秋田魁新報
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さきがけABSニュース(ABSテレビ)
『さきがけABSニュース』(さきがけエイビーエスニュース)は、秋田魁新報が協力する秋田放送テレビ(秋田県・NNN・日本テレビ系)のミニ県内ニュース番組。
主にゴールデンタイムのミニ番組枠で放送されるが、週末は『ズームイン!!サタデー』や『news every.サタデー』『NNNニュースサンデー』の県内ニュースが本番組の扱い(内包別番組)で放送される。1992年春頃まで(遅くとも秋田朝日放送の開局直前まで)は「さきがけニュース(制作ABS)」というタイトルだった。なお、秋田放送ラジオのニュースは現在も『さきがけニュース』として放送している。改題の頃から、旧来のテロップ式ニュースからキャスターの顔出し付きになった。
夜版については一時期『きょうの出来事』内でも放送された時期がある。
- タイトルアニメーション
- 改題直後(1992 - 1996) - 水面を模した映像をバックにタイトルが飛んでくる。このころのABS短時間ニュース向けブースには、この1世代前(テロップ式「さきがけニュース」時代)のタイトルロゴ背景に存在した「N・E・W・S」の文字が入った看板が掲げられていた。
- 2代目(1996 - 2006) - 黄緑色の物体をバックにしたタイトル。ここまで「さきがけABS・ニュース」の2段組み。なお2000年ごろに10秒バージョン(スポンサーがある時間帯用)テーマ曲のキーを下げる・効果音のタイミングを変えるマイナーチェンジを行った。
- 3代目(2006 - 2020) - 16:9画面に対応。青い背景をバックにしたもので「さきがけ・ABSニュース」の2段組み。そしてさきがけとABSニュースの間には「SAKIGAKE」の文字が入っている。このバージョンの途中からスポンサーの有無にかかわらずタイトルアニメーションは10秒になった。
- 4代目(2020 - 現在) - 社屋移転に合わせ約15年ぶりに変更。タイトル表示も「SAKIGAKE ABS NEWS」に変更。ライン描画による秋田県のシルエットが背景のタイトル。スポンサーがない時間帯のタイトル映像は5秒に戻されたが2022年4月現在土曜夕方のみノンスポンサーながら10秒のタイトル映像が使われる
放送時間
朝
- 平日(『ZIP!』に内包):6:56頃
- 土曜(『ズームイン!!サタデー』に内包):6時台前半のローカル枠を利用して放送、ニュースと天気の間に全国の天気が入る。またこの時間帯は、独立したオープニング・エンディングアニメも流れる(日曜も同様)。
- 日曜:6:28頃 - 6:30
- 『NNNニュースサンデー』終了直後のCM枠を利用し、ヒッチハイク型内包独立番組として放送。
夕方
- 土曜(『news every. サタデー』に内包):17:20頃 - 17:25
- 日曜:17:25 - 17:30
かつては『真相報道 バンキシャ!』内で県内ニュースを伝えていたが(番組終盤のお天気コーナーを差し替え。1世代前の番組「The独占サンデー」では「ニュースプラス1サンデー・独占!!スポーツ情報」までの名残で6時20分ごろの放送だった)、後に独立。現在『バンキシャ!』内の最後のローカル枠では県内の天気を伝えている(読み上げは通常この枠を担当したアナウンサーがそのまま担当する)。また、同枠を全編差し替えできるようになるまでは(それ以前は「バンキシャ!」の全国の天気・来週の動き・エンディングトークをそのまま放送)、本番組が県内ニュース+天気という構成になっていた。
2018年7月からは2019年まで川口愛(フリーアナウンサー)が担当していた[32]。
夜(ゴールデンタイム)
- 月曜:21:54 - 22:00
- 火曜 - 木曜:19:54 - 20:00 (自社制作ミニ番組差し替え可能枠の放送時間変更により、2022年4月に20:54-21:00から移転)
- 金曜 - 日曜:20:54 - 21:00
一部曜日はABSお天気情報(あすの秋田の天気)もセットで放送(編成上はニュース・天気3分ハーフ)。2022年春の時点で、「ニュース+天気」編成の曜日は、天気には必ずスポンサーが付いている。8時またぎ(2022年3月までの火~木曜は9時またぎ)特番編成時は番宣枠「ABSヨンチャンなび」を優先し休止することが多い。ただし、通常「ニュース+天気」編成の曜日でニュースのみ休止の場合、天気は通常通り放送することが多い。「NNNニューススポット」があった時代は21:54 - 22:00が標準の放送時間で、「火曜サスペンス劇場」がある火曜日と「水曜ロードショー」がある水曜日→「金曜ロードショー」がある金曜日は「ニューススポット」と連続放送をしていた。金曜の「ニューススポット」のあとに自社制作のミニ番組を放送していた時期は「金曜ロードショー」のあとに放送していた。
座標: 北緯39度43分05.8秒 東経140度5分17.1秒 / 北緯39.718278度 東経140.088083度
注釈
出典
- ^ “22年6月ABC部数”. 新聞情報. (2019年5月18日)
- ^ a b c “安藤 和風<自由の群像>碑に記名された新聞人”. 秋田県立秋田高等学校同窓会 (2013年11月29日). 2020年10月4日閲覧。
- ^ 秋田の人々 1964, p. 50.
