肉眼 肉眼の概要

肉眼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 10:00 UTC 版)

一般な用法として

一般的に肉眼というと望遠鏡双眼鏡顕微鏡などを付けずに見ることやその場合の視力を指す。また眼鏡をかけての視力の場合は矯正視力と言うほうが一般的であり、メガネやコンタクトレンズを使用しないことを裸眼(らがん)と呼ぶ。

肉眼の使用状況の変化

近視も参照

近年のめざましい情報技術進歩の結果、目を酷使することが増えドライアイという目の異状を訴える症状が多く報告されるようになった(なお、テレビを見たり、ゲームをしたり、パソコンの画面を見たりして近視になると思いがちだが科学的な根拠は一切ない)。

そのためかゲームの説明書には定期的に目を休ませる旨が書かれるようになった。また最近は目を休ませるための健康法が紹介されたり[1]、アイスパッド(いわゆるアイスピロー)が発売されるようになった。

天文学として

天文学では、望遠鏡が発明されるまでは肉眼でしかを観察できなかった。星座を用いての視力検査がなされるほどであった。その後望遠鏡の発明により観測可能な星は飛躍的に増え[2]、より暗い星でも観察することができるようになった。

なお望遠鏡で見える星の明るさ(等級)は口径などによるが355mm口径で15等星まで[3]。一方肉眼では(十分暗いところで)6等星までである。等級が1増える(減る)ごとに明るさは約2.512倍変化するので、355mm口径望遠鏡では最大で肉眼の約4000倍の暗さの星が見えるということになる。(2.512^(15-6)≒3982.69となる)

脚注




「肉眼」の続きの解説一覧




肉眼と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「肉眼」の関連用語

肉眼のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



肉眼のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの肉眼 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS