情報科 (陸上自衛隊)
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部隊の詳細
自衛隊情報保全隊及び中央情報保全隊
地方情報保全隊
中央情報隊本部及び本部付隊
師団情報隊・旅団情報隊
作戦基本部隊である師団・旅団のためのUAVによる監視及び偵察、並びに師団・旅団司令部の情報業務の支援を任務とし、装備された中域用UAVをもって、師団・旅団長の迅速な状況判断、遠距離・早期からの火力発揮に資するため、洋上から作戦地域全般にわたり 監視・偵察を実施する。また、司令部第2部の情報業務を支援するため、情報処理班による収集・処理を実施し、多様な情報ニーズを迅速・確実に処理して、師団・旅団長の状況判断に資する情報資料を提供する。
情報隊長は2等陸佐で、中域用UAVの無人偵察機(UAV)「スキャンイーグル2」を運用する無人偵察機班と情報処理班から成り、約50人で編成される。
2019年(平成31年)3月に第8情報隊が編成されたのを皮切りに、北部方面隊に3個隊、東北方面隊に1個隊、中部方面隊に1個隊、西部方面隊に2個隊の計7個隊が編成されている。
師団情報隊・旅団情報隊の一覧
- 第2情報隊(旭川駐屯地)第2師団
- 第5情報隊(帯広駐屯地)第5旅団
- 第6情報隊(神町駐屯地)第6師団
- 第8情報隊(北熊本駐屯地)第8師団
- 第11情報隊(真駒内駐屯地)第11旅団
- 第14情報隊(善通寺駐屯地)第14旅団
- 第15情報隊(那覇駐屯地)第15旅団
師団情報隊・旅団情報隊の詳細
第2情報隊
第2情報隊(だいにじょうほうたい)は、旭川駐屯地に駐屯する第2師団の隷下の情報科部隊である。作戦基本部隊である師団の作戦地域全般にわたり、装備された無人偵察機(UAV)「スキャンイーグル」により、監視・偵察活動を行う部隊であり、師団司令部の情報業務の支援を任務とする。
- 創設 :2022年(令和4年)3月17日
- 編成地 :旭川駐屯地
- 上級部隊:第2師団
- 主要装備:UAV(中域用)
- 備考 :
第5情報隊
第5情報隊(だいごじょうほうたい)は、帯広駐屯地に駐屯する第5旅団の隷下の情報科部隊である。作戦基本部隊である旅団の作戦地域全般にわたり、装備された無人偵察機(UAV)「スキャンイーグル」により、監視・偵察活動を行う部隊であり、師団司令部の情報業務の支援を任務とする
第6情報隊
第6情報隊(だいろくじょうほうたい)は、神町駐屯地に駐屯する第6師団の隷下の情報科部隊である。作戦基本部隊である師団の作戦地域全般にわたり、装備された無人偵察機(UAV)により、監視・偵察活動を行う部隊であり、師団司令部の情報業務の支援を任務とする。
第8情報隊
第8情報隊(だいはちじょうほうたい)は、北熊本駐屯地に駐屯する第8師団隷下の情報科部隊である。作戦基本部隊である師団の作戦地域全般にわたり、装備された無人偵察機(UAV)により、監視・偵察活動を行う部隊であり、師団司令部の情報業務の支援を任務とする。部隊のシンボルは、熊本市の鳥「四十雀」で、鳴き声を組合せて仲間に伝える能力(情報処理)、飛翔(UAV)、金色の姿は、情報全般の象徴(金烏=きんう)をイメージしている。
第11情報隊
第11情報隊(だいじゅういちじょうほうたい)は、真駒内駐屯地に駐屯する第11旅団隷下の情報科部隊である。約50人で編成。旅団司令部が作戦を展開する際の情報業務を支援するほか、ドローンを含む無人偵察機による情報収集と分析などを行う。北部方面隊では第2情報隊に次いで2番目、国内では6番目の部隊となる。
第14情報隊
第14情報隊(だいじゅうよんじょうほうたい)は、善通寺駐屯地に駐屯する第14旅団の隷下の情報科部隊である。作戦基本部隊である旅団の作戦地域全般にわたり、装備された無人偵察機(UAV)「スキャンイーグル」により、監視・偵察活動を行う部隊であり、旅団司令部の情報業務の支援を任務とする。部隊は「無人偵察機班」と「情報処理班」から成り、50人で編成され、無人偵察機が配備されるのは全国で4か所目となる[10][12]。
第15情報隊
第15情報隊(だいじゅうごじょうほうたい)は、那覇駐屯地に駐屯する第15旅団隷下の情報科部隊である。無人偵察機(UAV)「スキャンイーグル」を運用し、沖縄県の離島への不審船接近などを監視・偵察活動を行い、南西防衛の第一線部隊である旅団の任務達成に必要な情報収集と関係部隊に対し迅速な情報提供を任務とする[7][13]。
