ココリコミリオン家族 番組概要

ココリコミリオン家族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/01 10:05 UTC 版)

番組概要

ココリコとゲストが様々なゲーム・企画で一般視聴者と100万円を賭けたゲームや企画を行う。

もともとは『スキバラ』枠火曜日(18:30-19:00)に放送されていたが、視聴率が好調だったため、同枠から初のゴールデンタイムに昇格する番組となった。またゴールデン昇格と同時にハイビジョン制作となった。

「かくれんぼバトル」および「ミリオンドッグ」では「貴族の娯楽として『おうちカジノ』が開催される」、「1トン家族(第1次)」では「海賊が夢の100万円を届けに来る」といったように設定がされており、ココリコの2人はそれらにちなんだ格好をしている。ゲストプレイヤーも正装やドレスで出演するのが恒例となっている。

2008年12月9日の2時間スペシャルにてレギュラー番組としては放送終了したが、その後2010年まで不定期で「かくれんぼバトル」の特番が放送された。

企画一覧

家族かくれんぼ→かくれんぼバトル

放送開始当初から登場。家族3人が家のどこかに隠れ、ココリコとゲストが捜索。30分間、1人でも隠れ切れば賞金100万円獲得となる。全員発見された場合は負けとなり、残念賞として高級牛肉1キロ分(『スキバラ』時代は家族全員分の焼肉店の食べ放題券)が贈られる。

家族側は事前に様々な隠れ場所(押し入れなどの収納用デッドスペースに加工を施した場所)を用意したり、捜索の邪魔をするためのトラップ(バリケード、落下物やダミー人形など)を仕込んでも良いが、危険な場所に隠れる事や危険なトラップを仕込む事は不可。

当初は家族を発見したプレイヤーは待機しなければならないというルールもあった。

スキバラ枠時代の後期からはオープニングでかくれんぼの成績と100万円流出率が表示されるようになり、その後は番組全体での賞金放出額が表示される。またゴールデン昇格に伴い「かくれんぼバトル」にタイトル変更された。

チャレンジャー側の成績は12勝24敗、賞金放出率は.3分の1、チャレンジャーチームの最大連敗は5連敗。

かくれんぼバトル(特番)

芸能人が隠れる側となり、各自100万円の賞金を持って隠れる。制限時間の間、ココリコまたは助っ人に見つからなければ賞金を獲得(手持ちの100万円をそのまま賞金として獲得できる個人戦ルールと獲得した賞金を参加者全員で山分けする団体戦ルールがある)。発見された場合100万円は没収され牢屋に収監される。

遊園地や無人島、大型ショップなど家族かくれんぼよりも非常に広い規模のため、大掛かりな隠れ場所(舞台の設置物の中や水辺、仕掛けたトラップ付近など)やトラップ(落とし穴や巨大落下物、放水など)がフィールドのいたるところに仕掛けてあり同時に隠れる側には何らかのアクシデント(隠れ場所の崩壊により隠れ場所がばれる)にも注意しなければいけない。また、ココリコ側にもヒントや探索必要のアイテムや移動用の乗り物など救済処置を与えられる。 また、確保者には捕まった際にルーレットなどでお仕置き(牢獄の上からの熱湯や墨汁、毒を抜いたタランチュラの投入、爆破など)が行われることがある。

ミリオン1トン家族

第1次

2006年10月3日から登場。制限時間30分以内に家族の代表者1人とココリコ、ゲスト(コンビ)の計5名で家の中から家具を運び出し、外にある180cm四方の量りに乗せて、ぴったり1トンになれば100万円をプレゼントとなる(1kg未満は四捨五入)。

最後に量りについているドアを閉める為、量りから少しでも家具がはみだしてはいけない。家具を運び出す際には素人には危険ということもありプロの「ハトのマークの引越センター」によるサポートがある。終了5分前までは現在の重さを見ることはできず、家族の代表者も終了5分前からしか参加できない。家族のうちいずれか一人が「キャプテン」として指揮役に回る。積めるスペースが限られているため、1トン分積むにはキャプテンの知恵と機転が必要になる。量りに乗せないのに外に持ってきた物は、制限時間内に家にしまわなくてはならない。

初回では、家族の代表者3人とココリコ、ゲスト(コンビ)の計7名が最初から参加し、量りには代表者が乗ることも可能で、外に持ってきた物は量りに乗せなくても家にしまう必要はないというルールだったがあまりにも簡単だったことより、次の回以降ルールが変更された。

