星のカービィ トリプルデラックス コピー能力

星のカービィ トリプルデラックス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/29 14:34 UTC 版)

コピー能力

過去のシリーズに登場する能力

ホイールを除き既存のコピー能力に関しては前作の物をベースとしているが、一部の能力の技が削除・追加されている。

アイス
冷気を放ち敵を凍らせる能力。ダッシュが「かっそう」になり、ガードが「こちこちガード」になる。また、こちこちガード解除時には周りに氷を飛ばす「こおりちらし」を出すことができる。火炎ブロックを冷やすことができ、かっそうで溶岩の上を移動できる。
今作では氷塊をまとい突進する「こちこちタックル」が削除された。
ウィング
羽が生えて飛行能力が上がる能力。「羽ばたき」や「フェザーガン」ではを切ったり、アクロバットな体当たり攻撃をすることができる。
ウィップ
鞭で敵を叩く能力。離れたところにある敵やアイテムを、たとえ壁越しであっても引き寄せることができる。鞭で相手を掴む「キャプチャーウィップ」から、四種類の投げ技に移行する。↓+↑+Bで鞭を回しながら上昇する「パラダイスタイフーン」が使える。
カッター
ブーメランのようにカッターを放つ能力。カッターは手持ちの武器としても使用可能。紐を切断することもできる。また、攻撃ボタンを押し続けることで、貫通力の高い「ハイパーブーメラン」を放てるようになる。なお、ハイパーブーメランは壁に当たると何回か跳ね返る性質も持つ。
クラッシュ
画面全体を攻撃する能力。強力だが1回きりの使い捨て。Bボタンを長押ししたまま十字キーを連打すると威力の増した「じごくのごうか」が使用できる。
なお前作では十字キーを連打する操作はWiiリモコンを振ることでも代用できたが、今作では不可能になった。
ストーン
石に変身して敵を押しつぶす能力。硬いブロックを壊したり、を打ちこむことができる。また腕を石化させてのアッパー攻撃「石ころアッパーカット」と「石ころへんしんおしつぶし」を強化させた「ヘビーおしつぶし」という技を繰り出すことも可能。ドロシアとダークゼロ、マルクとマホロアなど石に変身した時の姿はさまざまである。
スパーク
周囲に放電する能力。他の攻撃手段として十字キーを連打することでエネルギーが溜(た)まり、溜めた電気を真っ直ぐに放つ。また、最大までエネルギーを溜めると周りにバリアが発生し、敵に当てるとダメージを与えることもできる。
今作では稲妻を上や下に落とす「サンダーボルト」「イナズマおとし」が削除された。
また前作ではWiiリモコンを振ることでも電気を溜めることができたが、今作では不可能になった。
スピア
を手に戦う能力。上下左右に攻撃でき、リーチが長く壁も貫通する。槍は投げることもでき、溜めれば槍を回転させて空を飛ぶこともできる。水中でも使用可能で、紐を切ることもできる。
今作では槍を3本投げる「トリプルスロー」が削除された。
スリープ
一定時間眠ってしまう能力。その間操作を受け付けなくなるが、十字キーなどを連打すると早く起きられる。とあるステージでは、これのコピーのもとがとして出現する。
なお前作では十字キーを連打する操作はWiiリモコンを振ることでも代用できたが、今作では不可能になった。
ソード
剣を手に戦う能力。溜めることで横方向に「回てんぎり」や下づきなどさまざまな剣技を繰り出す。上昇しながら攻撃する「きり上げスラッシュ」、そこから派生し剣を振り下ろす「メテオエンド」を繰り出すことも可能。ダッシュ攻撃は一時的に無敵状態を得る「ドリルソード」となっている。紐を切ることができ、水中でも使用可能。
今作では空中攻撃「つきだし」から派生する「かぶとづき」、溜めたのち飛び上がりながら「回てんぎり」を行う「たつまきぎり」、剣を上にかかげ斬撃を繰り出す「スカイエナジーソード」が追加された。
ニードル
針を生やして攻撃する能力。真上にトゲを出す「チックもどき」や、針を出した状態で十字キーを連打すると針を遠くへ飛ばす「バーンニードル」などが出せる。しかし紐を切ることはできない。針を壁に突き刺させてくっつくことができる。
今作では針を地面に突き刺す「フォーリンスパイン」が追加された。
なお前作では十字キーを連打する操作はWiiリモコンを振ることでも代用できたが、今作では不可能になった。
体を丸めてトゲを出しながら転がる「ローリングタックル」は削除された。
ニンジャ
クナイや忍者刀を操り、さまざまな忍術で戦う能力。花を咲かせて攻撃する「みだれ花ふぶき」や、壁にはりついたままクナイ手裏剣を放つ「はりつきうち」などの技を繰り出す。刃物を扱う技では紐を切れる。
パラソル
傘でさまざまな攻撃を行う能力。攻撃の際に現れる水滴で火炎ブロックを冷やすことができる。水中でも使用可能。
ハンマー
木槌を手に戦うパワフルな能力。水中でも使用可能で、杭を打ちこんだり硬いブロックを破壊したりできる。「おにごろし火炎ハンマー」は導火線に火を点けたり、氷ブロックを砕ける。
今作では三連続でハンマーを振り下ろす「3れんハンマー」が削除された。
ビーム
杖からさまざまなビームを繰り出す能力。ビームウィップを使うことで通常では届かない爆弾ブロックを破壊できる。
今作では空中で止まって周囲にビームを放つ「レボリューションビーム」が削除された。
ファイア
炎を繰り出す能力。氷ブロックを溶かしたり、導火線に火を点けたりできる。
今作では「バーニングアタック」中にAボタンを押すと火だるま状態から爆発する「バーニングバーン」、さらに「火だるま転がり」中にAボタンを押すと火だるま状態から飛び上がる「火だるまとび」が追加された。
「バーニングアタック」中に地面に火柱を落とす「ひばしらおとし」、空中で横方向に火を吹く「かいてん火ふき」は削除された。
ファイター
格闘技で戦う能力。殴る、蹴る以外にも、投げ技や波動を放つこともできる。また、波動を最大まで溜めた「ギガはどうショット」は火の属性を持ち、氷ブロックを破壊したり導火線に火を点けられる。
ホイール
星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』以来、6年ぶりに復活した。
タイヤに変身して、高速移動しつつ敵に体当たり攻撃をする能力。移動速度が速いものの、小回りが効かない。ダッシュ中に威力を溜めて高速ダッシュする「スリップ〜ロケットスタート」などの技を繰り出すことができる。
今回、新たに「スカイホイール」が追加された。
ボム
爆弾を投げる能力。爆弾の軌道は調整可能で、敵に置きボムすることもできる。ボムを掲げたまま自爆してもダメージは受けない。
マイク
音痴な歌で3回まで攻撃できる能力。ただし、3回目以外は前方にしか攻撃しない。3回目の攻撃時のみ、Bボタンを長押ししたまま十字キーを連打することで威力の増した「ラストコンサート」が使用できる。
なお前作では十字キーを連打する操作はWiiリモコンを振ることでも代用できたが、今作では不可能になった。
リーフ
木の葉を飛ばして戦う能力。ガードが葉っぱの中に身を隠し敵の攻撃を受け付けなくなる「かくれリーフ」になる。こちらも紐を切ることができる。

