津観音
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/20 14:52 UTC 版)
津観音 | |
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所在地 | 三重県津市大門32番19号 |
位置 | 北緯34度43分14.40秒 東経136度30分47.59秒 / 北緯34.7206667度 東経136.5132194度座標: 北緯34度43分14.40秒 東経136度30分47.59秒 / 北緯34.7206667度 東経136.5132194度 |
山号 | 恵日山 |
宗派 | 真言宗醍醐派 |
本尊 |
聖観世音菩薩 国府阿弥陀 |
創建年 | (伝)和銅2年(709年) |
正式名 | 別格本山 恵日山観音寺大宝院 |
札所等 |
三重四国八十八箇所67番札所 |
文化財 | 本文参照 |
公式サイト | 津観音 |
法人番号 | 5190005000773 |
本尊は聖観音菩薩。浅草観音、大須観音と並んで日本三大観音の一つとされる。大門地区は、同寺の門前町から繁華街として発展した。三重県では専修寺に次いで2番目に参拝者数の多い寺院であり、2013年(平成25年)には23万人が参拝した[2]。
本尊の他に崇敬を集めてきたのが「国府 阿弥陀如来」と呼ばれる三尊像である。秘仏であるが、毎月18日などに開帳される[3]。江戸時代に江戸へ運んで出開帳を行ったことから広く知られるようになった。伊勢神宮の往復に立ち寄る参拝者が増え、「阿弥陀に詣(まい)らねば片参宮」と言われるようになった。寺でこの阿弥陀を天照大神の本地仏と位置付けていたように、神仏習合を伝統としている。2012年には、観音寺を毘沙門天の一番札所として「伊勢の津七福神巡り」が開創された[4]。
- ^ “津観音について”. 津観音. 2019年12月1日閲覧。
- ^ “観光地点等分類ごとの入込客数”. 三重県雇用経済部 観光・国際局 観光政策課. 2015年1月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月25日閲覧。
- ^ 寺社逸品■国府阿弥陀三尊像(津市・津観音)二つの信仰 同居の象徴に『朝日新聞』朝刊2015年8月15日(東海版)
- ^ “「国府 阿弥陀三尊」「神仏習合~七福神・毘沙門天~」”. 津観音ホームページ. 2017年8月16日閲覧。
- ^ 三重県名所絵葉書(観音寺本堂)
- ^ 三重県名所絵葉書(観音寺仁王門)
- ^ 三重県名所絵葉書
- ^ 平成28年8月17日文部科学省告示第116号
- ^ 江戸時代の日本画家、1780-1852
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