覚園寺 文化財

覚園寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 21:49 UTC 版)

文化財

重要文化財
  • 開山塔
  • 大燈塔
  • 木造薬師如来及日光菩薩・月光菩薩坐像[注釈 2]
  • 木造十二神将立像
  • 木造地蔵菩薩立像
  • 覚園寺文書(97通)8巻1幅
  • 開山塔納置品(黄釉草葉文壺1合、銅五輪塔1基、阿弥陀経笹塔婆59葉、褐釉壺1口)・大燈塔納置品(褐釉双耳壺1口、水晶五輪塔(金銅蓮台共)1基)
史跡

境内が「覚園寺境内」の名称で1967年(昭和42年)6月22日、国の史跡に指定されている。

行事

  • 黒地蔵縁日(8月10日午前0時 – 正午)

アクセス・拝観

  • JR横須賀線江ノ島電鉄鎌倉駅より京浜急行バス「大塔宮」(鎌倉宮)下車徒歩10分
  • 愛染堂は拝観自由。その先の境内には自由に立ち入ることはできず、決められた時間に寺側の案内者の先導で拝観する。拝観料は一般500円、小中学生は200円。拝観は10時から15時までの間、1時間毎に出発する。ただし、12時発は土日祝日のみ、荒天日、8月中、年末年始などは拝観が中止となる。
  • 2020年3月より、新型コロナウイルス対策のため、当面の間、拝観方法を変更。定時参集・案内付きの拝観は中止されている。詳細は寺の公式サイトを参照。
  • 黒地蔵縁日の8月10日の未明〜正午までは自由参拝可。

脚注

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参考文献

  • 特別展図録『覚園寺 開山智海心慧七百年忌記念』、鎌倉国宝館、2005
  • 『鎌倉市史・資料編』第一、吉川弘文館、1959年
  • 大森順雄『覚園寺と鎌倉律宗の研究』、有隣堂、1991年
  • 久野健監修、川尻祐治編『関東古寺の仏像』芸艸堂、1976
  • 山形雄三監修『かたちの美 やさしい古建築の味わい方』、潮音会、1994
  • 安田三郎・永井路子・山田き巳男(「き」は言偏に「喜」)『鎌倉歴史散策』(カラーブックス361)、保育社、1976
  • 「新指定の文化財」『月刊文化財』501号、第一法規、2005
  • 河井恒久 等編 編「巻之ニ 覚園寺」 『新編鎌倉志』 第5冊、大日本地誌大系刊行会〈大日本地誌大系〉、1915年、25-26頁。NDLJP:952770/27 
  • 「山之内庄二階堂村下覚園寺」 『大日本地誌大系』 第39巻新編相模国風土記稿4巻之90村里部鎌倉郡巻之22、雄山閣、1932年8月。NDLJP:1179229/181 

関連項目


注釈

  1. ^ 岩波写真文庫復刻ワイド版『鎌倉 1950』に、1950年頃の覚園寺の写真が掲載されており、当時は寺内がかなり荒廃していたことが分かる。
  2. ^ この種の三尊像の、文化財としての名称は「〇〇如来及両脇侍像」と表記するのが通例だが、本三尊像については指定名称が「薬師如来及日光菩薩・月光菩薩坐像」となっている。

出典

  1. ^ a b c d 新編鎌倉志 1915, p. 25.
  2. ^ 新編相模国風土記稿 二階堂村 覚園寺.
  3. ^ a b 『鎌倉歴史散策』、p.40
  4. ^ 新編鎌倉志 1915, p. 26.
  5. ^ 『覚園寺 開山智海心慧七百年忌記念』、pp.108 – 109;『関東古寺の仏像』、p.94;『かたちの美 やさしい古建築の味わい方』、pp.72 – 73
  6. ^ 『覚園寺 開山智海心慧七百年忌記念』、p.20;『関東古寺の仏像』、pp.94 – 96
  7. ^ 『覚園寺 開山智海心慧七百年忌記念』、p.22;『月刊文化財』501号、pp.12 – 15
  8. ^ 『覚園寺 開山智海心慧七百年忌記念』、p.110;『かたちの美 やさしい古建築の味わい方』、p.73
  9. ^ 『覚園寺 開山智海心慧七百年忌記念』、pp.92, 104, 106


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