映画 スイートプリキュア♪ とりもどせ! 心がつなぐ奇跡のメロディ♪
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クレッシェンドキュアメロディ
満身創痍のキュアメロディが、クレッシェンドトーンにその心を認められたことでパワーアップして復活した姿。クレッシェンドトーンいわく「プリキュアを超えたプリキュア」。掛け声は「爪弾くは心の調べ!」。コスチュームが大きく変わっており、全体的に色が薄くなっているほか、肩や頭頂部のリボン状のもの部分が羽のような衣装に変わっている。背中には金色の羽のようなものが追加され、腰の周辺から尾羽根のようなものも見受けられる。4人を相手に圧倒していたハウリングの強大な攻撃を拳で跳ね返してしまうほどの強大な力を持っている。
劇中ではトーンをセットするシーンは描かれておらず、変身の過程は判然としないが、玩具ではヒーリングチェストに付属するクレッシェンドトーンをキュアモジューレにセットすることで専用の変身音声が流れる。
- 必殺技
- プリキュア・パッショナートハーモニー・クレッシェンド
- キュアリズムとともに放つ合体技。通常とは異なりト音記号の左右が時間差で大きくなり、巨大化したエネルギーを相手に放つ。
ミラクルライトーン
本作で使用される「ミラクルライト」。「音楽」をイメージした作品に因み、先端に「八分音符」型の蛍光部が付いている。劇中ではハウリングとプリキュアの大決戦の最中、スズの呼び掛けに応じ、メイジャーランド国民の手に転送され、国民がライトを振った事で、プリキュア達はパワーを回復した。
「ライトーン」は、「ライト」と「トーン」(声調)の合成語。
スタッフ
- 製作 - 高橋浩(東映アニメーション)、香月純一(東映)、脇坂聰史(朝日放送)、垰義孝(バンダイ)、篠田芳彦(アサツー・ディ・ケィ)、許田周一(マーベラスAQL)、木下直哉(木下工務店)
- 企画 - 松下洋幸、梅澤淳稔
- 原作 - 東堂いづみ[2]
- 脚本 - 大野敏哉
- 制作担当 - 坂井和男、稲垣哲雄
- キャラクターデザイン・作画監督 - 高橋晃
- 美術設定 - 増田竜太郎
- 美術監督 - 渡辺佳人
- 音楽 - 高梨康治
- 編集 - 麻生芳弘
- 録音 - 川崎公敬
- 音響効果 - 石野貴久(サウンドリング)
- 選曲 - 水野さやか(スワラプロ)
- 記録 - 沢井尚子
- 録音スタジオ - タバック
- 現像 - 東映ラボ・テック
- 監督 - 池田洋子
- アニメーション制作 - 東映アニメーション
- 製作 - 映画 スイートプリキュア♪ 製作委員会(東映アニメーション、東映、バンダイ、アサツー ディ・ケイ、朝日放送、マーベラスAQL、木下工務店)
- 配給 - 東映
主題歌
本作はオープニング・エンディング共に後期主題歌がそのまま使用された。
- オープニングテーマ
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- 「ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪〜∞UNLIMITED∞ ver.〜」
- 作詞 - 六ツ見純代、作曲 - marhy、編曲 - 久保田光太郎、歌 - 工藤真由
- エンディングテーマ
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- 「♯キボウレインボウ♯」
- 作詞 - 六ツ見純代、作曲 - 山崎燿、編曲 - Mine Chang、歌 - 池田彩
- 「心の歌」の後に流れるため、テロップは一切無く、ダンス用のエンディングである。映像は第38話以降のエンディングアニメーションの先行公開である。
- 劇中歌
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- 「心の歌」
- 作詞 - Remi、作曲・編曲 - 高梨康治、歌 - Remi
- 上記の通り、劇中歌だけでなくエンディングとしても使用され、スタッフロールはこの曲で流される。
注釈
- ^ 前作『映画 ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー…ですか!?』のみ現実世界( フランス・パリ)。