第2次

2007年5月22日から登場。第1次とは違い、家族とココリコが対決するスタイルとなった。ゲストはコンビである点、「ハトのマークの引越センター」のサポートがある点は第1次と同様である。

ココリコが30分以内に1トン以上の家具を運んだらゲームオーバー(残念賞として家族かくれんぼ同様高級牛肉1キロ分(『スキバラ』時代は家族全員分の焼肉店の食べ放題券)が贈られる)。逆に家族は30分以内に1トン分の家具を守りきれば100万円獲得。「かくれんぼ家族」同様トラップを仕込むこともできる(主に家具を持ちにくくする、家具を隠すなど)。

スキバラ時代には10分おきにカードタイムがあり、それにより家族側に有利になることも、ココリコ側が有利になることもあった。ゴールデン以降ではこれは廃止となり、代わりにココリコチームは時間内ならば次の3枚のカードを自由に使えるようになった。

  • 「時間よ止まれ」 -5分間タイマーが停止し再度作戦を立て直すことができる。
  • 「引越の戦士」 - 5分間だけ「ハトのマークの引越センター」の2人のスタッフがサポートする。
  • 「賢者のグッズ」 - 使われる事が無かったため、効果は不明。

このコーナーでは、家族側にかなり不利なルールが多く設定されたためか100万円獲得する家族が現れることなく、成功率0でコーナー終了となった。

ミリオンドッグ

2007年3月13日から登場。挑戦者とその愛犬でチャレンジ。ココリコが選んだ5つのアイテム(食べ物おもちゃ、くさい靴下など)をベルトコンベアで流し、規定の円内から犬が出たらアウトとなる。誘惑に負けず『待て』をし続けたら賞金獲得となる。

賞金は当初犬の鳴き声にちなんで100万ウォン(2007年当時は約13万円)だったが、その後10万円に変更された。失敗した場合には残念賞としてオリジナルのステッカーが贈られる。

お取り寄せ家族

スキバラ時代

2007年5月8日から登場。ディーラー(司会)を亀井アナと遠藤。予測パネラーを田中とゲスト(このコーナーではゲストは「お取り寄せ王子」や「お取り寄せ姫」と呼ばれる)が務める。1回の放送で2家族が同時に挑戦する。

全国各地の特選素材が現れ、前に食べたものと比べて値段が高い(HIGH)か安い(LOW)かを当てる。10問連続で正解したら100万円獲得。ただし最初の問題だけは1万円より高い(HIGH)か安い(LOW)かを当てる。

最初に田中とゲストが出題された特選素材を食べ、そのリアクションと予想を元にそれぞれ解答を決定する。また、家族はヒントとして出題された特選素材をほんのひとかけらだけ試食できる。

チャレンジに失敗すると罰として冷蔵庫の中身をすべて没収される。

ゴールデン進出後

基本ルールはスキバラ時代と同じであるが、ココリコが10品の中から特選食材を1品選ぶようになり、予測パネラーはゲストのみとなった。家族はゲストのリアクションで高いか安いか当てる。スキバラ時代とは違って、家族は毎回試食は出来ないが、1回だけゴールドスプーン(金のスプーン)を使えば、スプーン1杯分を試食することができる。

当初はゲストプレイヤーは値段を予測するだけの役割であったが、後に家族が間違えた地点でゲストプレイヤーは出題した高級食材の金額を全額自腹で精算をしなければならないというルールに改正された。また、家族には残念賞としてミリオン茶碗(ロゴ入り茶碗)が贈られる。

ミリオンシップ

基本ルール

まず挑戦者(家族や芸能人ゲスト)は、番組が用意したダンボールやカラーペン、ガムテープを用いて、即席で船を製作。ただしガムテープに関しては、第2次以降7本までと使用制限が定められている。

そしてその船に代表者2名が乗船して、様々なトラップが仕掛けられたプール上の特設コースを進む。最後に、宝島(ゴール)に旗を立てることができれば100万円獲得。

途中で船から転覆または浸水が酷くなって船に詳しい審判に航行不可能と判断されたら、その時点で失格となる。

3つのバージョンが行われ、バージョンアップする度にコースの延長やトラップの変更などで難易度を上げてはいるものの、どのバージョンでも最初の収録分で100万円を獲得した家族を出している。

第1次

2007年5月29日から登場。GW特別企画の予定だったが、好評のためレギュラー企画に昇格した。家族や芸能人が挑戦者として出場し、その中の代表2名が乗船する(芸能人は一部コンビ名で記述)。ロケ地は船の科学館のシーサイドプール。コースは全長200m。

