連勝記録 (大相撲)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/28 07:25 UTC 版)
十両を含む連勝記録
- 20連勝以上した記録に限定して列挙する。
- 優勝決定戦の敗北は吟味しない。
- 四股名は全て当時のもの。
- ○の力士は幕下から十両にかけての連勝記録、◎の力士は十両から幕内にかけての連勝記録、太字の力士は幕下から幕内にかけての連勝記録の達成者を示している。
順位 | 力士名 | 連勝 | 連勝開始 | 停止直前の白星 | 停止の理由 |
---|---|---|---|---|---|
1位 | 北の冨士(後の北の富士)◎ | 23連勝 | 1963年9月場所13日目 | 1964年1月場所5日目 | 同場所6日目の若見山戦で敗北 |
2位 | 栃ノ心◎ | 22連勝 | 2014年7月場所12日目 | 2014年11月場所3日目 | 同場所4日目の玉鷲戦で敗北 |
3位 | 長浜(後の豊山)〇 | 21連勝 | 1970年3月場所11日目 | 1970年9月場所5日目 | 同場所6日目の輪島戦で敗北 |
把瑠都 | 2006年1月場所5日目 | 2006年5月場所初日 | 同場所2日目の栃乃花戦で敗北 | ||
阿炎○ | 2021年3月場所初日 | 2021年7月場所7日目 | 同場所中日の魁勝戦で敗北 | ||
6位 | 照ノ富士○ | 20連勝 | 2019年11月場所初日 | 2020年1月場所13日目 | 同場所14日目の錦木戦で敗北 |
幕下以下における連勝記録
- 幕下以下1場所7番制が導入された1960年7月場所以降の記録。
- 太字は序ノ口に初めて在位した場所の1番相撲からの連勝記録。
- 20連勝以上した記録に限定して列挙する。
- 優勝決定戦の敗北は吟味しない。
- 四股名は全て当時のもの。
順位 | 力士名 | 連勝 | 連勝開始 | 停止直前の白星 | 停止の理由 |
---|---|---|---|---|---|
1位 | 土佐豊 | 30連勝 | 2007年5月場所8日目 | 2008年1月場所9日目 | 同場所11日目の阿覧戦で敗北 |
2位 | 佐久間山(後の常幸龍) | 27連勝 | 2011年7月場所2日目 | 2012年1月場所11日目 | 同場所13日目の千昇戦で敗北 |
3位 | 板井 | 26連勝 | 1978年11月場所初日 | 1979年5月場所9日目 | 同場所10日目の大錦戦で敗北 |
志賀(後の栃東) | 1995年1月場所8日目 | 1995年9月場所2日目 | 同場所3日目の出羽嵐戦で敗北 | ||
5位 | 元林 (後の欧勝竜) | 24連勝 | 2019年7月場所2日目 | 2020年1月場所5日目 | 同場所7日目の琴太豪戦で敗北 |
6位 | 古市 | 22連勝 | 1998年5月場所3日目 | 1998年11月場所4日目 | 同場所5日目の西野戦で敗北 |
時天空 | 2002年9月場所初日 | 2003年3月場所初日 | 同場所3日目の古市戦で敗北 | ||
竜電 | 2014年7月場所13日目 | 2015年1月場所13日目 | 翌場所2日目の天空海戦で敗北 | ||
飛翔富士 | 2015年3月場所初日 | 2015年9月場所2日目 | 同場所4日目の千代翔馬戦で敗北 | ||
10位 | 琴天太改め琴天山 | 21連勝 | 1986年1月場所初日 | 1986年5月場所13日目 | 初土俵以来無敗で廃業 |
朝青龍 | 1999年3月場所5日目 | 1999年9月場所3日目 | 同場所6日目の若風戦で敗北 | ||
白石(後の白乃波) | 2004年7月場所初日 | 2004年11月場所13日目 | 翌場所初日の一の谷戦で敗北 | ||
北勝国 | 2010年11月場所2日目 | 2011年5月場所13日目 | 翌場所初日の北磻磨戦で敗北 | ||
木﨑(後の美ノ海) | 2016年5月場所5日目 | 2016年11月場所4日目 | 同場所5日目の豪頂山戦で敗北 | ||
炎鵬 | 2017年5月場所2日目 | 2017年9月場所13日目 | 翌場所2日目の常幸龍戦で敗北 | ||
北青鵬 | 2020年7月場所初日 | 2020年11月場所13日目 | 2021年1月場所は2019新型コロナウイルス感染者 との濃厚接触の可能性があるため初日から休場。 2021年3月場所2日目の時栄戦で敗北 | ||
藤青雲 | 2021年5月場所2日目 | 2021年9月場所13日目 | 翌場所2日目の上戸戦で敗北 | ||
18位 | 深尾(後の明瀬山) | 20連勝 | 2008年3月場所2日目 | 2008年7月場所11日目 | 同場所13日目の駿河司戦で敗北 |
寺下(後の丹蔵) | 2009年9月場所13日目 | 2010年3月場所9日目 | 同場所11日目の大露羅戦で敗北 | ||
安彦(後の剣翔) | 2014年3月場所初日 | 2014年7月場所11日目 | 同場所13日目の飛燕力戦で敗北 | ||
安青錦 | 2023年11月場所初日 | 2024年3月場所11日目 | 同場所13日目の長村戦で敗北 |
尚、十両昇進によって停止した幕下以下における連勝に限定すると、長浜広光(上述)及び山崎直樹(後の大翔山)の16連勝が最多。十両昇進後も両者の連勝は続き、最終的に長浜は21連勝、大翔山は18連勝まで伸ばした。
関連項目
注釈
- ^ 平幕~横綱にかけて記録されたものである。平幕~大関時代に限れば40連勝となる。
- ^ 横綱としての記録に限定すると、歴代1位の記録となる。
戦後・年6場所15日制・平成・21世紀・昭和(戦後)生まれで現在最多記録。
現行の制度では最多記録。 - ^ 戦前の昭和生まれで最多。
- ^ 2009年1月場所千秋楽、優勝決定戦(●朝青龍)の勝敗は含まない。
- ^ 大関~横綱時代に達成した記録である。
- ^ 大関時代に達成した記録である。
- ^ 2018年11月場所は全休。2018年7月場所4日目の不戦敗を除くと28連勝
- ^ 大関~横綱時代に達成した記録である。
- ^ 2019年5月場所は全休。
- ^ 平成生まれでは最多、令和時代では最多。
- ^ 2001年5月場所千秋楽、優勝決定戦(●貴乃花)の勝敗は含まない。
- ^ 最高位は大関である。最高位が大関以下では最多である。
- ^ 最高位は大関である。
- ^ 最高位は大関である。
出典
- ^ 綱獲り豪栄 史上25人目20連勝!スポニチ。
- 1 連勝記録 (大相撲)とは
- 2 連勝記録 (大相撲)の概要
- 3 十両を含む連勝記録
- 4 脚注
- 連勝記録 (大相撲)のページへのリンク