興世王
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/11 02:18 UTC 版)
関連作品
脚注
参考文献
- 日本史史料研究会監修、赤坂恒明著『「王」と呼ばれた皇族』吉川弘文館、2020年
関連項目
- ^ a b https://eifukuji.net/
- ^ 赤坂[2020: 87]
- ^ 当時の「検注」とは、国司がその任地の有力者から受け取る莫大な貢物・賄賂が目当である事が多く、興世王らも正任の国司が赴任する前に自らの赴任直後に行っている事を見ても、それが目的であったと思われる。
- ^ 『将門記』では「箸ノ如キノ主ハ、眼ヲ合ハセテ、骨ヲ破リ膏ヲ出スノ計ヲ成ス。」と興世王と源経基それぞれを一対の「箸」に例えて横暴振りを表現している。
- ^ 和解に応じ、国府に入って将門らと会見した興世王と異なり、経基は警戒して留まっていた。
- ^ 『将門記』に興世王と百済王貞連は「姻婭ノ中」(=姻戚関係)とあり、『楊守敬旧蔵本』に「姻婭」に「アヒムコ」と附訓を施している事から、お互いの妻が姉妹であったとみられる。
- ^ 『将門記』に「竊カニ將門ニ議テ云ク」とあり、興世王が将門をそそのかしたとしている。
[前の解説]
興世王と同じ種類の言葉
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