ロード・スイッチャー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/30 19:01 UTC 版)
Jump to navigation Jump to searchアメリカにおけるロード・スイッチャー
操車場外での走行を前提とするため、ロード・スイッチャーは本線走行に適した速度を出せることが必須である。また、入換時には前後方向の移動が頻繁となるため、双方への視界を確保しなければならない。そのため、車体形状はフード・ユニットタイプが採用される。
運転台は車体前後方向の片側にオフセットされ、その前後にはエンジン等を収納したボンネットがあるため、純然たる入換用であるスイッチャーよりも衝突時の安全性が高い。後方視界は、箱形車体のキャブ・ユニットタイプのものよりも良好である。このスタイルのさきがけは、アメリカン・ロコモティブ(アルコ)が製造したRS-1である。
上述の特長により、今日ではロード・スイッチャーが入換用と本線用を兼ねて使用されている。
イギリスの例
イギリスでは「ロード・スイッチャー」という用語は使用されていないが、14形がこれに分類される。
日本の例
日本では、DD13形、 DE10形が、原義でのロード・スイッチャーに相当する。
関連項目
- 1 ロード・スイッチャーとは
- 2 ロード・スイッチャーの概要
固有名詞の分類
- ロード・スイッチャーのページへのリンク