情報処理隊
地理情報隊
基礎情報隊
現地情報隊
方面情報隊
詳細は「北部方面情報隊」、「中部方面情報隊 」、「 西部方面情報隊」を参照。
方面情報処理隊
方面情報処理隊の一覧
- 東北方面情報処理隊(仙台駐屯地)東北方面隊直轄
- 東部方面情報処理隊(朝霞駐屯地)東部方面隊直轄
方面情報処理隊の詳細
東北方面情報処理隊(とうほくほうめんじょうほうしょりたい)は、仙台駐屯地に駐屯する東北方面隊隷下の情報科部隊。
東部方面情報処理隊(とうぶほうめんじょうほうしょりたい)は、朝霞駐屯地に駐屯する東部方面方面隊隷下の情報科部隊。
方面通信情報隊
方面移動監視隊
方面移動監視隊(ほうめんいどうかんしたい)は、方面情報隊隷下の情報科部隊。北方、中方および西方の3個方面隊に各1個隊が編成されている。
方面移動監視隊の一覧
方面無人偵察機隊
方面無人偵察機隊(ほうめんむじんていさつきたい)は、方面情報隊隷下の情報科部隊。北方、中方および西方の3個方面隊に各1個隊が編成されている。
方面無人偵察機隊の一覧
方面無人偵察機隊の詳細
北部方面無人偵察機隊(ほくぶほうめんむじんていさつきたい)は、静内駐屯地に駐屯する北部方面情報隊隷下の情報科部隊。
- 創設 :2013年(平成25年)3月26日
- 編成地 :静内駐屯地
- 上級部隊:北部方面情報隊
- 主要装備:無人偵察機システム(FFRS)
- 備考 :
中部方面無人偵察機隊(ちゅうぶほうめんむじんていさつきたい)は、今津駐屯地に駐屯する中部方面情報隊隷下の情報科部隊。
- 創設 :2010年(平成22年)3月26日
- 編成地 :今津駐屯地
- 上級部隊:中部方面情報隊
- 主要装備:無人偵察機システム(FFRS)
- 備考 :
西部方面無人偵察機隊(せいぶほうめんむじんていさつきたい)は、飯塚駐屯地に駐屯する西部方面情報隊隷下の情報科部隊。
沿岸監視隊
沿岸監視隊(えんがんかんしたい)は、日本沿岸の航行艦船の監視を主任務としている情報科部隊である。北部方面隊に2個沿岸監視隊、西部方面隊に1個沿岸監視隊があり、北部方面隊、中部方面隊および西部方面隊に移動監視隊が編成されている。
沿岸監視隊の一覧
情報教導隊
情報教導隊(じょうほうきょうどうたい)は、富士駐屯地に駐屯する情報学校隷下の教育支援部隊である。
- 創設 :2019年(平成31年)3月26日
- 編成地 :富士駐屯地
- 上級部隊:情報学校
- 主要装備:UAV(中域用)等
- 備考 :
- ^ a b 陸上自衛隊「情報科職種」の創設
- ^ 朝雲新聞、2010年4月1日号。
- ^ 稚内市百年史編さん委員会 編『稚内百年史』1978年10月30日、453頁。
- ^ MAMOR2010年9月号の記事より
- ^ 防衛省人事発令(1佐職:2013/3/26付、2013/3/25閲覧)
- ^ “第6師団改編行事その2~第6情報隊新編~”. 陸上自衛隊第6師団. 2020年3月26日閲覧。
- ^ a b “第15情報隊長の紹介”. 陸上自衛隊第15旅団. 2020年4月11日閲覧。
- ^ 陸上自衛隊 第2師団 [@JGSDF_NA_2D] (2022年3月24日). "令和4年3月17日(木)、第3普通科連隊 が「第3即応機動連隊」へ改編されるとともに、「第2情報隊」が新編されました。". X(旧Twitter)より2022年3月27日閲覧。
- ^ “第2師団が機動師団に改編 国内各地へ即応展開も”. 朝日新聞. (2022年3月27日) 2022年4月29日閲覧。
- ^ a b “『陸自第14旅団が情報隊を新設、全国で4か所目となる無人偵察機を配備』”. すずくるのお国の守り. 2022年3月27日閲覧。
- ^ “陸上自衛隊第11旅団 「第11情報隊」を新設”. 産経新聞. (2023年3月16日) 2023年3月16日閲覧。
- ^ “ニュース詳細│朝雲新聞社”. www.asagumo-news.com. 2022年5月20日閲覧。
- ^ 「沖縄にUAV部隊新編」朝雲新聞(2020年4月23日付)
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