高砂神社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/25 16:50 UTC 版)
境内社
- 尉姥神社 - 伊弉諾尊・伊弉冊尊
- 稲荷社 - 倉稲魂命
- 三社(神明社) - 天照大神・春日大神・八幡大神
- 住吉社 - 住吉三神
- 粟島社 - 少彦名命
- 愛宕社 - 軻遇突智命・伊弉冊尊
- 天神さん - 菅原道真
- 猿田彦社 - 猿田彦命
- 琴平神社 - 大物主命
- 秋葉神社 - 軻遇突智命
- 神馬社
- 弁財天 - 弁財天
- 榎神社
- 和魂神社 - 高砂町出身の戦没者
祭事
- 尉姥祭(5月21日) - 社宝の翁面を使い、お面かけ神事が行われる。
- 祇園祭(7月7日~13日)
- 例祭(10月10日・11日) - 10日は神幸祭、11日は例祭。渡御では神輿の先導やお供として屋台や車楽が出され行列となる。近年、一つ物や頭人が再開され、これに加わっている。また、3年に1度船渡御が行われる。例祭では氏子各町からの屋台が宮入りする。
- 国恩祭 11年に1度、5月頃行われる。近年では2009年5月3日・4日に実施。
高砂社覚書(寛延2年)に見る行事
1749年(寛延2)の高砂社覚書に見られる行事は以下のとおりである[1]。なお、月日は旧暦である。
- 元日 - 祈祷神楽
- 2月3日 - この日から二夜三日かけての神供・神酒・神楽
- 毎月朔日・11日 - 祈祷(神供・神酒・神楽)
- 3月節句 - 祈祷
- 5月2日 - この日から二夜三日かけて正月と同様の祈祷
- 5月節句 - 祈祷
- 6月7日~14日 - 夏祭神事
- 6月晦日 - 名越祓神事等
- 7月節句 - 祈祷
- 9月2日 - この日から二夜三日かけて祈祷。
- 9月節句 - 祈祷
- 9月10日・11日 - 恒例之祭礼。
- 9月21日・22日 - 戎祭
- 11月15日 - 榊祭
- 12月晦日 - 祈祷
氏子
高砂神社の秋季例大祭に登場(神輿型太鼓台を持ち上げて入場する地区)をここにて著す。 特徴として、旧高砂町の町内に位置する地区が氏子に入っている。
- 木曽町(高砂町の北西部に位置する住宅地)
- 農人町(高砂町の西部に位置する住宅地名・サンモール高砂の西側の地区)
- 藍屋町(高砂町の中部の加古川沿いに位置する地区・相生橋の西詰に位置する)
- 鍵町(高砂町の中部に位置し、木曽町・農人町・西畑に接する地区・地区内に高砂市立高砂幼稚園がある)
- 西畑(高砂市の南部に位置する地区。地区内に兵庫県立高砂南高等学校がある)
- 戎町(高砂町の南部に位置し、カネカ高砂工場の北に位置する。高砂町内の漁師町である)
- 中部
- 浜田町(高砂町の北部に位置する地区。地区内に山陽電鉄本線高砂駅がある)
- 東宮町(高砂町の南部に位置する地区。高砂神社が建立されている場所でもある)
- ^ a b c 澤博勝「第7章高砂の寺社/第9節高砂神社」(高砂市史編さん専門委員会『高砂市史』第5巻史料編近世、pp.769-783、2005年3月)
- ^ 高砂市史編さん専門委員会 『高砂市史第二巻 通史編 近世』高砂市、2010年、590頁。
- ^ 『高砂神社国恩祭記念誌さざれ』高砂神社国恩祭実行委員会、1998年、9-13頁。
- ^ 高砂神社奉賛会 『高砂神社を訪ねて』 昭和49年 p14-15
- ^ 高砂市教育委員会『高砂市歴史文化基本構想』、pp.8-9、2011年3月
- ^ 高砂神社奉賛会 『高砂神社を訪ねて』 昭和49年 P27
- ^ 高砂市史編さん専門委員会 『高砂市史第7巻別編文化財・民俗』高砂市、2016年、485-486頁。
- ^ 高砂市史編さん専門委員会 『高砂市史第7巻別編文化財・民俗』高砂市、2016年、485-506頁。
固有名詞の分類
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