神戸川 (島根県) 神戸川 (島根県)の概要

神戸川 (島根県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/06 12:50 UTC 版)

神戸川
水系 一級水系 斐伊川
種別 一級河川
延長 82.4 km
平均流量 -- m³/s
流域面積 471.3 km²
水源 女亀山(島根県)
水源の標高 830.3 m
河口・合流先 大社湾(島根県)北緯35度22分25.7秒 東経132度40分28.7秒 / 北緯35.373806度 東経132.674639度 / 35.373806; 132.674639
流域 島根県
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地図外部リンク
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神戸川 8707040244 斐伊川水系 地図 神戸川流路
斐伊川放水路(1 - 2 間の青い線)
1.斐伊川放水路分流堰
2.神戸川合流点、3.神戸川河口

地理

女亀山に源を発し中国山地を北流。来島ダム(来島湖)で頓原川が流入する。その下流で波多川を合わせ、立久恵峡を形成。出雲平野(出雲市街)を潤し、出雲市西園町から日本海に注ぐ。来島ダムのあたりまでは国道54号に、そこから古志大橋付近までは国道184号に沿い、その直後付近から大きく西北西に流れを取る。河口に至るまで国道9号国道431号とが交差する。

歴史

出雲国風土記』には神門川(かむどのがわ)という名で記されており、神門水海(かむどのみずうみ。今の神西湖)に流入していた。当時は斐伊川も神門水海に流入しており、土砂の堆積によりたびたび洪水が起こり、流れが変わった。

寛永十一年(1635年)と十二年(1636年)の洪水を契機に人工的な流路変更(川違え)が実施され、斐伊川は宍道湖へと東流するよう固定された。元禄年間までには築堤も完成し、神戸川の現在の流れが確定した。

1972年の集中豪雨では約1300戸が浸水。堤防が決壊寸前となり、1976年に神戸川水系工事実施基本計画が策定され、斐伊川とともに一体的に治水対策がされることとなった。その後、この基本計画は2002年に河川整備基本方針に受け継がれた。

2006年7月には3名が死亡し、約170戸が浸水する洪水が発生している。

2011年志津見ダムが完成した。

流域の自治体

島根県
飯石郡飯南町出雲市



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