私が愛したウルトラセブン スタッフ

私が愛したウルトラセブン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/11 08:40 UTC 版)

スタッフ

エピソード

  • ソガ(阿知波信介)役の布川敏和は、この後『ウルトラマンダイナ』のコウダ・トシユキ役でレギュラー入りし、他にも映画などの円谷作品に関わっている。また、坂井哲也役の別所哲也は『ULTRAMAN』で主人公・真木舜一、佐野史郎は『ウルトラQ dark fantasy』や『ウルトラマンマックス』のナレーターを務めることになる。
  • 「ヒロインが事故で重傷となり交代する」という設定は、市川がメインライターを務めた『ウルトラマンA』で類似の事象が実際に発生している(足の骨折による交代。詳細は「星光子#『ウルトラマンA』の出演と降板」を参照)。なお、クランクイン直前の『ウルトラセブン』のヒロイン交代は事実であるが(隊員服も前任者に合わせて作られている)、実際に劇中で描かれたような事故は起きてはおらず、交代は前任者のスケジュールの都合によるものである。
  • 本作品で金城哲夫を演じた佐野史郎は、前年にドラマ『ずっとあなたが好きだった』の桂田冬彦役でブレイクしたこともあり、バンダイビジュアルからVHSソフトがリリースされた際には、宣伝活動の一環として「あの冬彦さんを演じた佐野が金城役」という、キャスティングの異色さを必要以上に強調する旨のキャッチコピーが付けられていた。
  • 本作品に上原正三役で出演した仲村トオルは、ほぼ同じころに民放で放映されたドラマ『ゴールデンボーイズ』(こちらも市川が脚本を執筆)ではこのドラマより少し前の時代(脚本家デビュー前)の市川森一役を演じている。
  • 第2部のラストの打ち上げのシーンで、スタッフが盆踊りのように踊りを踊るシーンがあるが、このシーンに使われたのは、『セブン』より後の作品である『帰ってきたウルトラマン』の挿入歌として作られた「怪獣音頭」だった。
  • 後に雑誌取材で、森次晃嗣とひし美ゆり子による本作についての対談があり、実際の当事者として観た場合、あり得ない部分もあるとコメントしつつも、当時の雰囲気が良く出ていたと、おおむね好意的な評価を述べている。
  • 上原正三による『ウルトラセブン』の未映像化脚本「300年間の復讐」の一部が映像化されており、それに伴い登場するトーク星人と甲冑人間も新たにデザインされ、登場している。
  • 第1・2部に登場したピット星人の着ぐるみは後に修復され、『ウルトラセブン 太陽エネルギー作戦』に登場したピット星人に流用された[2]

映像ソフト化

  • LD化やVHSビデオ化を経て、2002年10月23日にはDVDが2枚組でバップより発売された[6]

  1. ^ UPM vol.37 2022, p. 31, 「円谷プロ作品新紀行『ウルころ』、『ウルトラに材をとったドラマたち』」
  2. ^ a b 『テレビマガジン特別編集 平成ウルトラビデオ全集』(講談社)P.16
  3. ^ シンポジウム - HISTORICA2010
  4. ^ 上楽敦子 - IT企画
  5. ^ a b c 『ウルトラセブンISM』(辰巳出版、2002年)P.141
  6. ^ 私が愛したウルトラセブン - VAP(インターネットアーカイブ2012年12月2日分キャッシュ)


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