ラプラスの魔 (コンピュータゲーム)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/18 20:22 UTC 版)
評価
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- PC-8801版
- ゲーム専門のニュースサイト『4Gamer.net』のgingerは、プロジェクトEGGで配信されたPC-8801版について、「単に敵が手ごわいだけでなく、謎解きも難しいが、不気味な館の謎を一つずつ解明するホラーな雰囲気は優れており、ゲームシステムも世界観と合っている」と難易度の高さを指摘しつつも概ね肯定的に評価した[1]。
- PCエンジン版
- ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では7・7・7・7の合計28点(満40点)[5]、『月刊PCエンジン』では75・80・85・80・80の平均80点(満100点)、『電撃PCエンジン』では70・45・75・90の平均70点(満100点)、『PC Engine FAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り21.70点(満30点)[7]。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で187位(485本中、1993年時点)となっている[7]。同雑誌1993年10月号特別付録の「PCエンジンオールカタログ'93」では、「幽霊屋敷で起こる数々の怪事件を解明するため、恐怖の屋敷に足を踏み入れていくというストーリーの、3DダンジョンRPG。出てくる敵も、亡霊や巨大な昆虫など、気味の悪いものばかり。美しい画面が、不気味さをいっそうひきたてている」と世界観や演出面に関して肯定的なコメントで紹介されている[7]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
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得点 | 3.29 | 3.82 | 3.35 | 3.71 | 3.76 | 3.76 | 21.70 |
- スーパーファミコン版
- ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では8・7・6・5の合計26点(満40点)[6]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り18.8点(満30点)[8]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | お買得度 | 操作性 | 熱中度 | オリジナリティ | 総合 |
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得点 | 3.4 | 3.2 | 3.0 | 3.0 | 3.4 | 2.9 | 18.8 |
- ^ a b c d e f g ginger (2015年10月29日). “東京レトロゲームショウ2015:第25回 ホラーRPGの名作「ラプラスの魔」で,名状しがたきものに立ち向かえ!” (日本語). 4Gamer.net. Aetas. 2017年11月26日閲覧。
- ^ この『機械』なる装備品がなぜ精神戦闘を行えるのか?はPCゲーム作品中では判りにくいが、原作の小説版ではカサンドラ姫から託された「魔法を無効化する腕輪」を科学者が借りて分析しその結果、超伝導物質であることが分かった。科学者の憶測によれば「超伝導体は強い反磁性を持ち、磁界を打ち消すように反発する。確証は無いが魔法にも反発するのではないか?またリング状に形成すればその超伝導性により大量の電荷をためる事が出来、電気ショック[要曖昧さ回避]を与える武器も作れる。また、以前の経験から霊体が現れるときはイオンを帯びることが判っている。イオンは良伝導体であり通電させることにより中和出来る。」との事であり、この科学者はラプラス城決戦の際には強い力を持った霊体をこの自作型大容量蓄電器で撃退している。PCゲーム中ではここまで厳密では無いが霊体を始め精神的なダメージを与える道具として表現されている。
- ^ “「プロジェクトEGG」,ホラーRPG「ラプラスの魔(X68000版)」が本日配信” (日本語). 4Gamer.net. Aetas (2014年4月8日). 2019年5月18日閲覧。
- ^ “「ラプラスの魔(PC-9801版)」と「地獄の練習問題(PC-8801版・Windows10対応版)」がプロジェクトEGGで配信開始” (日本語). 4Gamer.net. Aetas (2016年7月26日). 2019年5月18日閲覧。
- ^ a b “ラプラスの魔 まとめ [PCエンジン]”. ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年12月20日閲覧。
- ^ a b “ラプラスの魔 まとめ [スーパーファミコン]”. ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年12月20日閲覧。
- ^ a b c d 「10月号特別付録 PCエンジンオールカタログ'93」『PC Engine FAN』第6巻第10号、徳間書店、1993年10月1日、53頁。
- ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、416頁、ASIN B00J16900U。
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