クロノ・トリガー ストーリー

クロノ・トリガー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/27 03:38 UTC 版)

ストーリー

序盤
主人公の少年クロノは、ガルディア王国の千年祭の会場で知り合ったマール、幼馴染みのルッカたちと共に、転送装置の事故をきっかけに中世へとタイムスリップしてしまう。マールは先祖であるリーネ王妃と間違われ、そのうえ過去に干渉した影響で消滅してしまう。クロノは歴史を元に戻すため、カエルの姿をした剣士カエルと協力し、本物のリーネ王妃を魔物から取り戻す。
カエルと別れ、戻ってきたマールと共に現代へと帰ってきたクロノだったが、王女誘拐犯として王国裁判にかけられてしまう。空中刑務所から脱走したクロノたちは追手から逃れるため、一か八かでゲートへと飛び込む。
荒廃した時代に行き着いた一行は、そこが大災害「ラヴォス」によって滅亡した「自分たちの未来」であることを知る。クロノたちは絶望の淵に突き落とされるものの、マールを助けたときのように過去に干渉することで、世界の滅亡を防ぐことを決意する。
中盤
ルッカの修理によって人間の心を持った未来のロボット、ロボを仲間に加えた一行は、現代の魔族から「中世の魔王がラヴォスを生み出した」という情報を聞く。中世へ行き、魔王を唯一倒せるという聖剣グランドリオンと、それを使いこなせる勇者を探し求めたクロノたちは、折れたグランドリオンの柄をなぜか持っていたカエルと再会する。
聖剣修復の材料を求めて原始時代に飛んだクロノたちは、女酋長エイラに助けられる。彼女たち原始人は恐竜人と種の存続をかけた激しい戦いを続けていた。材料である赤い石を手に入れたクロノたちは現代に戻り、グランドリオンを復活させる。
勇者サイラスの親友であり、呪いで姿を変えられたカエルと協力し、魔王を倒したクロノたちだが、魔王はラヴォスを生み出したのではなく、地底に眠るラヴォスを呼び起こそうとしていただけと知る。
終盤
ラヴォス復活の儀式の影響で「巨大なゲート」が開き、原始時代に飛ばされるクロノたち。恐竜人との決戦に臨むエイラと共に戦い、恐竜人の首領を倒すことに成功したが、空に輝いていた赤い星が地上に墜落する。その時エイラのつぶやいた言葉「ラヴォス」にクロノたちは驚愕する。別の惑星から地球へやってきた異星知性体、それがラヴォスだったのだ。
ラヴォス墜落によってできた巨大クレーターにはゲートが開いており、クロノたちは人々が魔法を利用していた古代文明の時代にやってくる。そこでラヴォスの力を手に入れようとする女王ジールの野望を止めようとするが、ラヴォスの力は強大で、戦いの中クロノが消滅してしまう。
ラスト
クロノの犠牲により難を逃れた仲間たちであったが、彼を失った悲しみに暮れていた。そんな折、同じ時代に来ていた魔王から「時の賢者」であるハッシュなら、クロノを助けられる可能性を知ると聞く。「時の卵」クロノトリガーの力を借り、無事クロノを取り戻した一行は、再びラヴォスとの最終決戦に赴くのであった。

注釈

  1. ^ a b 2019年1月31日で配信終了。
  2. ^ 4文字や5文字であれば4文字目以降は表示されず必ず「○○○ディア」となる。
  3. ^ 最初の自己紹介の台詞の時のみ「R66-Y」と綴りが異なっている。DS版、スマートフォン版、Steam版では全てR-66Yに統一されている。
  4. ^ ただし変化するタイミングはレベルアップした瞬間ではなく戦闘終了後である。
  5. ^ イタリア語での本来の綴りは“specchio”
  6. ^ オープニングムービーには、クロノとカエルがジャンクドラガーにエックス斬りを放つシーンが存在するが、実際はこの時点でカエルを仲間にすることはできない。
  7. ^ これらの記述はPS実機でのもの。PS2・3などで実ディスクを使うか、ゲームアーカイブス版などでプレイする場合は、また多少異なる。

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