マチベン マチベンの概要

マチベン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/15 11:23 UTC 版)

さらに、当作品以後、従前の22時スタートから1時間繰り上げて21時-21時58分(JST)に放送される(土曜日の『NHKスペシャル』の廃枠と23時台に『韓国ドラマシリーズ・宮廷女官チャングムの誓い』を戻すため)。

2007年6月30日から同年8月4日まで、キャストも設定も一新された『新マチベン 〜オトナの出番〜』が放送された。第25回向田邦子賞受賞作。

ストーリー

物語は、元々検事を務めていた天地涼子(江角)が、ある事件をきっかけとして検事を辞任し、町の小さな弁護士事務所を立ち上げて、市民の様々な問題点を克服するべく奮闘する姿を描いたヒューマンドラマである。江角はこのドラマで、メイクを一切付けないで収録に臨んでいるという。

ドラマの題名である「マチベン」は、「(町)医者のような弁護士」と、「依頼人をひたすら(待ち)続ける弁護士」の、二つの意味を掛けたもの、とされている。

第5話・最終話を除いては一話完結。第1話では少年犯罪、第2話では冤罪、第3話では死刑判決、第4話では安楽死、とテーマは多岐にわたった。

レギュラー・準レギュラー

  • 天地涼子:江角マキコ 
    検事だったが、ある事件をきっかけで職を辞め、後藤田、浦島と共に「えびす堂」を開所。弁護士(マチベン)に。話題性の高い事件を担当したがる。一風変わった法廷戦術を得意とする。
  • 神原啓吾:山本耕史
    祖父、父と3代続く法曹界のサラブレッド。太田正孝の法律事務所のエースとして、太田正孝から絶大な信頼を得ていたが、ある事件を境に辞職。天地涼子の誘いで「えびす堂」に入所しマチベンに。
  • 後藤田薫:沢田研二
    その昔は、エリート弁護士だったが、詐欺事件に関わってしまい、懲罰を受けてしまう。非常に金にうるさく、金にならない事件は扱わない。しかし、3人の中で最も経験を積んでおり、時折的確なアドバイスをだす。
  • 浦島たまを:中島知子オセロ
    バツイチ、子持ちの弁護士。民事専門。話題性の高い事件ばかりあつかう天地に、いつもケチをつけては喧嘩している。しかし、実際は天地の実力を認めている人情派の弁護士。
  • 村山信介:小林隆
    弁護士事務所「えびす堂」の事務員。温厚で物腰が柔らかいが、なぜか神原には対抗心を持っている。どうやら天地に惚れているらしい。
  • 橋本クリス:マリエ
  • 友永二三夫:大出俊 (俳優)
    裁判長。
  • 向井圭子:板谷由夏
    弁護士。
  • 松尾一成:沢村一樹
    東京地方検察庁のエリート検事。天地が検事だったころの同僚。もしくはそれ以上の関係?
  • 太田正孝:山本圭
    啓吾が所属していた太田&スミス法律事務所の代表で、啓吾の後見人を自負している。
  • 深川保:竜雷太
    天地が検事として担当した事件の被告人。現在は無期懲役刑が確定し、受刑中の身。

ゲスト




「マチベン」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「マチベン」の関連用語

マチベンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マチベンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマチベン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS