南日本新聞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/02 04:34 UTC 版)
備考
- 社会面に掲載されていた4コマ漫画『あんずちゃん』(田中しょう)は2008年5月15日付で、原則的にカラー掲載になった(熊本日日新聞はそれ以前からカラーでの掲載である)。
- 2022年1月1日から、青沼貴子の4コマ漫画『ねえ、ぴよちゃん[8][注釈 4]』が連載されている。
- 日曜版では2010年4月から2015年3月まで西炯子の8コマ漫画『のこのこ!』が掲載された。2015年8月に小学館「フラワーコミックス」にて単行本化。
- 株式欄では、本社を鹿児島県に置く会社については、銘柄を白抜き表示している。
法人概要
本紙を発行する株式会社南日本新聞社 (みなみにっぽんしんぶんしゃ)は、九州地場では大手の1つに位置づけられる。本紙以外にも、各種情報誌を制作し配布している。
支社・支局
- 支社:東京(銀座)・大阪(梅田)・福岡(天神)
- 総局・支局:離島が多いこともあり、鹿児島県内各地及び都城の計21か所有している。都城支局は2023年4月1日より宮崎支局も兼務している[3](同年3月まで宮崎支局は宮崎日日新聞社本社内に所在していた)。
関係する放送会社
南日本新聞社は鹿児島県内で株式会社の形態を採る全ての地上波放送局に出資している。以下は『南日本新聞の百二十年』発刊時点(2001年)の記述である。
- 南日本放送 - 資本金2億円のうち3パーセントの600万円を出資。創始者は当時の社長の畠中季隆で、開局時の社屋も南日本新聞社本社の3階を間借りしていた。近年は開局時ほどの影響力はないが、MBCニューズナウや最終のMBCラジオニュース内(南日本新聞ニュース)では、一部を同紙の報道や論説とタイアップならびに引用した内容が見られる。なお、新聞とは違い読み方は「みなみにほん-」である。
- 鹿児島テレビ放送 - 資本金3億円のうち26パーセントの7800万円を出資。西日本新聞社よりも影響力が強い。
- 鹿児島放送 - 資本金10億円のうち3パーセントの3000万円を出資。
- 鹿児島讀賣テレビ - 資本金35億円のうち1パーセントの3500万円を出資。南日本新聞社本社の西隣に演奏所がある。
- エフエム鹿児島 - 資本金8億円のうち6パーセントの4800万円を出資。
- 鹿児島シティエフエム - 鹿児島市を対象とするコミュニティ放送局。資本金1億5000万円のうち8パーセントの1200万円を出資。
脚注
注釈
- ^ 西日本新聞は北部九州一帯(長崎県離島を除く)で販売するブロック紙。同紙では過去に「鹿児島版」が発行され、2010年から「宮崎版」と統合して「南九州ワイド版」として発行されていたが、2018年3月31日をもって宮崎県及び鹿児島県での発行を休止した(西日本スポーツも同様)。沖縄県も同様。
- ^ 現在の通称「朝日通り」(鹿児島ビル前から泉町交差点までの国道58号)は鹿児島朝日の本社が立地していたからと云われている。
- ^ 利用エリアは鹿児島県と宮崎県南西部、宮崎市中心部及び熊本県水俣市、すなわち同社配達エリアを除く日本全国。
- ^ 『ねえ、ぴよちゃん』は福岡県を中心とした九州地方のブロック紙・西日本新聞や中日新聞、北海道新聞、愛媛新聞など日本各地のブロック紙・地方紙に2017年4月1日から連載されているが、2018年3月31日付で西日本新聞の宮崎・鹿児島版(南九州ワイド版)の発行を休止したため、鹿児島県で発行・販売される新聞には3年半ぶりに同作が掲載されるようになった。
出典
- ^ “22年下半期ABC部数”. 新聞情報. (2023年3月21日)
- ^ 『南日本新聞の百二十年』517頁。
- ^ a b 「社告 宮崎支局、都城が兼務」『南日本新聞』2023年4月1日23面。
- ^ 社告 紙面ビューアー 読者に無料公開 株式面を移行、7月5日受け付け開始 『南日本新聞』2023年6月30日
- ^ 社告 第2社会面をカラー化 テレビ・ラジオ欄とカレンダー面統合『南日本新聞』2024年1月28日1面。
- ^ 『南日本新聞の百二十年』515頁。
- ^ 『南日本新聞の百二十年』489頁。
- ^ ねえ、ぴよちゃん情報発信局(公式) [@nepiyochan] (2022年1月5日). "2022年1月1日から、『ねえ、ぴよちゃん』の掲載紙に南日本新聞が加わりました!". X(旧Twitter)より2022年3月29日閲覧。
固有名詞の分類
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