位相
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/13 08:30 UTC 版)
複素数による表現
時間領域における複素数の正弦波は、次のように表現される。
- (1)
ここで、は自然対数の底(ネイピア数)、 は虚数単位、Aは振幅、は角周波数、は位相である。
オイラーの公式( )より
- (2)
が成り立つ。このように、式(1)の実部と虚部は実数の正弦波である。
式(2)は、複素平面上で時間tの経過とともに、原点を中心とする半径Aの円周上を等速で回転する。それを複素平面の実軸へ正射影したものは であり、虚軸へ正射影したものは である。
- 1 位相とは
- 2 位相の概要
- 3 複素数による表現
- 4 交流における位相
位相と同じ種類の言葉
- >> 「位相」を含む用語の索引
- 位相のページへのリンク