下関丸 (初代) 概略

下関丸 (初代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/08 05:27 UTC 版)

概略

関門航路は1898年明治31年)9月1日山陽鉄道子会社の山陽汽船により下関港門司港間の定期航路の運航が開始される。1901年(明治34年)5月27日 山陽本線下関駅開業に合わせて新造された船舶が、下関丸と大瀬戸丸である。

下関丸は1901年(明治34年)5月14日、三菱合資会社 長崎三菱造船所で竣工し、同年5月27日に関門航路に就航する。

1920年大正9年)、下関丸は特別席設置などの改造を経て宮島航路に転属する。このさい七浦丸に改称する。

1946年昭和21年)4月24日、大島航路が山口県県営から国鉄に移管されると、七浦丸は大島航路に転属するが、1954年(昭和29年)7月、大島航路で自動車航送が開始されると、自動車積載能力が無いため、再び宮島航路に転属となる。

1955年(昭和30年)8月25日、七浦丸は運航を終了し引退。1958年(昭和33年)に売却されたという。

プロフィール(新造時)

  • 総トン数:188.8t
  • 全長:105.0ft (30.5m)
  • 全幅:27.0ft
  • 出力:187馬力
  • 航海速力:8.0kt
  • 乗客:335名

※1ft=0.3048m




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