野球アメリカ合衆国代表 歴史

野球アメリカ合衆国代表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/19 08:48 UTC 版)

歴史

プロ選手の参加が初めて認められた2000年シドニーオリンピックでは、元ロサンゼルス・ドジャース監督のトミー・ラソーダが指揮を執り、金メダルを獲得した。

2004年アテネオリンピックは大陸予選で敗退し、本大会出場はならなかった。

2006年3月には新設されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)第1回大会に参加。だが、2次リーグで日本は破ったものの、韓国メキシコに連敗を喫し敗退した。

2008年8月に開催された北京オリンピックは3位で通過した。準決勝でキューバに敗れるも3位決定戦で日本に勝利し、銅メダルを獲得した。

2009年3月に開催された第2回WBCでは、準決勝で日本に敗れ、ベスト4となった。

2013年3月の第3回WBCでは2次ラウンドドミニカ共和国プエルトリコに敗れ、2次ラウンド敗退となった。

2015年7月のパンアメリカン競技大会に男女で出場した。男子は決勝戦でカナダに敗れ2位となり[1]、女子は優勝を果たした。8月から9月にかけては2015 WBSC U-18ワールドカップに出場している。11月には新設されたWBSCプレミア12第1回大会に出場した。決勝で韓国に敗れ準優勝だった。

2017年3月に開催された第4回WBCでは、準決勝で日本を下し、決勝ではプエルトリコを破り初優勝を果たした[2]

2019年11月に第2回WBSCプレミア12に参加した。3位決定戦でメキシコに敗れ、4位だった。これにより、東京オリンピック出場権を東京オリンピック野球競技予選英語版のうちアメリカ大陸予選で先ず争うことになった。

2021年4月6日に東京オリンピック野球競技アメリカ大陸予選の代表監督をマイク・ソーシアが務めることが発表された[3]。迎えたオリンピック本戦では、8月2日の試合で日本にサヨナラ負けを喫した。敗者復活戦でドミニカ共和国、準決勝で韓国を破り、決勝で再び日本と対戦して敗れはしたものの銀メダルを獲得している。


  1. ^ Costly errors sink U.S., Canada wins Pan Am baseball gold in wild final Toronto2015 Pan Am/Parapan Am (英語) (2015年7月19日) 2015年7月21日閲覧
  2. ^ American Beauty: USA dominates PR in final World Baseball Classic (英語) (2017年3月22日) 2017年3月23日閲覧
  3. ^ Mike Scioscia Named Team USA Manager” (英語). USA Baseball (2021年4月6日). 2021年5月1日閲覧。





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