磁束密度 定義

磁束密度

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 16:32 UTC 版)

定義

磁束密度の定義にはいくつかある。現在最も広く用いられるのは電流強度と電線に作用する力との比である。特に電流単位をA、長さ単位mの場合のN/(Am)は、テスラ[T]とされている。

電流強度の定義と合わせて、電流1Aの無限長電線により1m離れた位置に生じる磁場は2E-7テスラとなる。

単位量の電流が流れる電線の単位長毎に働く電磁気的な力はその場の磁束密度と等値である。

位置 x に於いて、電流 I が流れている導線の長さ dl の部分に作用する力 dF は以下で与えられる。

B(x) が位置 x に於ける磁束密度である。但し×は外積である。また、この時の F は電磁力と呼ばれ、移動する荷電粒子に働くローレンツ力の和である。








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