- ^ 映画前作『映画 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ☆虹色の花』では、響と奏が他のプリキュア19名と一斉に変身する関係上、変身シークエンスが極端に短縮されたため、ドリーとレリーは劇中に登場しなかった。
- ^ 劇中では「黒ミューズ」は登場しなかったが、プロローグの「ミラクルライト解説」では、「ライトを振り回すのは危ない」と警告するハミィが、「黒ミューズ」の仮面をしている場面が存在した。
- ^ 「担当キャラ9名」というのは、2013年公開の『映画 ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス』の10名(変身前のプリキュア5名と妖精5名)に抜かれるまで最多記録で、「妖精だけ」では現在まで最多記録。しかし担当声優はハミィ役が三石琴乃、フェアリートーン役は8名全て工藤真由の、計2名であるため、「担当声優2名」は現在まで最少記録である。
- ^ 表はプリキュア4名(キュアメロディはクレッシェンドキュアメロディ形態)とフェアリートーン、裏にはハミィが描かれており、ハミィの耳は裏返すとクレッシェンドキュアメロディの翼になっている。
出典
- ^ a b c d e f g h 『月刊アニメージュ』2011年11月号74 - 75頁。
- ^ a b c JAL海外ツアーサイト
- ^ “『映画 スイートプリキュア♪(仮題) | 東映[映画]”. 2011年1月26日閲覧。
- ^ a b c 加藤レイズナ (2011年10月28日). “娘が見た父親の涙は〈映画「スイートプリキュア♪」制作者インタビュー1 梅澤淳稔プロデューサー前編〉”. エキサイト. 2011年10月29日閲覧。
- ^ 加藤レイズナ (2011年11月2日). “ハミィはキュアハミィだったワン!〈映画「スイートプリキュア♪」制作者インタビュー2 池田洋子監督〉”. エキサイト. 2011年11月2日閲覧。
- ^ 「『映画 スイートプリキュア♪』オリジナルサウンドトラック」付属ブックレット3-4頁「高梨康治インタビュー」より。
- ^ “三谷幸喜ブランドは健在!!『ステキな金縛り』が首位ぶっちぎり!!『三銃士』『プリキュア』新作がベスト3に初登場!!”. シネマトゥデイ (2011年11月2日). 2011年11月9日閲覧。
- ^ 『7月23日(土)〜9月25日(日) 「2011 西武線スマイルスタンプラリー」実施』(プレスリリース)西武鉄道、2011年7月15日 。2011年10月23日閲覧。
- ^ 『【ニュースリリース】「映画スイートプリキュア♪」公開記念 横浜市営地下鉄スタンプラリー』(プレスリリース)横浜市交通局、2011年10月7日 。2011年10月23日閲覧。
- ^ 『映画『スイートプリキュア♪とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ♪』とチャレンジ25キャンペーンのタイアップポスターを希望する企業・団体に無料で配布!』(プレスリリース)チャレンジ25キャンペーン事務局、2011年8月31日 。2011年10月23日閲覧。
- ^ “映画スイートプリキュア♪ プレゼントキャンペーン”. 2011年10月23日閲覧。
- ^ “スイートプリキュア プレゼントキャンペーン:イベント&おトク情報”. 2011年10月23日閲覧。
- ^ 『ちらばった音符をとりもどせ! 「goo」で、映画「スイートプリキュア♪」とのコラボレーションキャンペーンを開催』(プレスリリース)2011映画スイートプリキュア♪製作委員会、NTTレゾナント、2011年10月18日 。2011年10月23日閲覧。
- ^ 『「映画スイートプリキュア♪とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ♪」公開記念 「ナムコ プリキュア大好き!フェスティバルff(フォルティシモ)」を開催!』(プレスリリース)ナムコ、2011年9月20日 。2011年10月23日閲覧。
- ^ 『「映画スイートプリキュア♪とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ♪」公開記念 プリキュアづけ グアム4・5日間』(プレスリリース)ジャルパック、2011年9月29日 。2011年10月23日閲覧。
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