山下久美子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/26 21:41 UTC 版)
略歴
- 1980年 - 博多のクラブのステージで歌っていた山下を、渡辺音楽出版が設立したレコード会社であるSMSのプロデューサーにスカウトされ[8]、渡辺プロダクションが、若者のニューミュージック指向を高めようと立ち上げたNON STOPプロジェクトの一員として[注釈 1]、シングル「バスルームから愛をこめて」アルバム『バスルームから愛をこめて』で日本コロムビア / BLOW UPからデビュー。元々は、SMSからデビューする予定だったが、SMSは1978年に設立したばかりで、スタッフの仕事の経験が浅い上、少し頼りない等の理由で山下のディレクター(当時)だった福岡智彦と木崎賢治らの判断により、日本コロムビアからデビューしたという[8]。
- 1982年 - シングル「赤道小町ドキッ」がヒット[9]。
- 1985年 - 当時BOØWYのギタリストだった布袋寅泰と結婚。また、ジョイントコンサート『国際青年年記念 ALL TOGETHER NOW』に出演し[10]、「こっちをお向きよソフィア」と「So Young」をはじめ、白井貴子とのデュエットで「ロックンロール・ウィドウ」「今夜はイッツ・オール・ライト」「Chance!」を披露した。
- 1988年 - 12月5日に東京ベイNKホールにて行われたライヴ『stop stop rock'n'roll』を最後に、音楽活動を休止。
- 1991年 - 音楽活動を再開。所属事務所にIRc2 CORPORATIONへと移籍すると同時に、レコード会社も東芝EMI / EASTWORLD[注釈 2]に移籍した。シングル「Tonight (星の降る夜に)」とアルバム『JOY FOR U』をリリース。
- 1992年 - フジテレビ系のテレビドラマ『わがままな女たち』に出演し[11]、女優業に初挑戦した。
- 1996年 - TBS系のテレビドラマ『その気になるまで』に、離婚歴のあるキャリアウーマン、馬場千春役として出演[12]。
- 1997年 - 今井美樹との不倫をきっかけで布袋寅泰と離婚。
- 1999年 - グリコ『幼児のみもの』のCMにて、スティーヴィー・ワンダーの「You Are the Sunshine of My Life」をカバーしたと同時に、ナレーションも担当した。
- 2000年 - シングルマザーとして双子の姉妹を出産した。子供の父親は久しぶりに再会した独身の知人(名前未公表)。結婚しなかった理由は、「別の尊い絆で結ばれているように思える」からとしている[13]。
- 2006年 - リサージカフェに出演(Yahoo!動画でも配信された)。
- 2013年 - 所属事務所をソルチ・ミュージック・エンタテインメントへと移籍すると同時に、テイチクエンタテインメント / コンチネンタル・スターに移籍。山下の楽曲を提供してきた大澤誉志幸とのコラボレーション・アルバム『&Friends』をリリースし、翌年には続編である『&Friends II』もリリースした[14]。
注釈
出典
- ^ “山下久美子(ヤマシタクミコ)の情報まとめ”. OKMusic. OKWAVE. 2021年11月30日閲覧。
- ^ “山下久美子 / ボックス [8CD[[限定]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2021年12月2日閲覧。
- ^ “山下久美子 / アンド・ソフィアズ・バック[再発]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2021年12月2日閲覧。
- ^ “山下久美子 / スリー・イントゥ・ワン[廃盤]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2021年12月2日閲覧。
- ^ “【山下久美子 インタビュー】愛にあふれた人たちに対する感謝の想いを込めている”. OKMusic. OKWAVE (2020年10月14日). 2021年11月30日閲覧。
- ^ “山下久美子|布袋寅泰プロデュースのロック3部作とライブアルバムが最新リマスタリング&高音質UHQCDでリイシュー”. タワーレコード (2020年10月26日). 2021年11月30日閲覧。
- ^ a b “ソルチ・ミュージック・エンタテインメント|芸能事務所”. オーディションサイトnarrow. 2020年7月15日閲覧。
- ^ a b “胸キュンの元祖は山下久美子?「バスルームから愛をこめて」 制作裏話”. Re:minder (2020年6月13日). 2020年12月8日閲覧。
- ^ “【1982年6月】赤道小町ドキッ/“総立ちの久美子”も驚きギリギリで完成したヒット曲”. スポニチ Sponichi Annex 芸能 (2011年6月1日). 2020年4月20日閲覧。
- ^ “1985年幻のライブ音源発掘「ALL TOGETHER NOW」放送”. 音楽ナタリー (2013年4月8日). 2020年6月29日閲覧。
- ^ “わがままな女たち”. テレビドラマデータベース. 2020年12月26日閲覧。
- ^ “その気になるまで”. テレビドラマデータベース. 2020年12月26日閲覧。
- ^ 『妹たちへ』 日経ウーマン編 (2005年 日本経済新聞社)
- ^ “山下久美子 大澤誉志幸 コラボアルバム第2弾 新しい“赤道小町”感じるライブに”. zakzak by夕刊フジ (2014年6月17日). 2020年12月8日閲覧。
- ^ “山下久美子★ファンクラブ 【胸キュンClub】復活っっ!!!”. Kumiko-infomation Powered by Ameba (2008年9月10日). 2021年1月11日閲覧。
- ^ “山下久美子- Key Person 第10回”. OKMusic. OKWAVE (2020年12月20日). 2020年12月26日閲覧。
- ^ “山下久美子のジャズ・アルバム!「Jazz"n"Kumiko」発売決定!”. diskunion.net (株式会社ディスクユニオン). (2023年3月1日) 2023年3月26日閲覧。
- ^ “山下久美子[山下久美子 Love♡You Live☆ "Sweet Rockin' Best of Live 2018":配信アルバム]”. CONTINENTAL STAR 株式会社テイチクエンタテインメント. 2024年4月13日閲覧。
- ^ “山下久美子[山下久美子 Love♡You Live☆ "Sweet Rockin' Best of Live 2018":TEBI-48556]”. CONTINENTAL STAR 株式会社テイチクエンタテインメント. 2024年4月13日閲覧。
- ^ “夢でも逢えるかな”. NHK みんなのうた. NHK. 2021年10月18日閲覧。
- ^ “東京大学物語”. テレビドラマデータベース. 2021年10月18日閲覧。
- ^ “新・御宿かわせみ”. テレビドラマデータベース. 2021年10月18日閲覧。
- ^ “きみのためにできること”. KINENOTE. キネマ旬報映画データベース. 2021年10月23日閲覧。
固有名詞の分類
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