二十の扉 二十の扉の概要

二十の扉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/12 03:22 UTC 版)

二十の扉
ジャンル クイズ番組
放送期間 1947年11月1日 - 1960年4月2日
放送時間 毎週土曜 19:30 - 20:00
放送局 NHKラジオ第1放送
制作 NHK
パーソナリティ 藤倉修一→長島金吾
出演 宮田重雄
柴田早苗
藤浦洸
大下宇陀児
など
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放送はNHK第1スタジオで公開で行われた。NHK放送文化研究所1948年11月から始めた聴取率調査で何回も1位となるほどの国民的人気を博した[1]。司会者が使うフレーズ「ご名答」が流行語となった。

概要

アメリカで放送された同様のクイズ番組『Twenty Questions』をモデルに、CIEの指導のもとで製作された。

放送開始から6年間はアナウンサーの藤倉修一が司会を務めた。藤倉は『街頭録音』や『社会探報』などの社会派番組での活躍を見たCIEの担当によって抜擢された[2]。レギュラー解答者は芸能人とは別に知性とセンスがあるとされる人物をCIEが直接面接を行った末に選出した[2]

藤倉がBBC出向のため降板後は、司会を長島金吾が務めた[3]

番組を製作するにあたって、日本独自の様々な工夫が施された。"Questions"を扉とみなして1つ1つ扉を開けていく様子をイメージし、テーマ曲を使わないで扉をノックしてから開ける音で番組を始める演出がされた[2]

問題はすべて聴取者から寄せられた。出題のはがきが毎日平均890通、第1回から第200回までの4年間に約130万通送られた[1]

レギュラー解答者

ほか。レギュラー解答者による通常の放送のほかにも、「ゲスト大会」(後述)が放送された。


  1. ^ a b NHKサービスセンター 編『放送80年 それはラジオからはじまった』、61頁。ISBN 4871080641 
  2. ^ a b c NHKサービスセンター 編『放送80年 それはラジオからはじまった』、60頁。ISBN 4871080641 
  3. ^ 日本クイズクラブ同人 編『クイズ年鑑 問題と解答集 1955年 前期』ラジオ・テレビ文化協会、1954年、21頁https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2473979/21 


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