三遊亭好一郎 来歴

三遊亭好一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/06 00:51 UTC 版)

来歴

熊本県上益城郡益城町出身。益城町立益城中学校熊本県立熊本高等学校を経て、神戸大学理学部物理学科卒業。学生時代、大学の図書館で桂枝雀の「時うどん」のビデオをみたのが落語の世界に入るきっかけである[1]2008年には、立川談春の「芝浜」を観て自分で落語をやりたいと思い[1]、社会人落語サークル「噺の会じゅげむKOBE」に参加し活動を行う。高座名は西遊亭悟空[2]

2009年6月、三遊亭好楽に入門し、「三遊亭好吉」を名乗る。2012年9月、二ツ目昇進。

2016年4月に発生した熊本地震では、高校時代までを過ごした益城町の実家が被災した[3][4]。2017年3月、益城町復興大使に就任[5]

2022年6月1日のお江戸両国亭での五代目円楽一門会定席興行「両国寄席」より真打に昇進し[6][7][8][9]、「三遊亭好一郎」に改名。同じ日付で三遊亭一太郎が真打に昇進したが、一太郎は真打昇進披露に関する一切の披露や興行を行なっていないので、好一郎は単独でパーティーと襲名披露公演を行った。

芸歴

脚注

関連項目

外部リンク


  1. ^ a b 噺の会じゅげむKOBE”. 2015年12月25日閲覧。
  2. ^ 2009年6月に噺の会じゅげむKOBEを退会し、三遊亭好楽に入門。(「西遊亭悟空」『噺の会じゅげむKOBE』)
  3. ^ 三遊亭好吉「実家は屋根瓦が落ちた」(デイリースポーツ)”. 2016年6月11日閲覧。
  4. ^ 震度7の益城町出身・三遊亭好吉「来週か再来週には帰りたい」実家の被害状況語る(スポーツ報知)”. 2016年6月11日閲覧。
  5. ^ 益城町復興大使が決定しました!”. 熊本県益城町 (2017年3月30日). 2022年6月3日閲覧。
  6. ^ 好楽門下、三遊亭好吉が22年6月に真打ち昇進「楽しいねと思ってもらえる落語家に…」 - スポーツ報知 2021年12月30日
  7. ^ 三遊亭好一郎、真打ち昇進会見で「キラリと光る噺家に」と決意」『サンスポ』、2022年5月26日。2022年6月2日閲覧。
  8. ^ 三遊亭好吉改め好一郎が真打ちに 神戸大理学部卒、師匠は好楽」『デイリースポーツ online』、2022年5月27日。2022年6月2日閲覧。
  9. ^ 三遊亭好一郎が真打ち昇進披露興行をスタート 一門勢ぞろいで門出を祝福」『スポーツ報知』、2022年6月2日。2022年6月2日閲覧。


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