高槻中学校・高等学校 教育理念

高槻中学校・高等学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/21 08:23 UTC 版)

教育理念

建学の精神
国家・社会を担う人物の育成
校訓
「真面目に、強く、上品に」
  • 初代校長吉川昇による
スクールミッション
“Developing Future Leaders With A Global Mindset”(グローバルマインドをもった次世代リーダーの育成)
  • 2010年の創立70周年を機に、建学の精神を進化させ、制定された。

校風

学校改革中の現在においても厳格な校則を有さず、旧制中学校の個性重視でバンカラな校風を引き継いでいる。

教育課程

ミッション実現のため、英語教育改革、国際教育・探究型教育の導入を進めている。

大阪医科薬科大学との高大連携により、「グローバル教育」と「先進的な生命科学系サイエンス教育」を特色ある教育の二軸として標榜している。

学習指導においては伝統的に読書指導、ディベート、読書感想文など、大学受験とは直接関係のない教育にも力を入れており、受験勉強に偏らない学力の養成を重視する一方、高校2年までに中学・高校の課程を修了し高校3年の一年間は大学受験のための演習に費やす他、OBによる講演会や「大学出張講義」といった進路指導イベントを各種開催するなど、受験指導・自らの進路に対する意識付けにも力を注いでいる。

コース制

「『知・徳・体』の調和のとれた全人教育」という教育理念のもと、それぞれの教育分野に特化した3つのコース制が採られている。大半のカリキュラムは全コースで共通としており、希望する進路によってコースを選択する[6]

GL (Global Leader) コース

中学入学時点で全員が所属する。中学3年に進級する際に、GSコース、GAコースのいずれかに移動するか、そのままGLコースに留まるかを選択する。高校2年に進級する際、さらに理系クラスと文系クラスに細分化される。難関国公立・私立大学に進学できる学力を養う。

GS (Global Science) コース

「先端学力知とグローバルマインドセットを備えた生命科学系リーダーの育成」を掲げている。理数科目の学習に重点が置かれる。スーパーサイエンスハイスクール文部科学省)の基準に合わせたカリキュラムが設定され、科学に特化した独自の設定科目である「SS課題研究」「SS科学英語」等の内容を履修する。さらに国内や海外の大学・企業と連携し、多様なプログラムを実践している。

中学3年に進級する際に選択できる。コースの特性上、中学3年時より理系クラスのみの編成となる。難関大学の医学部・理系学部に進学できる学力を養う。

GA (Global Advanced) コース

「医科大学と一体化したアジア圏の人々の健康を支えるグローバルリーダーの育成」を掲げている。グローバルな課題への取り組みを通じ、国際社会で活躍できる次世代リーダーの育成を目指す。スーパーグローバルハイスクール文部科学省)の基準に合わせたカリキュラムが設定され、本コースが中心となって、大阪医科薬科大学京都大学グローバルヘルス学際融合ユニット等と連携し、事業を実践する。

GSコースと同じく、中学3年への進級時に選択できる。GLコース同様、高校2年への進級時に理系クラスと文系クラスに分かれる。難関国公立・私立大学に加え、海外の大学への進学も視野に入れたコースとなっている。

SSH・SGH

2014年に文部科学省スーパーサイエンスハイスクール (SSH) 事業に[7]、2015年(平成28年)にSGHアソシエイト[8]事業に指定。第2期も指定されたSSHでは大阪府内の私立学校では唯一[9]で、SGHも私立2校のみ指定の一つである[10]








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