ジェットカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/18 06:12 UTC 版)
塗装
旧塗装車はクリームとウルトラマリンブルー、5500系原型車と5550系はアレグロブルーとシルキーグレイ、5500系リノベーション車はラピスブルーとモダングレー、5700系はカインドブルーを基調とした塗装となっており、このように青色を基調とした塗色から「青胴車」とも呼ばれる。
ジェットカーは1965年9月15日実施のダイヤ改正から1968年4月6日まではダイヤの関係で休日ダイヤでの梅田 - 甲子園間の一部の不定期準急に使用された以外は、一貫して普通列車として運用されている。一方特急・急行に使用される車両は「赤胴車」と呼ばれており、車体色で列車種別が識別できるという実用性も兼ねたカラーリングとなっている。
車体では乗降時間の短縮を図るため、すべての車両が両開き扉を設置しており、扉幅1,400mmは5500系まで一貫して引き継がれた。
5500系までは伝統的に全車電動車であったが、5550系ではジェットカーで初めて付随車(厳密にはTc車であり制御車)が編成内に1両挿入された(5561形)。5700系では再び全車電動車に戻されたが、それぞれの先頭車の片側台車(運転台より)には主電動機を装備していないため、実質的なMT比は5550系と同じく3M1T相当である。
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旧塗色「ウルトラマリンブルー」
(5001形 (2代)) -
新塗色「アレグロブルー」
(5500系原型車) -
現塗装「ラピスブルー」(鋼製車)
5500系リノベーション車 -
現塗装「カインドブルー」(軽量ステンレス車)
ジェット・シルバー5700(5700系)
- ^ “TOKIO、阪神電車“ジェットカー”と17年ぶり対決 城島「グループの意地は出せた」”. ORICON STYLE. (2015年10月31日)
- ^ 『2016年 ブルーリボン・ローレル賞選定車両』(プレスリリース)鉄道友の会、2016年5月24日 。2016年5月24日閲覧。
- ^ 阪神電気鉄道株式会社『普通用車両5700系(ジェット・シルバー5700)が、「ブルーリボン賞」を受賞!』(PDF)(プレスリリース)阪神電車、2016年5月24日 。2016年6月8日閲覧。
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