香港国際空港新交通システム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 17:23 UTC 版)
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路線
新交通システムは路線が二期に分けられる。第一期は第一ターミナル内の西大堂駅と東大堂駅を結ぶ路線で全線複線(距離:750メートル)で、1998年7月6日香港国際空港開港から営業している。第二期は2007年に営業していた第二ターミナル駅と第一ターミナル内の東大堂駅を結ぶ路線(距離:1180メートル)で、全線単線で第二ターミナル駅から東大堂駅への片方向(距離:430メートル)しか搭乗できない。2010年スカイピアーが空港の隣に営業し、第二期路線は第二ターミナル駅からフェリーターミナル駅に延びた[1]。
運賃と乗客
運賃は無料である。ゲートエリアにあるので、航空便乗客のみ利用できる。
車両
第一期の車両は三菱重工が製作し[2]、第二期の車両はIHI(旧名:石川島播磨重工業)が製作した。日本の新交通システムに基づいて、ゴムタイヤ駆動を使う。車両はステンレス製車体で三相交流600V集電、最高運行速度は62km/h、地下区間で自動運転を行っている。車両の運行とメンテナンスは香港MTRが担当している[3]。
関連項目
- クリスタルムーバー - 三菱重工業製のAPM車両。
外部リンク
- 香港国際空港新交通システム (英語)
- 三菱重工全自動無人運転車両
- 「IHI初の交通事業 香港国際空港向けAPMシステム」『石川島播磨技報』Vol.46 No.4 ( 2006-12 ) (PDF) - IHI
- 1 香港国際空港新交通システムとは
- 2 香港国際空港新交通システムの概要
- 香港国際空港新交通システムのページへのリンク