ギニュー特戦隊 ゲームオリジナル

ギニュー特戦隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/16 09:39 UTC 版)

ゲームオリジナル

ボニュー

声 - 小林ゆう

2020年1月16日発売のゲーム『ドラゴンボールZ カカロット』で登場[37][38]。かつてギニュー特戦隊の隊員だった女性戦士[37][39]。ジースと同じ星の出身[37][注釈 23]。特戦隊結成時にギニューが真っ先にスカウトしたほどの実力を持つ有名な戦士だったが、スペシャルファイティングポーズが嫌で脱退した[37][39]

死後(アニメのみ)

ギニュー以外の4人は死後、界王に練習相手として肉体を与えられて界王星に呼び寄せられ、ヤムチャ、天津飯、餃子と対決。リクームはヤムチャに、ジースとバータは2人に分身した天津飯に、グルドは餃子によって倒され、地獄に落とされた。

あの世一武道会編では、地獄でフリーザ親子とともにセルの部下になり暴れまわっていた。さらにスペシャルファイティングポーズを披露するなど相変らず元気な姿を見せていたが、セルゲーム編以降の悟空の敵ではなく、いずれも一撃で倒される。魔人ブウ編では、界王神界での悟空たちとブウの戦いをフリーザやコルド大王とともに地獄から観戦していた。

これらは『Z』のみで見られ、魔人ブウ編以外の場面は『改』ではカットされている。また、前述の通りギニューはカエルになったまま死んでいないため、これらのパートには一切登場していない。

劇場版第15作『ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ』では、フリーザに引き連られて地獄から復活。同じフリーザ一味のメンバーや他の劇場版の悪役たちと共に悟飯に襲い掛かるが、フリーザが悟飯によって一撃で倒されると恐れをなして逃亡した。その際ギニュー、グルドのみ登場していない。

ドラゴンボールGT

ドラゴンボールGT』(究極の人造人間編)では、あの世とこの世が結合したことで、悟空たちに倒された過去の戦士たちと共に地獄から復活し、地球で暴れまわっていた。その後、閻魔宮にて閻魔大王の裁きを待つ列にギニュー(カエルとボディチェンジする前の姿)も並んでいるシーンがあるが、詳細は不明。

テーマソング

参上!!ギニュー特戦隊!!
作詞:山田ひろし / 作曲・編曲・歌:山崎燿
『ドラゴンボール改』のために作られた歌。劇中でも使用されている。

注釈

  1. ^ アニメではヤムチャが「そんな奴らオレたちでギニューっとやっつけちゃいましょうよ」とダジャレのつもりで発言したが、普段はどんなにくだらないダジャレでも笑う界王が全く笑わず、深刻な表情を見せている。
  2. ^ フリーザが部下の戦死にショックを受けるのはこの場面のみである。
  3. ^ ギニューの本来の姿は本編には登場せず、誰も知らない設定になっている。
  4. ^ 計算上、地球来襲時点で180,000になる大猿になった時のベジータをのぞく。
  5. ^ ファミリーコンピュータゲーム『激神フリーザ』では160,000となっている。
  6. ^ a b c d 悟空とリクーム、ジース、バータとの戦闘では、ジースとバータのスカウターが悟空の戦闘力を「約5,000」と測定したまま、その数値が一切変化していない。戦闘を見ていたベジータは「カカロット(悟空)は無駄なエネルギー消費を避けるために、おそらくほんの一瞬の間だけ戦闘力を上げており、あまりに短い一瞬のためにスカウターでも拾いきれていない」と分析している。なお、ベジータと同じく戦闘を見ていたクリリンや悟飯は悟空の気が変化していることに気付いていない。
  7. ^ アニメにおけるリクームの発言。ナメック星では行っていない。
  8. ^ アニメでは実際に踊っているが、フリーザからダンスを止めるよう促されている。
  9. ^ 名前はアニメより。扉絵(アニメでは戦闘中)で悟空に真似されていたが、足のポーズが逆であることを注意していた。
  10. ^ アニメ『改』でこのパートが放送された際は、次回予告で「必ず帰ってくるぞ」と再登場を示唆するような発言をしている。
  11. ^ 原作でも同じ条件の対象であったが、地球へ転送された直接の描写はない。
  12. ^ 全ステータスが下がるほか、あらゆる技が使用できなくなる。
  13. ^ ゲームでは戦闘力に差異があり、ファミリーコンピュータゲーム『激神フリーザ』では71,000、スーパーファミコンゲーム『超サイヤ伝説』では65,000。
  14. ^ ゲーム『ドラゴンボールZ Ultimate Battle 22』では、リクームデスドライバーの他に、相手と双方同時にジャンプした時に空中の至近距離で相手の胴体を抱えるようにクラッチして、背中を大きく反らせた反動で相手の体を肩の高さまで持ち上げ、そのまま相手の背中を叩きつけて押さえ込むリクームパワーボムという類似系の技も使う。
  15. ^ アニメではリクームマッハパンチ。
  16. ^ 原作では技名を「リクームウルトラファイティング…」までしか言えず、アニメ『Z』では「リクームウルトラファイティングミラクル…」、『改』では「リクームウルトラファイティングミラクルアタ…」とまでしか言えなかった。ゲーム『Ultimate Battle 22』では「ウルトラファイティングボンバー」、アニメ『改』で追加されたテーマ曲では「ウルトラファイティングミラクルボンバー」。ゲーム『ファイターズ』では「リクームウルトラファイティングミラクルボンバー」。ゲーム『ドラゴンボールZ Sparking!』シリーズ、『レイジングブラスト』シリーズ、『ゼノバース』シリーズでは「リクームウルトラファイティングボンバー」で、『Sparking!』シリーズでは早口で言っている。
  17. ^ 攻略本では「ウルトラ・ファイティング・ミラクル・アタック」[30]
  18. ^ 「だらしない奴だなぁ」→「だらしないわねぇ」など。
  19. ^ レイジングブラスト』以降のゲーム作品では、そのことに自信を持つナルシストになっている。
  20. ^ 劇中では語られていないが、テーマソングではナンバー2と歌われている。
  21. ^ ジースがベジータに倒された際に、ギニューは大きく驚いており、ジースの戦闘力は本来ならばベジータよりも上であったことが分かる。
  22. ^ 「解説好きのエリート戦士」とも紹介されたこともある[23]
  23. ^ a b 『週刊少年ジャンプ』1991年25号では「サウザーは惑星クウラNo.98(旧ブレンチ星)出身」、かつ「サウザーとジースは“同じ星系”出身」と説明されていたが、ゲーム『ドラゴンボール レジェンズ』に2019年7月24日から収録されたジース(EXTREME)のメインアビリティでは「“ブレンチ星人”のエリート戦士」となっている。また、同ゲームに2019年1月23日から収録されたサウザー(HERO)のメインアビリティは「ブレンチ星人のエース」である。
  24. ^ サウザーはジースと異なり青い肌をしている。
  25. ^ アニメではこのとき命乞いをしている。
  26. ^ ゲーム『ドラゴンボールZ Sparking!METEOR』のキャラクター図鑑では、チチが「ジュースみてぇな名前」とコメントしている。
  27. ^ 原作では手刀で直接切断されたが、アニメでは光線で切断される描写に変更されている。
  28. ^ アニメ『Z』(および『』)では、「フリーザ様の力がなければ何もできないくせに粋がるな」と小馬鹿にしながら挑発している。
  29. ^ 隊長であるギニューを補佐する存在でもある。

