リターン・オブ・ザ・インベーダー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/09 07:51 UTC 版)
ジャンル | シューティングゲーム |
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対応機種 |
アーケード[AC] PSP PlayStation 2 |
開発元 | COMIX LTD. |
発売元 | タイトー |
プログラマー | 中隈章 |
音楽 | 小倉久佳 |
人数 | 1~2人交互プレイ |
メディア |
[PSP]UMD [PS2]DVD-ROM |
発売日 |
[AC]1985年3月15日 [PSP]2005年5月12日 [PS2]2007年1月25日 |
その他 |
PSP版は『スペースインベーダーポケット』に収録 PS2版は『タイトーメモリーズ2・上巻』に収録 |
前作である『スペースインベーダー パートII』から約6年ぶりに発表された作品であり、パワーアップやチャレンジングステージなど、様々なシステムが追加されている。
ゲームのルール
2方向レバー、1ボタン(ショット)で基地を守る砲台 XEROVY を操作しながら敵を倒していく。砲台が全滅するか、または残機が何機あってもインベーダーが画面の一番下まで占領されるとゲームオーバーとなる。全20ステージ構成で、ステージ20をクリアするとステージ1の敵配置に戻り、3周目まではスタート時のインベーダーの位置が下がることで難易度が上昇する。ステージ99をクリアすると1周目のステージ1に戻る。
特定のインベーダーは撃たれると編隊から弾き飛ばされて落下してくるが、これをもう一度打つことでボーナス得点が入る。撃墜する高度が低いほど高得点。
スペースインベーダーのトーチカに相当するゼロガード (XERO-GUARD) は部分的に壊すことはできなくなり、一定数自弾か敵弾を受けて耐久力がなくなるか、インベーダーが少しでも触れると全体が破壊される。ただし、中央右よりにある連結部分のみ部分的に破壊でき、ここだけに自弾を当てて壊すことで縦に穴を開けられる。ステージによっては、ゼロカードが一定間隔でスライドするように左右に往復して動く。ステージクリア時にゼロカードは元の状態に修復される。
チャレンジングステージ
特定のインベーダー(ZICON)を3匹以上残してそれ以外の敵を全て倒すと、マザーシップから多数のインベーダーが降下してくるチャレンジングステージ(ボーナスステージ)が始まる。これは以下の条件で終了する。
- UFOを1分間撃たずにいる
- マザーシップを撃墜
- 敵や敵の攻撃に触れた時
- インベーダーを230匹倒す
インベーダーは1体倒すと300点なので全て倒せば300×230=69000点。また、マザーシップ自体の得点は1万から3万点。
敵の攻撃に触れると自機は破壊されてフレクターは失うが、ボーナス精算画面で自機が復活し残機は減らない。
フレクター
画面上部を通過するUFOを撃つと、フレクターと呼ばれるアイテムを入手できる。ただし、フレクター部分を撃つとフレクターも壊れてしまう。また、フレクターは自動装着である。
- GAZEL:装着すると連射可能
- GORAL:装着するとビームが拡大
- GOWL:装着すると直線上の敵を全て破壊可能
開発
隠しコマンド[1]によって制作スタッフと思われる名前と、「COMIX LTD.」という社名が表示される。表示されるスタッフ3名のうち、2名の名前はコアランド開発による『ペンゴ』(1982年) の隠しコマンドで表示される名前と共通である[2]。なお、一部の資料ではUPL開発という記載もあるものの根拠に乏しく、噂の域を出ないものである[3]。現在はタイトーが権利を持っており、後に複数の機種に移植されている。
- ^ アトラクトモードで、1Pと2Pのレバー左・スタート・ショットボタンを同時に押してから、画面が変わるまで2Pのスタートボタンを押し続ける。
- ^ “Return of the Invaders - The Cutting Room Floor”. 2021年4月13日閲覧。
- ^ “UPL Grave digger”. 2021年10月27日閲覧。
- 1 リターン・オブ・ザ・インベーダーとは
- 2 リターン・オブ・ザ・インベーダーの概要
- 3 スタッフ
固有名詞の分類
スペースインベーダー |
リターン オブ ザ インベーダー マジェスティックトゥエルブ ミッドウェイゲームズ あっかんべぇだぁ〜 |
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