ダイコン 文化

ダイコン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 03:48 UTC 版)

文化

祭礼・信仰

  • 真宗大谷派了徳寺京都市)は毎年12月9、10日の報恩講で大根焚を行う。食べると中風除けのご利益があるとされている[50]
  • 東京・浅草にある本龍院待乳山聖天(まつちやましょうでん)では1974年以来、1月7日に「大根まつり」が行われている。「聖天さま」(大聖歓喜天)へ供えた大根のお下がりを、ふろふき大根にして参拝者2000人に振る舞う[51]
  • 青森県などの一部地域ではお盆に「あられ」と呼ばれる米とさいの目に刻んだ大根を混ぜたものを墓所に撒く風習がある[52]。これに人参を混ぜる地域もある[52]。元々は墓所を清める意味があったがカラス対策や後始末などの管理の問題から禁止している墓地もある[52]

文学

  • 古事記
    • 継苗生(つぎねふ)や 山代女(やましろめ)の 木鍬(こくわ)持ち 打ちし大根(おほね) 根白(ねしろ)の 白腕(しろただむき) 枕(ま)かずけばこそ 知らずとも云はめ 仁徳天皇
    • 継苗生(つぎねふ)山代女(やましろめ)の 木鍬(こくわ)持ち 打ちし大根(おほね) 騒々(さわさわ)に 汝が家背(いへせ)こそ 打ち渡す 弥(や)が栄(は)え為(な)す 来入(きい)れ参来(まいく)れ 磐姫皇后
  • 兼好法師の『徒然草』第68段に、焼き大根の話が出る。
  • 俳句では冬の季語。「だいこ」とも。

成句

大根は、生でも煮ても焼いても消化が良く、食当たりしないので、何をやっても当たらない役者を「大根役者」と呼ぶ[54]。同じ理由で、なかなか当たりを打てない野球打者を「大根バッター」とも呼ぶ。また極端なダウンスイングのことを大根おろしに掛けて「大根切り」という。

その他

東京農業大学の応援歌「青山ほとり」は一般に「大根踊り」の名で知られている。


注釈

  1. ^ 根菜の中身がスカスカな状態になることを、俗に「スが入る」という。

出典

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