ジェームス・カーティス・ヘボン 脚注

ジェームス・カーティス・ヘボン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/06 04:36 UTC 版)

脚注

注釈

  1. ^ 高谷道男『ヘボンの手紙』p.56。10月13日付け長崎発の後半に10月20日神奈川という部分があり、10月17日月曜夜到着とある。
  2. ^ 杉田幸子『横浜のヘボン先生』(いのちのことば社、1999年。増訂版『ヘボン博士の愛した日本』 いのちのことば社・フォレストブックス、2006年)にはヘボンと同じ一族であると記載されているが、高次資料不明。両者の血縁関係について言及した英文の文献は見当たらない。
  3. ^ 日本で自らを「ヘボン」と称していたことがわかる資料としてほかに以下がある。
    • 慶応3年(1867年)に出版された『和英語林集成』初版の表紙に「『美国平文』編訳」と見える[7]
    • 1892年(明治25年)に出版された『聖書辞典』の表紙にも「平文」と見える[8]
    • 『和英英和林語集成』第5版1894(明治27)年発行の「501/509」に奥付に書かれている著作者は「ゼー・シー・ヘボン」となっている[9]
    同時代の日本人も、日本語で彼の名を「ヘボン」と記している。
    • ヘボンが宿舎にした成仏寺の門前の名主源七による『御用留』(1861年7月頃)に「ヘボン」(ヘホン)と書かれている[10]
    • 1872年(明治5年)に出版された『新約聖書馬可傳福音書』[11]の表紙裏を見ると「この書はヘボン訳なり」と注記がある。
    • 1888(明治21)年4月19日付の右の郵便報知新聞の新聞広告で、『和英英和語林集成 第4版』が「博士ヘボン氏著」と紹介されている[12]

出典

  1. ^ 1881年3月16日付け、W.E.グリフィス宛書簡、高谷道男編著『ヘボン書簡集』岩波書店、1959年。292ページ以降。
  2. ^ 神奈川宿の外国人たち - 横浜開港資料館報74号、2001年
  3. ^ 日本人と参勤交代 コンスタンチン・ヴァポリス著 柏書房 2010.6 ISBN 978-4-7601-3821-0 p.112
  4. ^ 明治学院大学図書館 - 『和英語林集成』デジタルアーカイブス
  5. ^ a b 学長に相当
  6. ^ 望月洋子『ヘボンの生涯と日本語』新潮選書、15ページ
  7. ^ 企画・連載 : 神奈川 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)(19)和英辞典と翻訳聖書の刊行
  8. ^ 横浜開港150周年 みんなでつくる 横濱写真アルバム
  9. ^ 本文|近代デジタルライブラリー
  10. ^ 公文書館だより 第3号 : 神奈川県
  11. ^ ヘボン・ブラウン訳 新約聖書馬可傳福音書|関西学院と聖書
  12. ^ 綺堂作品紀聞 その2 綺堂作品とその実証
  13. ^ 高谷道男『ヘボンの手紙』p.39。同所に『日本語文法書』は何かを特定できない、とある。
  14. ^ 望月洋子『ヘボンの生涯と日本語』P33~34
  15. ^ 高谷道男『ヘボンの手紙』p.56。
  16. ^ 1881年3月16日付け、W.E.グリフィス宛書簡、高谷道男『ヘボン書簡集』岩波書店。1959年。p.301。
  17. ^ 明治学院大学図書館 - 『和英語林集成』デジタルアーカイブス 『和英語林集成』各版体裁
  18. ^ 荒井保男『日本近代医学の黎明 横浜医療事始め』中央公論新社、2011年、第1章・44頁。
  19. ^ 山田萬作『嶽陽名士傳』山田萬作、1891年、39頁。
  20. ^ 丸尾馨・奥沢康正「眼科医丸尾興堂の家系」『日本医史学雑誌』37巻2号、日本医史学会、1991年4月、289頁。
  21. ^ 福浦キャンパス|横浜市立大学







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