興亜報国団とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 興亜報国団の意味・解説 

興亜報国団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/10/20 05:00 UTC 版)

興亜報国団
各種表記
ハングル 흥아보국단
漢字 興亞報國團
日本語読み: こうあほうこくだん
テンプレートを表示

興亜報国団日本統治時代の朝鮮で組職された団体である。準備委員会段階で解体されたので興亜報国団準備委員会とも言う。

1941年8月に日中戦争時局に対する協助のために組職された。尹致昊が主導して準備委員会を結成した。目的は戦時体制の皇国精神高揚と時局認識宣伝だった。

準備委員会結成の席で高元勲(고원훈)が「出戦将兵の労苦に感謝する」と言う内容の講演をするなど活動する中で、1941年8月に同じような性格の団体である臨戦対策協議会と統合して朝鮮臨戦報国団を結成することで解体された。

興亜報国団の綱領は次の通り。

  1. 皇国精神の高揚
  2. 強力な実践力の発揮
  3. 時局認識の徹底とその対策決行
  4. 勤労報国の実行

尹致昊、朴興植(박흥식)、曺秉相(조병상)、金秊洙(김연수)、高元勲、 金思演(김사연)などが戦時体制協力方案を論議した後、朝鮮総督府と協議して組職された。

中央委員会常任委員名簿は次の通り。

参考資料

  • 친일인명사전편찬위원회 (2004年12月27日). 《일제협력단체사전 - 국내 중앙편》. 서울: 민족문제연구소. ISBN 8995330724



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「興亜報国団」の関連用語

興亜報国団のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



興亜報国団のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの興亜報国団 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS