ベクター R4
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/08 07:27 UTC 版)
採用国
ベクターR4は、採用以来南アフリカ国防軍と南アフリカ警察の主力アサルトライフルである。後継のベクター CR21やツルベロ ラプターも開発されてはいるが、更新は遅々として進んでいない。
登場作品
南アフリカロケのアクション映画でよく使われる。また、グリップやハンドガードを改造してAK-47風にしたプロップガンもある。
映画
- 『第9地区』
- MNUの第1大隊指揮官クーバス大佐がR6を、クーバス大佐の部下たちの一部がR5を使用する。AK風に改造したモデルをナイジェリア人ギャングが使用。
- 『ホテル・ルワンダ』
- ルワンダ軍がR5とAK風モデルを使用。
- 『マシンガン・プリーチャー』
- 主人公、サム・チルダース(ジェラルド・バトラー)とゲリラ達がAK風に改造したモデルを使用。
- 『セイヴィア』
- 主人公のギー(デニス・クエイド)が、R4をメインウェポンとして使用。ギーのR4は、フロントサイトを切除し、狙撃用スコープと銃床の頬当てを装備したマークスマン・ライフル仕様に改造されている。
- 『沈黙の傭兵』
- 主人公のジョン・シーガー(スティーヴン・セガール)とその仲間たち、フランス軍兵士、南アフリカの警察官がR5を使用する。また、AK風に改造されたモデルも登場する。
TVドラマ
- 『ストライクバック:極秘ミッション』
- 南アフリカ国防軍および南アフリカ警察が使用する他、AK風に改造したモデルを主人公2人組(マイケル・ストーンブリッジ、ダミアン・スコット)と敵が使用。
ゲーム
- 『メタルギア ゴーストバベル』
- R5が武器として使用可能。
脚注
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注釈
- ^ 現在のイスラエル・ウェポン・インダストリーズ
- ^ 現在のデネル・ランド・システムズ
- ^ アフリカーンス語呼称のLyttelton Ingenieurswerkeに由来する。
- ^ 南アフリカ共和国の国営軍需企業アームスコール(現在のデネル・グループ)の子会社の一つで、デネル・ランド・システムズの前身。
- ^ アパルトヘイト政策廃止後の1994年に、南アフリカ国防軍(South African National Defence Force)に改編された。
- ^ 上記のFN FAL以外にもFN MAG汎用機関銃やセンチュリオン戦車、ミラージュIII戦闘機などが挙げられる。
- ^ 具体的にはショット・カルの技術を応用したオリファント、サール4型ミサイル艇をもとに建造されたミニスター級ミサイル艇、クフィルの設計ノウハウを応用したチーターなどが挙げられる。
- ^ ただし、ベクターR1も退役したわけではなく、現在でもマークスマン・ライフルとして運用が継続されている。
- ^ 1994年まではSAP(South African Police)であったが、1994年にSAPS (South African Police Service) へ改編される。
- ^ 弾倉よりも前、ハンドガードの直後あたり。ガリルMARでは改良されたハンドガードに合わせて加工されている。
出典
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