ラインメール青森FC ラインメール青森FCの概要

ラインメール青森FC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/19 14:59 UTC 版)

ラインメール青森FC
原語表記 ラインメール青森FC
呼称 ラインメール青森
愛称 ラインメール
クラブカラー  
創設年 1995年
所属リーグ 日本フットボールリーグ
クラブライセンス J3
ホームタウン 青森県青森市[1]
ホームスタジアム カクヒログループ アスレチックスタジアム[1]
新青森県総合運動公園球技場
収容人数 20,809(カクスタ)
3,300(新青森球)
運営法人 株式会社ラインメール青森フットボールクラブ[1]
代表者 榊美樹[1]
監督 柴田峡
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ
株式会社ラインメール青森フットボールクラブ
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本
030-0113
青森県青森市第二問屋町4丁目1番20号
東和電材株式会社内1階
設立 2018年8月1日
業種 サービス業
法人番号 6420001016195
事業内容 サッカーチームの運営他
代表者 代表取締役社長 榊美樹
主要株主 東和電材株式会社
外部リンク https://reinmeer-aomori.jp/
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概要

1995年に青森蹴球団として創設され、その後に名称をラインメール青森FCに定めた。2019年にJリーグ百年構想クラブとして承認された。

チーム名はライン(ドイツ語: Rein、「清んだ」の意味)およびメール(ドイツ語: Meer、「海」)の造語で、「清んだ海、青い森」の意味合いも有する[2]

歴史

県リーグ・東北リーグ(1995年 - 2015年)

1995年に青森蹴球団として創設、青森市サッカー協会が運営を担い、市内のチームからの選抜により選手を構成していた。2003年シーズンに東北社会人サッカーリーグ2部北ブロックに参戦したが、1年で青森県社会人サッカーリーグへ降格。2007年に青森市に本社を構える電気設備工事会社の東和電材の社内に事務局を移転。2008年に県リーグ1部を10勝1分で優勝。北東北3県県リーグチャレンジリーグで2位。東北リーグ2部北8位の猿田興業との入れ替え戦に勝利し、東北リーグ2部北ブロックに6年ぶりに復帰。青森県サッカー選手権大会(天皇杯県予選)はベスト8。

2009年は東北リーグ2部北ブロックで7位となったが、入れ替え戦に勝利して東北リーグ残留。2011年にアンソメット岩手・八幡平と強化パートナーシップ提携を締結[3]。2012年に前年までコーチを務めたアンソメットの代表兼GMである丸山富洋が監督に就任。2013年にサッカースクールおよびジュニアチームを創設。東北2部北ブロックで優勝して1部へ昇格。

2013年11月に逮捕された丸山に有罪判決が出されたことを受けて、2014年2月1日に丸山が監督を辞任。佐川印刷京都元コーチの葛野昌宏が後任監督に就任、4月にジュニアユース創設。東北リーグ1部では3位。県サッカー選手権大会は決勝でヴァンラーレ八戸に敗れ準優勝。また、第50回全国社会人サッカー選手権大会に初出場したが2回戦でVONDS市原に敗れた。

2015年、東北リーグ1部では無敗でシーズンを終えるも2位。第51回全国社会人サッカー選手権大会でベスト4の成績。第39回全国地域サッカーリーグ決勝大会で優勝した。12月9日のJFL理事会で2016年度からのJFL入会が承認された[4]。また、県サッカー選手権大会で初優勝し、天皇杯に初出場した。

JFL(2016年 -)

2016年は、JFL1stステージは勝ち点17の11位だったが、2ndステージは守備が安定して第1節 - 第8節まで無敗で第6節までは開幕6連勝を飾り、第3節 - 第8節までは6試合連続無失点試合を達成し、優勝争いに絡んだ[5]。しかしその後は勝ち点は伸ばせずに勝ち点28の5位だったが、年間では勝ち点45の8位。

2017年は、1stステージ第2節から2ndステージ第8節まで22試合無敗。1stステージは勝ち点30の4位。2ndステージは勝ち点31の2位となり、年間でも勝ち点61で過去最高の2位。また、第72回国民体育大会サッカー成年男子に青森県代表として出場し、県勢初となる優勝を果たした[6]

2018年11月30日にJリーグ百年構想クラブの申請書類が受理され[7]、2019年2月19日にJリーグ百年構想クラブとして承認された[1][8]

2020年は2年ぶりに天皇杯に出場、4回戦で敗れた。

2023年1月、Jリーグ百年構想クラブの資格を返上した。これは2022年12月にJ3昇格(入会)に際して必要だった百年構想クラブの資格を持っていなくてもJ3ライセンスの取得に支障がない状況になったことを受けてのものである[9]。2024年度J3クラブライセンスを申請し、9月26日のJリーグ理事会で交付が決定されたものの[10]、10月24日のJリーグ理事会にて、平均観客数2000人という努力目標に対し、同日時点で1試合平均観客数が僅か535人と少ないことが指摘され、2024年のJ3リーグ加入については継続審議となる[11]。結局、最高で3位までは順位を上げ、最終節まで2位以内に入る可能性はあったものの、一度も2位以上になることなく5位で終了した。ホームでは同年のJFL全15チーム中最多の勝点30(9勝3分2敗)を挙げながら、アウェーではワースト2位タイの勝点12しか挙げられず、アウェーで2勝のみは最下位だった沖縄SVと並ぶワーストタイだったことが足を引っ張る形となった。

成績


  1. ^ a b c d e f Jリーグ百年構想クラブ 審査結果について』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2019年2月19日http://www.jleague.jp/release/post-578262019年2月20日閲覧 
  2. ^ クラブ”. ラインメール青森FC (2016年2月23日). 2021年2月15日閲覧。
  3. ^ クラブ案内”. 2014年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月16日閲覧。
  4. ^ 第18回日本フットボールリーグ新入会チーム決定!』(プレスリリース)日本フットボールリーグ、2015年12月9日http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=9782019年3月3日閲覧 
  5. ^ 2016年ラインメール青森”. 日本フットボールリーグ. 2023年7月3日閲覧。
  6. ^ “ラインメール青森、国体優勝を知事に報告”. 陸奥新報. (2017年10月14日). http://www.mutusinpou.co.jp/news/2017/10/48476.html 2021年2月15日閲覧。 
  7. ^ 「Jリーグ百年構想クラブ」の申請受理のお知らせ』(プレスリリース)株式会社ラインメール青森フットボールクラブ、2018年12月7日http://reinmeer-aomori.jp/news-20181207/2018年12月9日閲覧 
  8. ^ 「Jリーグ百年構想クラブ」認定のお知らせ』(プレスリリース)ラインメール青森FC、2019年2月19日http://reinmeer-aomori.jp/news-20190219/2019年2月19日閲覧 
  9. ^ 『Jリーグ百年構想クラブからの脱退について』(プレスリリース)ラインメール青森FC、2023年1月31日。 
  10. ^ 2024シーズンJ3クラブライセンス判定結果について(J3入会を希望するクラブ)』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2023年9月26日https://aboutj.jleague.jp/corporate/release/26408/2023年11月5日閲覧 
  11. ^ Jリーグ入会審査(J3)結果について』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2023年10月24日https://www.jleague.jp/news/article/26284/2023年11月4日閲覧 
  12. ^ a b 角弘ビジネスサービス青森共同計算センター青森電子計算センターの4社による共同掲出。


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