  • スタート - トラップ扱いではないが、坂を滑り降りて進水するシステムになっており、ここでバランスを崩して転覆してしまう挑戦者もいた。
  • ミリオンロック - 4つの岩場を避ける。
  • ミリオンハンマー - 左右に動くハンマーを避ける。
  • ミリオンボール - ココリコがタイミングを見計らって巨大なボールを落とす。
  • ミリオンシャワー - 上から降ってくるシャワーを早く進んで避ける。
  • ミリオンハリケーン - 大きな送風機(扇風機)でコース端へ追い詰める。浸水も目的である。
  • ミリオンビーム - ココリコが直接放水して船を沈めようとする。

第2次

2007年7月17日から登場。ロケ地は東武動物公園のスーパープール。ダンボールとカラーペンは使い放題、ガムテープは7本まで。

コースの全長が100m延長され、300mへと伸びた。更に大半のトラップでは、コースの脇をココリコが移動しながら自らスイッチを入れたり仕掛けを作動させる様になった。その為、船が速過ぎるとココリコが追い付かずトラップのスイッチを入れるのが間に合わなくなるなどスピードも要求された。

  • スタート - 以前と同じ。
  • ミリオンスコール - 4つの岩場と上から降ってくるシャワーを避ける。第1次のロックとシャワーを統合。シャワーはココリコが空気ポンプで水を出すシステムになった。
  • ミリオンボール - 一方向から2個の巨大ボールをココリコが自ら転がす。
  • ミリオンバズーカ - 投球機でプラスチックの球を発射して、船を狙い撃ちする。
  • ミリオンハンマー - 巨大なハンマーで行く手を遮る。
  • ミリオンハンド - 2007年9月18日放送分から登場。巨大な手の形をした風船で、船を押し潰したり、進路を塞いだりする。
  • ミリオンハリケーン - 大きな送風機(扇風機)でコース端へ追い詰める。
  • ミリオンビーム - ココリコが直接放水して船を沈めようとする。

第3次

2008年7月15日から登場。ロケ地は大磯プリンスホテルの大磯ロングビーチ

コース距離が一気に倍増して、600mへと伸びた。また、新人のお笑い芸人が妨害を行うトラップが登場した。

  • スタート - 以前と同じ。
  • ミリオンスコール - 第2次と同じ。
  • ミリオンアザラシ - 10体のアザラシに扮した芸人が、バタ足で波を起こす。
  • ミリオンボール - ココリコが左右から巨大なボールを転がし、船にぶつける。
  • ミリオンタコ - 10体のタコに扮した芸人(太った芸人が多い)がプールに飛び込み、波を立てる。
  • ミリオンハンマー・ゲート - 2つの巨大なハンマーを避けながら、レバーを回してゲートを開けて進む。レバーは高い位置にあるので、船の上で立たないと回すことができない。
  • ミリオンハリケーン - 大きな扇風機で風を送り、コース端へ押す。
  • ミリオンビームハイパー - ココリコがポンプを使って直接放水し、船を浸水させようとする。

シャドー家族

2007年6月19日のみ登場。ココリコチーム(ココリコとゲスト1名)と家族がそれぞれ、入れ替わりで家にあるもので影絵を制作し披露(ココリコチームはココリコが影絵を制作する)。それをココリコチームの解答者であるゲスト、家族の解答者である子供が当てる。

影絵はものを固定できるように、床には粘土が敷かれ、空中にはピアノ線が張られた「シャドーステージ」(幅150cm、高さ120cm)に制作する。影絵制作中は、製作者が影絵を制作しているときの話声が聞こえないように、解答者はヘッドホンをして待機する。

チームメイトが正解すれば1ポイント。3本勝負のPK戦方式で行われ、引分の場合延長戦あり。3本勝負のうち、正解数がココリコチームに勝っていれば賞金10万円獲得。

IQ5m家族

2007年10月30日から登場。家族は3名でかぶりものを着用して挑戦する。5分以内に5m上にある宙吊りになった100万円をいくつかの用意された道具を工夫して用いて落下させ、代表1人の頭の上にあるボウルでダイレクトキャッチすれば成功となる。落下させた100万円を手でつかんだり、道具の上に落とすことは禁止されており、行った場合は失格となる。

中辛(第2次)

基本ルールは同じであるが、いくつかの用意された道具の中から3種類を選び、その道具のみを工夫して用いて5m上の100万円を落下させなくてはいけなくなった。

ハッピーバースデー家族

2007年11月6日から登場。放送月に誕生日を迎える家族を持った3名が参加する。10本のろうそくを1名ずつ3名が参加して1.5m離れたケーキにある全部のろうそくを消したら成功となる。成功の場合合計100万円分の硬貨が入った箱からコインのつかみ取りを行い、取った合計がそのまま獲得賞金となる。失敗の場合は残念賞としてケーキ無料引換券が贈られる。

ミリオン戦隊パパドレンジャー

2007年12月11日から登場。父親とお笑い芸人(田中+若手芸人数名)が5人の戦隊ヒーロー(レッド、ブルー、イエロー、グリーン、ピンク)に扮して様々なアピールを行い、それを見て子供(子供が2人以上の場合1人で挑戦する)は誰が自分の父親なのかを見抜く。最後に当てることができれば賞金100万円獲得。外した場合はチャレンジ失敗となり、残念賞として入浴剤が贈られる。

ココリコとゲストの3人は悪役として登場するが、遠藤(総司令官)とゲスト(女帝)は子どもにインタビューなどを進行を担当、田中(大佐)は自身も含めダミーの戦隊ヒーローの中に混じる。

ミリオンゲッチュー

2008年2月5日から登場。家族の代表3名がココリコの2人とプロのラジコン操縦士3人の計5名の運転するネズミ型ラジコン5機を制限時間3分以内にすべて捕まえれば賞金100万円を獲得。ただし、フィールドの真ん中にある缶を倒されたら失格(無論自分で倒してしまっても失格となる)。逆に操作ミスでラジコンが場外に出た場合もそのラジコンは失格(捕獲扱い)となる。フィールドには回避しやすくなるようなトラップも設置されている。失格の場合は残念賞としてチーズフォンデュセットがプレゼントされる。

初めての100万円獲得者が出てからは「ミリオンゲッチュー スイート」となり、フィールドの広さが狭くなったりと、フィールド上のトラップが減り難易度が下がった。

ミリオンパパ

2008年4月8日から登場。父親30人が一斉に挑戦する。田中が教室で進行し、別室では遠藤と挑戦者の子供たちがモニタリングを行う。小学校の教科書で習う教養問題や、小学生が分かるレベルの芸能問題などからクイズを100問(20問×5ブロック)出題され、100点満点、つまり100問全て正解することができれば賞金100万円獲得。第1-4ブロックでは、1ブロック毎に採点を行い、1問でも間違えていれば脱落。滑り台で子供達の元へ送り出された後、自分の子供と共に即刻退場する。

  • 第1ブロック - 2択問題20問。
  • 第2ブロック - 記述式問題20問。
  • 第3ブロック - 2択問題20問。
  • 第4ブロック - 写真のモノの名前を答える(ヒントとして文字数だけ○が表示されており、更に数文字が公開されている。つまり、公開されていない○に文字を穴埋めして答えていく)。20問出題。
  • 第5ブロック - 記述式問題20問。ただしこのブロックのみ、1問ずつ順番に解答→正解判定を行っていく。不正解・時間切れ(15秒以内に解答できなかった)で脱落。

最終回(2008年12月9日放送分)はルールを変更、生き残り方式で、最後まで残った1人が必ず100万円を獲得できる。また、体育や実技で答える問題も出題された。

すっぴん! ママバーガー

2008年8月19日から登場。母親の手作り料理とそれに近いニセモノをハンバーガーにし、子供が試食し本物の母親の料理を当てる。遠藤はハンバーガー屋の店員、田中は怪人「タナバーガー」に扮する。遠藤は正解をどちらの選択肢に置くかを選び、田中は試食する子供にインタビューしたり、答えを迷わせる。問題ごとに難易度が増していき、5問連続正解できたら100万円獲得。しかし1問でも間違えば失格、罰ゲームとして母親は化粧を落としすっぴんにしなければならない。

各レベルの偽バーガーの内容は以下の通り。

  • レベル1:冷凍食品バーガー(冷凍食品を解凍しそれをはさんだだけの物)
  • レベル2:お惣菜バーガー(スーパーの惣菜品をはさんだ物)
  • レベル3:ミリオンシェフバーガー(プロのシェフがオーソドックスに製作した料理をはさんだハンバーガー)
  • レベル4:シェフヒントバーガー(作る前に田中が子どもに料理の特徴を聞き、それをもとにプロが料理を作る)
  • レベル5:コピーバーガー(プロが母親から具材の切り方や隠し味などを全て教えてもらい、完全にコピーしたバーガー。違いはもはや母の「愛情」だけとなっている。)

出演者

過去の出演者

  • 亀井京子(元テレビ東京アナウンサー。退職により降板)

  1. ^ 現:NST新潟総合テレビ






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