スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜 キャンペーン担当アナウンサー

スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/02 23:59 UTC 版)

キャンペーン担当アナウンサー

キャンペーンを実施するにあたり、男女各1名のアナウンサーが「スキウタPR大使」に指名され、投票呼びかけ、当日までの関連番組出演などを行った。

2人には「アイカとテツヤ」という愛称がつけられ、出身地を考慮して、神田が主に東日本を、高山が主に西日本を、それぞれ回って投票を呼びかけた。また、高山アナはキャンペーン用に『スキウタビバビバ』という曲を作製。2人で歌い、キャンペーンソングとして放送などで使われた。

反響

名称
言語表現に関する規範であるべきNHKが「スキウタ」という造語を用いたことについて、民放のアナウンサーなどから批判があった[1]
集計方法
本来は総投票数による単純なランキングだったものが、後に平均値を考慮したものに変更するなど、視聴者の投票行動への見通しの甘さ、組織票や多重投票への対策の不備などに批判があった[2][3]
「戦後60年」を謳いながらも、200曲のうち1990年以降に発表された楽曲が115曲、2000年以降に発表された楽曲が60曲を占めるという偏った結果に批判があった。また、600曲の参考曲リストの大半が直近10年以内のものであるなど不平等性も指摘された。また、悪戯で奈良騒音傷害事件の容疑者名がアーティスト名(曲名は「Hip hop shit!」)として投票され、悪戯だと気付かずに公式サイトに掲載していまうトラブルもあった。
NHK紅白歌合戦への反映
「紅白聴きたい歌アンケート」と大々的に煽ったわりには選考基準として重要視されなかったことに対して批判があった[4]。プロデューサーの石原真はこの件に関し「全部リクエスト曲にすると『あなたが選ぶスキウタトップ100』みたいになり、紅白でやる必要がなくなってしまう」との見解を述べている。
出演者
紅白司会お披露目会見にて、山本耕史が「スキウタ?今初めて聞く単語です。何ですかスキウタって?」と発言をし、仲間由紀恵にフォローされる場面があった[5]


一方で、この企画以降持ち歌以外の選曲や大物歌手の出演など「新しい紅白」へのきっかけになったことを評価する向きもある[6][7]


  1. ^ a b アリスとして出場。
  2. ^ m-floAkiko Wadaとして白組から出場。
  3. ^ a b c d コーナー企画「タイムスリップ60年 昭和・平成ALWAYS内で歌唱された。


「スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜」の関連用語

スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのスキウタ〜紅白みんなでアンケート〜 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS