上町一丁目停留場 上町一丁目停留場の概要

上町一丁目停留場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/02 13:58 UTC 版)

上町一丁目停留場*
ホームに停車する伊野行き
かみまちいっちょうめ
Kamimachi 1-chome
(坂本龍馬誕生地前)
枡形 (0.2 km)
(0.2 km) 上町二丁目
所在地 高知県高知市上町一・二丁目
所属事業者 とさでん交通
所属路線 伊野線
キロ程 1.7 km(はりまや橋起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1906年明治39年)10月9日
* 改称経歴
- 1936年 本町筋一丁目→本丁筋一丁目
- 1966年 本丁筋一丁目→上町一丁目
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歴史

当停留場は1906年明治39年)、本町筋一丁目停留場(ほんちょうすじいっちょうめていりゅうじょう)の名で開業した[1]1936年昭和11年)には町名変更により表記を「本筋一丁目」に変更[2]1942年(昭和17年)に停留場はいったん休止されるが、10年後の1952年(昭和27年)に営業を再開した[1]。上町一丁目と称するようになったのは1966年(昭和41年)のことで、これは同年に住居表示実施に伴う町名変更によるものである[2]

一時は停留場の廃止が計画されたこともあったが、当地が坂本龍馬の誕生地であること、近くに高知県立盲学校があることを理由に存置されている[3]

年表

構造

上町一丁目停留場は伊野線の併用軌道区間にあり、ホームは道路上に置かれている。ホームは2面あり、東西方向に伸びる2本の線路を挟み込むように設けられている[6]。ただし互いのホーム位置は東西方向にずれていて、東にはりまや橋方面行き、西に伊野方面行きのホームがある[6]。伊野方面行きのホームは上町二丁目、はりまや橋方面行きのホームは一丁目に位置する。


  1. ^ a b 今尾恵介(監修)日本鉄道旅行地図帳』 11 中国四国、新潮社、2009年、60頁。ISBN 978-4-10-790029-6 
  2. ^ a b c d e 『土佐電鉄が走る街 今昔』34-35頁
  3. ^ 『路面電車はゆく 高知』高知新聞社、1998年、88頁。ISBN 4-87503-268-4 
  4. ^ a b c d e 『土佐電鉄が走る街 今昔』98・156-158頁
  5. ^ 上野宏人 (2014年10月2日). “とさでん交通:「再出発」 「便利な市民の足に」高知で設立式 新デザインの車両披露”. 毎日新聞 (毎日新聞社) 
  6. ^ a b 川島令三『四国・九州ライン 全線・全駅・全配線』 第2巻 四国西部エリア、講談社〈【図説】 日本の鉄道〉、2013年、40,93頁。ISBN 978-4-06-295161-6 
  7. ^ 上町の歴史”. 高知市立龍馬の生まれたまち記念館. 2017年5月16日閲覧。
  8. ^ 電車軌道路線図” (PDF). とさでん交通. 2017年5月16日閲覧。


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