本作から新しく登場する通常能力

サーカス
大道芸で戦う能力。玉乗りやジャグリング、バルーンアート(風船の種類はメタナイト、犬などさまざまである)などの大道芸を武器にする。ダッシュ攻撃の「火のわくぐり」、↑+B連打で繰り出す「ファイアーバトン」には火属性が付加される。
スナイパー
弓矢を扱う能力。Bボタンを押し続けることで攻撃力が上昇したり、十字キーの上下を押すことで矢の向きを変えることができる。その特性を利用して解くギミックもある。さらにハリポテ(草むらや星ブロックなど種類はさまざま)に隠れて擬態し、ハリポテから攻撃したり匍匐前進(ほふくぜんしん)して移動することも可能。擬態中は無敵状態となる(ただし攻撃したり匍匐前進している間無敵状態は解除される)。紐を切ることも可能。遠距離技がメインだが、矢だけを使った近距離技で攻撃もできる。
ビートル
角で攻撃する能力。角で連続で攻撃したり、敵を捕えて投げ飛ばすことができる。角で空中に舞い上がる「スパイラルホーン」や、ダッシュで角を突き出す「ロケットホーン」など無敵技が多い。また、翅を出して空を飛ぶこともできる。紐を切れるほか、杭も打てる。
ベル
鈴で攻撃する能力。大きな鈴をかぶり、両手にハンドベルを持つ。ベルは連打することで威力が上がる。またベルから衝撃波(地形などにぶつかるとはね返る)を出したり、ベルを投げて攻撃することができる。ガードするときはベルに隠れる。水中でも使用可能。

その他の能力

ビッグバン
きせきの実を取ると「ビッグバンすいこみ」ができるようになる。
吸い込むパワーが上がり、木などの障害物や大型の敵、中ボスや一部の大ボスを吸い込んだり、吸い込んだものを口に銜えて吐き出して攻撃することができる。
吸い込みながら障害物を移動させることも可能。その特性を利用して解くギミックもある。
効果はそのステージ内のみ。制限時間はない。
ミスをするか脱出しない限りは、ステージをクリアしても前の能力は引き継がれる。

注釈

  1. ^ リメイクも含めれば『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』以来約5年、派生作品も含めれば『あつめて!カービィ』以来約3年ぶりとなる。

出典

  1. ^ Costabile, Christopher. “Kirby: Triple Deluxe For 3DS Floats Into Japan on 11th January, Teaser Site Goes Live”. Nintendo Life. 2013年12月16日閲覧。
  2. ^ a b Jon Wahlgren. “Kirby: Triple Deluxe Review (3DS)” (英語). Nintendo Life. Hookshot Media. 2024年4月7日閲覧。
  3. ^ Kirby: Triple Deluxe|3DS Nintendo AU at the Wayback Machine (archived 2021年9月24日)
  4. ^ メディアクリエイト 2020ゲーム産業白書より
  5. ^ 2015年3月期決算参考資料”. 任天堂. 2019年9月14日閲覧。
  6. ^ 2023CESAゲーム白書 (2023 CESA Games White Papers). コンピュータエンターテインメント協会. (2023). ISBN 978-4-902346-47-3 
  7. ^ a b クラブニンテンドーのオリジナルグッズ『星のカービィ トリプルデラックス サウンドセレクション』の解説文より。
  8. ^ 「ロボボプラネット」のクローンセクトニア撃破時や、「スターアライズ」のストーン能力の石像など。





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