堤麗斗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/17 04:19 UTC 版)
基本情報 | |
---|---|
本名 | 堤 麗斗(つつみ れいと) |
階級 | フェザー級 |
身長 | 165cm |
リーチ | 168cm |
国籍 | ![]() |
誕生日 | 2002年8月23日(22歳) |
出身地 | 千葉県千葉市 |
家族 | 堤駿斗 (兄) |
スタイル | サウスポー |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 1 |
勝ち | 1 |
KO勝ち | 0 |
敗け | 0 |
引き分け | 0 |
無効試合 | 0 |
獲得メダル | ||
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![]() |
||
男子 ボクシング | ||
AIBA世界ユース選手権 | ||
金 | 2021 キェルツェ | ライト級 |
堤 麗斗(つつみ れいと、2002年8月26日 - )は、日本のプロボクサー。千葉県千葉市出身。志成ボクシングジム所属。
来歴
アマチュア時代
3人兄弟の3番目に生まれる。最初は極真空手を習っていたが小学5年生の時にボクシングに転向。全国U-15ジュニアボクシング大会で小学5年生から中学2年生まで4連覇(認定優勝含む)を果たす[1]。
習志野高校で1年時にはインターハイ・国体・全国高校選抜優勝、2年時にはインターハイ・国体を連覇し、高校5冠を達成。3年時は新型コロナウイルスの影響を受け、3大会が全て中止となった[2]。2021年春に東洋大学経営学部に進学[3][4]。
2021年4月、世界ユース選手権のライト級(60kg)で優勝[5]。
2021年10月、セルビアのベオグラードで開催された世界選手権のフェザー級(57kg)に出場[6]。初戦となった2回戦でカザフスタンのセリク・テミルザノフに敗北した[7][8]。
2023年2月25日、パリオリンピック大陸予選を兼ねるアジア競技大会のフェザー級(57kg)代表決定戦(ボックスオフ)の1回戦で原田周大と対戦予定だったが、堤は欠場し不戦敗となったため出場権を獲得できなかった[9]。
2023年11月24日、全日本選手権のフェザー級に出場予定だったが、堤は初戦となる2回戦を当日計量で体重超過により失格となり、不戦敗となった[10]。
2024年12月1日、全日本選手権にライト級で出場し優勝、自身初の全日本選手権王座を獲得し、アマチュアキャリアを締め括った[11]。
プロ時代
2025年3月18日、志成ジム所属としてプロ転向することを発表した[12]。同月21日、後楽園ホールで志成ジム主催興行のメインイベント前に公開プロテストが行われ、元OPBFおよびWBOアジアパシフィックスーパーフェザー級王者の木村吉光とスパーリングを行い、スパーリング後に合格が発表され、史上3人目のA級プロテスト合格となった[13]。
2025年4月18日、ザ・リングとブランド・アンバサダー契約を締結した[14][15]。
2025年5月2日、ニューヨーク・タイムズスクエアでライアン・ガルシア対ロランド・ロメロの前座としてリバール・ウィッティントンと6回戦でプロデビュー戦を行うことが発表された[16]。
エピソード
戦績
- アマチュアボクシング:59戦 57勝 (15KO / RSC)2敗
- プロボクシング:1戦 1勝 (0KO) 無敗
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2025年5月2日 | ☆ | 6R | 判定 3-0 | リバール・ウィッティントン | ![]() |
プロデビュー戦 |
2 | 2025年7月12日 | - | - | - | エリック・ハンリー | ![]() |
試合前 |
テンプレート |
脚注
- ^ “千葉県のアスリート・ボクシング 堤麗斗 応援プロジェクト by 明治安田生命”. A-port (2021年). 2022年11月26日閲覧。
- ^ “千葉県のアスリート・ボクシング 堤麗斗 応援プロジェクト by 明治安田生命”. A-port (2022年). 2022年11月26日閲覧。
- ^ “<ひとキラリ>今春ボクシング世界ユース優勝 習志野高出身・堤麗斗(れいと)選手”. 東京新聞 (2021年5月16日). 2022年11月26日閲覧。
- ^ “堤 麗斗 選手(経営学部1年)がボクシング世界ユース 男子ライト級金メダル!”. 東洋大学スポーツ (2021年). 2022年11月26日閲覧。
- ^ “【世界ユース選手権】堤麗斗が優勝!「兄弟・金メダリスト」を果たす”. 日本ボクシング連盟 (2021年4月21日). 2022年11月26日閲覧。
- ^ “【男子世界選手権】日本代表10選手が正式決定!”. 日本ボクシング連盟 (2021年9月19日). 2022年11月26日閲覧。
- ^ “【10/28試合結果】2021AIBA男子世界選手権大会”. 日本ボクシング連盟 (2021年10月28日). 2022年11月26日閲覧。
- ^ “ボクシング、岡沢セオン3回戦へ”. ロイター (2021年12月17日). 2022年11月26日閲覧。
- ^ “【アジア大会】日本代表ボックスオフ決勝戦【パリ五輪大陸予選】”. 日本ボクシング連盟 (2023年2月25日). 2023年3月31日閲覧。
- ^ “フェザー級のホープ・堤麗斗、体重超過で不戦敗 兄・駿斗はプロ東洋太平洋王者…ボクシング全日本”. スポーツ報知 (2023年11月24日). 2023年12月24日閲覧。
- ^ [1]東洋大・堤麗斗、圧巻の初回RSC勝利で大学最後のタイトル獲得 全日本選手権
- ^ “アマ9冠の堤麗斗プロ転向「すげえやつがきたなと思ってもらえるような」 兄駿斗は世界ランカー”. 日刊スポーツ (2025年3月18日). 2025年4月19日閲覧。
- ^ 堤麗斗が史上3人目のA級プロテスト合格 「世界王者は通過点。世界にどんどんアピールしたい」 スポーツ報知 2025年3月21日
- ^ 【ボクシング】アマ9冠の堤麗斗、米ニューヨークでのプロデビュー戦前に米専門誌「ザ・リング」とブランド・アンバサダー契約を締結 サンケイスポーツ 2025年4月17日
- ^ “We are excited to welcome Reito Tsutsumi as The Ring’s newest brand ambassador.”. Ring Magazine (2025年4月19日). 2025年4月19日閲覧。
- ^ 【ボクシング】世界ユースVなどアマ9冠の堤麗斗が米NYでプロデビュー「悔いなく楽しみたい」 日刊スポーツ 2025年4月17日
関連項目
外部リンク
- 堤麗斗 (@Reito2230110) - X(旧Twitter)
- 堤麗斗 (@tsutsumi_reito) - Instagram
- トラロックエンターテインメント 堤 麗斗
- 堤麗斗の戦績 - BoxRec
- 堤麗斗のページへのリンク