高知市野球場 歴史

高知市野球場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/01 02:42 UTC 版)

歴史

1970年代から1989年阪急(オリックス)ブレーブスが、また1991年から2003年までは福岡ダイエーホークスが春季キャンプを開催した。2005年からはオリックス・バファローズが実質的には16年ぶりに第2次キャンプ会場として使用した。期間中、阪神タイガースとのオープン戦も1試合開催されているが、2010年は行わなかった(代わりに高知県立春野運動公園野球場埼玉西武ライオンズの2軍キャンプ地)で開催している)。その他に、毎年オリックス主催でウエスタン・リーグ公式戦が2試合行われている。

また同2005年より独立リーグ四国アイランドリーグplus高知ファイティングドッグスの本拠地球場として使用されている。

日本生まれの韓国の野球指導者・金星根は、2007年以降指揮する野球チームの春季キャンプで本球場を使用した。まず2007年から2011年までSKワイバーンズが使用し、2012年から2014年まで高陽ワンダーズ(2014年解散)が春季キャンプを行っていた。2015年から金星根監督の指揮するハンファ・イーグルスが春季キャンプを行っていた(2017年以降は二軍のみ)。それ以外の韓国の野球チームでは2013年から2018年まで、11月にLGツインズが秋季キャンプを行っていた。

2010年8月に高知県と高知市の連携会議で、2012年春の完成をめざしてナイター設備を建設することで合意した[3]。ナイター設備の設置工事は2011年に実施。鉄塔は高知よさこい祭りで使われる鳴子をイメージしたもので照度は内野1500ルクス・外野800ルクス、NPBの定める条件は満たさないが、社会人野球や高校野球の公式戦は実施可能である[4]。2012年3月10日にこけら落としとして高知ファイティングドッグスと四国銀行硬式野球部の試合が実施された[5]

ナイター開催は可能となったが、四国アイランドリーグplusの試合においては9回未満であっても21時30分を過ぎて新しいイニングには入らず、同点の場合は引き分けとするルールが定められている[6]


  1. ^ 高知球場 | スポーツ施設照明 野球場 | 納入事例”. 岩崎電気. 2020年9月10日閲覧。
  2. ^ “高知FD公式戦きょう8/1再開 高知球場、観客解禁”. 高知新聞. (2020年8月1日). https://www.kochinews.co.jp/article/detail/386311 2020年9月10日閲覧。 
  3. ^ 高知球場にナイター整備高知新聞2010年8月25日
  4. ^ 夜の街に輝く高知球場高知新聞2011年12月8日
  5. ^ 高知球場で高知県初のナイター高知新聞2012年3月11日
  6. ^ 「高知球場開催試合における時間制限」のお知らせ 四国アイランドリーグplusニュースリリース(2012年4月6日)


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