新宮村 (愛媛県) 行政

新宮村 (愛媛県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/31 13:43 UTC 版)

行政

  • 最後の村長 - 法橋信一(ほっきょう のぶいち)
  • 平成の市町村合併
    新宮村にとって、合併しないという選択肢はそもそもありえず、宇摩地域の合併協議に最初から参加した。
  • 財政
    財源が乏しいため非常に厳しく、合併直前年度(2003年度)の決算では起債制限比率が16%(単年度)と厳しい水準であり、このままでは起債不可能になるところであった(20%になると起債に厳しい制限を受け、30%を超えると起債できなくなる)。典型的な山村である新宮村はそこまで追い詰められていた。
    実際、合併後も旧村道(合併後、市道)の維持管理が行き届かなくなるのではないかとの不安がある。

教育

  • 高等学校
    村内に高等学校はない。バスを利用した川之江高校等へ通学も不可能ではないが、川之江・三島に住宅を借りて片親とともに居住する、いわば二重生活となるケースも増えている。また、保護者の自家用車による送迎も日常的に行われている。
  • 中学校 村立新宮中学校1校のみ
  • 小学校 村立新宮小学校と村立寺内小学校の2校

現在、小中一貫校四国中央市立新宮小中学校のみである。(2007年に統合)

経済・産業

山村であり、農林業以外にこれといった産業はない。

冷涼な気候を活用したの栽培を営む農家があり、低農薬をセールスポイントにする茶園もあり、一定の固定客を得ている。

交通

  • 村外との交通手段 
    自家用自動車に大部分を頼るしかない(四国の他の山村とほぼ同様)。
    高知自動車道新宮インターチェンジ
    瀬戸内運輸(せとうちバス)の三島・川之江方面、四国交通池田徳島県)方面への便がある。ただし、両方とも便数は少ない。徳島県へと抜ける国道319号は、国道とはいえ所によっては狭隘な区間がある。なお、愛媛・徳島県境にはその名も「県境」という名のバス停がある。
  • 村内の交通手段
    かつては新宮村にも旧国鉄バスが乗り入れていたが、利用は減少の一途をたどり、順次廃止された。
    1986年(昭和61年)12月 - 堀切トンネル口 - 日浦廃止
    1991年(平成3年)4月 - 伊予新宮 - 新瀬川廃止
    *せとうちバス川之江営業所-三島-上分-金田-堀切トンネル口-新宮はせとうちバス新宮線が代替している。
    これに対応するため、高齢者の交通手段を確保する意味もあって、新宮村では村営福祉バスを1989年(平成元年)から運行開始。
    その後、村内に一社あったタクシー業者(車両一台)が廃業し、タクシーも含めた村民の交通手段がマイカーのみという事態になった。当時、新宮村も含めた宇摩地域で合併協議が始まっており、コミュニティバス導入の検討も行われていたが、合併時までに結論が得られそうにないことから、村では2003年(平成15年)10月、先行して村営による路線充実を図った。2004年現在、7路線を3台のバスで運行中。民間バスと合わせて村内外の交通ネットワークを形成し、村内はほぼカバー。とはいえ、村外の人の利用には実際上ならない状況に変わりはない。[1]
積雪時の新宮インターチェンジ(料金所出入り口の坂)

鉄道

村内に鉄道はない。
最寄駅 JR予讃線川之江駅

道路

高速道路

一般国道

県道

観光

霧の高原



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