年7月22日より有料電子書籍配信開始、翌21日より単行本が発売された。以降単行本発売や有料版配信に伴い第2話以降既収録分の無料公開は順次終了するが、第1話と単行本未収録分の数話をYahoo!コミックにて無料で読むことができたが、現在配信サイト自体が廃止となっている。

2009年3月4日、第1部デミアジウム編全14話配信終了。単行本描にてき下ろしの第2部審問官編の序章を収録し最終的に全15話。単行本全3巻。審問官編の再開は未定である[1]

クライムハンター「アルクベイン」と、異能力者との戦いを主に描いているバトルアクション漫画。本作の年代は主に1999年であるが、アルクベインは他作品の多様な年代に多く出演している。その際には出てきた年代によってコスチュームが若干変化するなど、設定がかなり細かく作られている。アルクベインのデザインを担当した福地仁は、今回が初のヒーローデザインである。

主人公の台場巽は原作者たかしげ宙のHXL以外の他作品である『死がふたりを分かつまで』に「エレメンツ・ネットワーク」のリーダーとして登場しているが平行世界の台場巽とされ、この作品の台場巽とは正確には同一人物ではない[2]。この他にも、七月鏡一が原作を担当している『JESUS 砂塵航路』とのクロスオーバーもされており、台場巽及びアルクベインが登場している。この他『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)2016年No.21掲載の読み切り『エレメンツ・ネットワーク』(原作:たかしげ宙、作画:衣谷遊)は『死がふたりを分かつまで』『JESUS 砂塵航路』の世界で描かれているが、内容としては台場巽及びアルクベインが活躍するヒーロー漫画であり本作品に近い内容となっている。

HXL作品では「レイズマン・ゼロ」、「セイル」、「青の橘花」と関連が深い。特に『レイズマン・ゼロ』とは同じ場面を別々の視点で描いた話があり、意欲的なクロスオーバーとなっている。

世界観についてはヒーロークロスライン作品共通の世界観も参照。

あらすじ

18歳にして電子工学の天才と謳われている台場巽は、1998年初頭に現代科学の技術力を大きく凌駕した量子コンピューター「SPARC」を完成させる。まもなく彼はSPARCと二本のマニピュレーターを搭載したスーツを着込み、謎のクライムハンターとして犯罪者の裁断を開始する。

時は経ち、1999年9月26日。雑誌記者の三ノ輪涼子は裏取引が行なわれていた現場で、突然発生した異能力者を目の当たりにしていたスーツを着込んだ巽と対面する。同じ頃、テレビの取材に応じていた量子物理学者の石和秀光教授の体が突然鳥人に変化。彼は発生した異能力者現象を「オルタレイション・バースト」、異能力者自体を「異界の扉を叩いた者達」と言い残し飛び去っていった。


  1. ^ マガジンSPECIAL』で連載されている「Z-END」の反響による。
  2. ^ しかしHXLの世界観である「オルタレイション・ワールド」は平行世界を認知する世界であるため、全く関係が無いわけではない。
  3. ^ ラジオドラマ『銀河ロイドコスモX ヒーロークロスラインにクロスせよ!』、ドラマCD『銀河ロイドコスモX IN ヒーロークロスライン ドラマCD』のこと。
  4. ^ a b この表記は、公式サイトの作品紹介より。劇中では「国立T都大学」と記載されている。
  5. ^ 詳しくは後述。
  6. ^ 詳しくはセイル (漫画)#登場キャラクターを参照。
  7. ^ 詳しくは『セイル』本編を参照。
  8. ^ 時系列などに沿っていないお祭感覚の様なものや、回想シーンなどに1コマのみ描かれている場合など。






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