阪神5700系電車
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形式
列車はMc-M車の各2両のユニットで構成されている[2]。車番は5500系同様、梅田方には奇数の連番、元町方には偶数の連番が付与される[2]。
車種構成と搭載機器、諸元を示す[21]。SIVは補助電源装置、VVVFは制御装置、CPは空気圧縮機、BTは蓄電池[22]。
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形式 | 5701形 | 5801形 | 5801形 | 5701形 |
車種 | Mc1 | M1 | M2 | Mc2 |
搭載機器 | SIV, CP | VVVF, BT | VVVF, BT | SIV, CP |
自重 | 34.0 t | 37.0 t | 37.0 t | 34.0 t |
主電動機出力 | 190 kW×2 | 190 kW×4 | 190 kW×4 | 190 kW×2 |
定員(座席) | 124 (41) | 133 (45) | 133 (46) | 124 (41) |
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5703
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5803
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5804
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5704
運用
2015年に5701編成が落成し、同年8月より営業運転を開始した[16][23]。運転開始当初は1日4往復の固定運用で、運転時刻もウェブサイトや乗降扉を手動扱いとする駅のホームに掲示されていた[24]。同年12月1日以降は日ごとに異なる運用となった[23]が、2016年10月はブルーリボン賞受賞により土休日ダイヤに限り固定運用で営業運転を実施した[25]。
以降も増備が続いており[26]、2019年12月には5711編成が[27]、2020年2月には5713編成が[28][29]、それぞれ運行を開始した。この2編成に限っては、5500系の武庫川線転用に伴う不足分として投入されている。2021年度以降は、引き続き、阪神最後の青胴車となる5001形の置き換えを目的とした増備が行われ、2024年1月現在では13編成52両が在籍している。
その他
- 『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)の20周年記念企画として、初期に行われていた『電車リレー対決』の復刻版「TOKIOvs阪神電車 リレー対決」が2015年11月8日に放送され、打出駅にて本系式とTOKIOの5人が50メートル×5人のリレー方式で250m競走を行った[30][31]。5500系を用いて行われた1998年以来、17年ぶりの対決となった[30]。
- 尼崎競艇場においては、同車両の登場以降「阪神電車 ジェットシルバー5700杯」という冠レースが組まれている[32]
- ^ “【阪神】5700系試乗会開催|RMニュース|鉄道ホビダス”. ネコ・パブリッシング (2015年7月28日). 2016年3月18日閲覧。
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- ^ 「阪神電気鉄道5700系 ジェット・シルバー5700」『鉄道ファン』第654号、交友社、2015年10月。
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- ^ “2016年 ブルーリボン・ローレル賞選定車両”. 鉄道友の会 (2016年5月24日). 2016年5月24日閲覧。
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- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 鉄道ジャーナル社 2015, p. 93.
- ^ “メトロや阪急に続いて! 阪神電鉄が消費電力半減の東芝製「全閉PMSM」と「VVVFインバータ」導入”. ASCII.jp (2015年4月1日). 2015年12月9日閲覧。
- ^ a b 「阪神電車“ジェットカー”大研究」『鉄道ダイヤ情報』2019年3月号(通巻419号)、交通新聞社。p.19。
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- ^ “5700系車両の運行スケジュールについて”. 阪神電車. 2015年9月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年12月9日閲覧。
- ^ “5700系の運行スケジュール(2016年10月 土休日ダイヤ)” (PDF). 2016年12月21日閲覧。
- ^ 「大手私鉄車両ファイル2017 車両データバンク」『鉄道ファン』第676号、交友社、2017年8月。
- ^ “阪神5700系5711編成が営業運転を開始”. railf.jp. 鉄道ニュース (交友社). (2020年1月2日)
- ^ “阪神5700系5713編成が営業運転を開始”. railf.jp. 鉄道ニュース (交友社). (2020年2月13日)
- ^ “5700系車両の新造を進めています”. 阪神電気鉄道 (2020年2月11日). 2020年2月11日閲覧。
- ^ a b “2015年11月8日 放送内容 20周年企画 TOKIOvs阪神電車 リレー対決 〜平均年齢41歳のTOKIOは勝てるのか!?〜”. 日テレ. 2015年12月9日閲覧。
- ^ “TOKIO、阪神電車“ジェットカー”と17年ぶり対決 城島「グループの意地は出せた」”. ORICON STYLE (2015年10月31日). 2015年12月9日閲覧。
- ^ 当該レース最終日出走表BOAT RACEオフィシャルサイト 2023年2月21日
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- ^ ジェー・アール・アール編『私鉄車両編成表 2016』交通新聞社、2016年、196頁。
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- ^ a b ジェー・アール・アール編『私鉄車両編成表 2022』交通新聞社、2022年、201頁。
- ^ a b ジェー・アール・アール編『私鉄車両編成表 2023』交通新聞社、2023年、201頁。
- ^ Name=私鉄車両編成表2024ジェー・アール・アール編『私鉄車両編成表 2024』交通新聞社、2024年、201頁
- ^ ジェー・アール・アール編『私鉄車両編成表 2024』交通新聞社、2024年、201頁
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