愛媛県道18号松山空港線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/23 08:38 UTC 版)
歴史
- 1993年(平成5年)5月11日 - 建設省から、県道松山空港線が松山空港線として主要地方道に指定される[1]。
- 2021年(令和3年) 4月1日 - 国土交通省から国道196号(松山市空港通二丁目109番1~中央二丁目31番1間 延長約3.0km)のうち先述の旧空港通りから新空港通りまでの約1.0kmが県道18号として愛媛県に移管された。[2]
路線状況
名称・愛称
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- 空港通り
- 新空港通り
- 旧空港通りが日中、慢性的な交通渋滞を起こしていたため、1998年(平成10年)に供用された片側2車線が確保された比較的新しい路線である。
- 弁天山トンネル(上り896m・下り883m)・岩子山トンネル(上り328m・下り335m)の2本のトンネルを有する。松山市内の県道でトンネルが整備されているのは、当路線と松山港線だけである。片側2車線のためスムーズに流れる時間帯が多く、松山空港リムジンバスやタクシーなどはこちらを経由している。
- 旧空港通り
- 松山の空の玄関・松山空港と市街地を結ぶ、県下でも有数の交通量を誇る路線である。
- 県下有数の交通量の割に、片側1車線しかなく慢性的な交通渋滞を引き起こしている。新空港通りが開通後も渋滞が解消されることはない。その要因の1つに、この旧空港通り沿線には多くの商業施設・工場が立ち並ぶ、その利便性が考えられる。
- 空港通入口交差点から松山松前伊予線と重複するが、重複後は南側に伊予鉄道郡中線が走る。ここまで来ると、今度は松山中心部を目指す車で渋滞が起こる。ちなみに松山松前伊予線重複区間から終点の国道56号までの区間は、かつて国道56号であった。
- 終点地となる北藤原交差点は5叉路の交差点である。しかし終日の通行規制で北方向(国道56号・松山北部方面)にしか曲がれない。
- 松山空港と市内を結ぶ一般路線バス(普通便)はこちらを経由する。そのためリムジンバスより数分余計に時間がかかるが、本数が多く運賃が安価である。
重複区間
- 愛媛県道22号伊予松山港線(松山市南吉田町・松山空港入口交差点 - 松山市南吉田)
- 愛媛県道326号松山松前伊予線(松山市空港通・空港通入口交差点 - 松山市土橋・土橋町交差点)
地理
通過する自治体
交差する道路
- 旧空港通り
- 愛媛県道22号伊予松山港線(松山市南吉田町)
- 愛媛県道219号砥部伊予松山線(松山市高岡町)
- 松山環状線(松山市空港通)
- 愛媛県道326号松山松前伊予線(松山市土橋町)
- 国道56号(終点)
- 新空港通り
- 愛媛県道22号伊予松山港線(松山市北吉田町)
- 愛媛県道219号砥部伊予松山線(松山市北斎院町)
- 松山環状線(松山市南江戸、終点)
沿線にある施設など
- 私立済美高等学校(松山市湊町)
- 私立済美平成中等教育学校(松山市空港通)
- 松山市立津田中学校(松山市北斎院)
- 松山市立生石小学校(松山市高岡)
公共施設
- 松山市総合コミュニティセンター(松山市湊町)
- 松山市立中央図書館(松山市湊町)
- 松山市中央浄化センター(松山市南江戸)
その他
- ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省
- ^ “[https://www.skr.mlit.go.jp/matsuyam/pres/pres2020/pres/210329kokudou196ikan.pdf 国管理国道を愛媛県及び松山市へ移管 ~4 月1日より道路の路線名が変わります~]”. 国土交通省. 令和3年3月29日閲覧。
固有名詞の分類
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