大江駅 (愛知県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/03 13:37 UTC 版)
駅構造
常滑線用に2面4線、築港線用に1面1線のホームを持つ有人駅。ホーム有効長は常滑線用の1 - 4番線が8両、築港線用の5番線が4両である。常滑線用はカーブの途中に設置されているために奇数ホーム(カーブ外側)が本線、偶数ホーム(カーブ内側)が待避線になっており、須ヶ口駅(待避はできないが、奇数ホームに津島線の電車、偶数ホームに本線の電車が入る当駅と似た形)と同じく、名鉄では珍しい。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | TA 常滑線 | 下り | 中部国際空港・河和・内海方面[11] | 本線 |
2 | 待避線 | |||
3 | 上り | 金山・名鉄名古屋方面[11] | 本線 | |
4 | 待避線 | |||
5 | CH 築港線 | - | 東名古屋港ゆき[11] |
駅出入口・改札口は東側にあり、各ホームとは跨線橋で結ばれている。また、跨線橋の5番線(築港線)ホームへの通路には中間改札が設けられており、ここで東名古屋港駅の改札処理を行う(同駅には改札が設置されていない)。築港線の列車運行がない時間帯は中間改札が封鎖され、5番線ホームには立ち入りできない。
名古屋方面が不通になった際に、太田川方面からの列車が当駅で折り返しとなることがある。それに備えて駅の前後に片渡り線が設置されており、名古屋方面から3・4番線への入線、および4番線から太田川方面への出発が可能になっている。
駅構内には留置線が併設されており、夜間留置や予備車両の留置、日中時間帯の車両留置が行われる。また、名古屋本線の神宮前駅以東や常滑線当駅以南で人身事故などにより不通になった場合には、神宮前止まりとなった列車を当駅留置線へ回送した後、折り返して神宮前発として運転することがある。
バリアフリー工事により、今まで設置されていなかったエレベーターや列車案内[注釈 2]が設置されるようになった。同時に自動放送[注釈 3]も稼動した。それまでは駅員が放送を行っていた。
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築港線中間改札口
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1 - 4番線
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5番線
配線図
注釈
出典
- ^ “令和4年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2023年7月1日閲覧。
- ^ 「軽便鉄道停留場設置」『官報』1917年5月30日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ^ 「軽便鉄道停車場位置変更」『官報』1919年6月7日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ^ 「地方鉄道運輸開始並営業哩程変更」『官報』1924年2月26日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ^ a b 名古屋市会事務局 1983, p. 62.
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、340頁。
- ^ a b 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1072頁。
- ^ 『鉄道ピクトリアル No.624 1996年7月号臨時増刊』 鉄道図書刊行会、p.25
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1076頁。
- ^ “ダイヤ改正に関する別紙資料(1)はこちらをご参照ください。” (PDF). 名古屋鉄道. 2015年3月9日閲覧。
- ^ a b c “大江(TA03)(おおえ) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第473号 1986年12月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、付図「名古屋鉄道路線略図」
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
- ^ 川島令三、『東海道ライン 全線・全駅・全配線 第4巻 豊橋駅 - 名古屋エリア』、pp16-17、 講談社、2009年6月、ISBN 978-4062700146
- ^ “令和2年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ 毎年の統計データ(名古屋市統計年鑑) - 名古屋市
- ^ 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 7 東海、新潮社、2008年、47頁。ISBN 978-4-10-790025-8。
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