- ^ “株式会社秋田魁新報社は、こんな会社です!”. COURSE 秋田県エリア (2021年10月29日). 2022年2月11日閲覧。
- ^ “読売新聞メディアデータ2020 上位3紙朝刊販売部数・世帯普及率” (PDF). 読売新聞広告局. 2021年2月4日閲覧。
- ^ a b 大館支社、横手支社を開設 秋田魁新報社・お知らせ[リンク切れ]
- ^ a b c 秋田市史第4巻 2004, p. 11.
- ^ a b c 秋田市史第4巻 2004, p. 109.
- ^ 秋田魁新報百年史 1974, p. 3.
- ^ 新聞人 安藤和風 1967, p. 51.
- ^ 秋田魁新報百年史 1974, p. 56.
- ^ 秋田魁新報百年史 1974, pp. 56–58.
- ^ a b c 秋田魁新報百年史 1974, p. 64.
- ^ a b c d e f g h i j k 秋田魁新報百年史 1974, 巻末年表より
- ^ 大蔵省印刷局 1895, pp. 303.
- ^ 新聞人 安藤和風 1967, p. 85.
- ^ 新聞人 安藤和風 1967, p. 102.
- ^ 秋田魁新報百年史 1974, p. 259.
- ^ “等身大の佐々木希さんを紙面で再現-秋田の地元紙が周年企画で”. 秋田経済新聞. (2014年7月2日) 2014年11月9日閲覧。
- ^ “新聞をつないでつくる等身大の秋田美人=佐々木希”. 宣伝会議デジタルマガジン (2014年9月). 2021年2月4日閲覧。
- ^ “秋田魁新報 残業代未払い 労基署が是正勧告”. 河北新報社. (2014年11月6日) 2014年11月9日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “秋田魁新報、残業未払い=7500万円、労基署が是正勧告”. 時事通信社. (2014年11月5日) 2014年11月9日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “秋田)大森山動物園と八橋球場のネーミングライツ決まる”. 朝日新聞社. (2015年11月21日) 2015年12月27日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “秋田出身の佐々木希さんが地元紙編集長に 県内回り自ら取材も”. 秋田経済新聞. (2017年11月17日) 2018年2月6日閲覧。
- ^ “佐々木希さんが、「秋田の魅力発信」編集長に就任!”. 電通報 (2017年11月22日). 2021年2月4日閲覧。
- ^ “菊池寛賞に林真理子氏、篠山紀信氏らが決定”. デイリースポーツ. (2020年10月13日) 2020年10月13日閲覧。
- ^ a b 『「地方紙は死ねない」 - ノーナレ』(テレビ番組)NHK、2021年11月27日 。
- ^ 青森放送のテレビ欄は、テレビ放送開始翌日の1959年10月2日から掲載。
- ^ 出典:1959年10月及び1960年9月と10月のラジオ・テレビ欄(大館市中央図書館で閲覧)から。
- ^ 2011年2月6日放送「18時のNHKニュース」から
- ^ “第83回全県短歌大会”. 秋田魁新報 (2022年2月23日). 2022年4月28日閲覧。
- ^ 7月から土・日のニュースをお伝えします。[リンク切れ] - お知らせ 秋田放送 2018年6月26日
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- 2 秋田魁新報の概要
- 3 テレビ・ラジオ欄
- 4 提供・主催
- 5 さきがけABSニュース(ABSテレビ)
- 6 脚注
固有名詞の分類
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