出典

  1. ^ 大全集7巻 1996, pp. 207, 「第5章 アイテム事典」
  2. ^ a b 週刊少年ジャンプ特別編集「わくわくBIRD LAND キャラクター人気投票ベスト10大発表っ!!」「キャラクター人気投票-おもしろ番外編!!」『鳥山明 THE WORLD アニメ・スペシャル』集英社、1990年10月10日、雑誌29939-10/10、107-108頁。
  3. ^ a b c d e f FOREVER 2004, pp. 159, 「capsule column 5 キャラ名の由来を知りたい!」
  4. ^ 渡辺彰則編「鳥山明的超会見」『ドラゴンボール大全集 3巻』集英社、1995年9月9日、ISBN 4-08-782753-4、207頁。
  5. ^ 後藤広喜(編)「週刊少年ジャンプ第25号もくじ」『週刊少年ジャンプ』1990年6月4日号、集英社、1990年6月4日、418頁、雑誌 29931-6/4。 
  6. ^ Vジャンプ編集部 編「Weekly JUMP Toriyama's Comments 1989-1992」『30th Anniversary ドラゴンボール超史集』集英社〈愛蔵版コミックス〉、47頁。ISBN 978-4-08-792505-0 
  7. ^ 渡辺彰則編「鳥山明的超会見」『ドラゴンボール大全集 2巻』集英社、1995年8月9日、ISBN 4-08-782752-6、264頁。
  8. ^ a b 鳥山明「グルドの超能力」『DRAGON BALL 第23巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1990年10月8日、ISBN 4-08-851620-6、143・149頁。
  9. ^ 五輪伊メダリストがドラゴンボール「ギニュー特戦隊」の決めポーズ! 日本人喝采「完璧な再現」Jcastニュース、2021年08月09日
  10. ^ 「DB魂 『DB』博士への登竜門 Q&A CAPSULE」『月刊Vジャンプ 2005年2月号』集英社、2004年12月18日、187頁
  11. ^ a b 後藤広喜編「大注目!! 3大ジャンプアニメ超速報!!」『週刊少年ジャンプ 1991年25号』集英社、1991年6月10日、雑誌29932-6/10、19-21頁。
  12. ^ 鳥山明「危うし 最長老たち」『DRAGON BALL 第24巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1991年1月10日、ISBN 4-08-851414-9、124頁。
  13. ^ 鳥山明「悟空か!? ギニューか!?」『DRAGON BALL 第24巻』178頁。
  14. ^ PlayStation 3ソフト『ドラゴンボールZ バーストリミット
  15. ^ PlayStation 2ソフト『ドラゴンボールZ Sparking!NEO
  16. ^ PlayStation 2ソフト『ドラゴンボールZ3
  17. ^ スーパーファミコンソフト『ドラゴンボールZ 超悟空伝 -覚醒編-
  18. ^ PlayStationソフト『ドラゴンボールZ Ultimate Battle 22
  19. ^ PlayStation 2ソフト『ドラゴンボールZ』シリーズ、アーケードゲーム『ドラゴンボールヒーローズ』、スマートフォン向けゲーム『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』など。
  20. ^ PlayStation 3、Xbox 360ソフト『ドラゴンボール アルティメットブラスト
  21. ^ a b スーパーファミコンソフト『ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説
  22. ^ スマートフォン向けゲーム『ドラゴンボールZ ドッカンバトル
  23. ^ a b ホーム社 編「ドラゴンボールZ 偉大なるドラゴンボール伝説編 Zキャンペーンモード大攻略!! エピソード2」『ドラゴンボール 最強格闘BIBLE』集英社〈Vジャンプ ゲームブックスシリーズ〉、1997年10月27日、104頁。ISBN 4-08-108060-7 
  24. ^ a b c d 渡辺彰則編「第4章 技事典」『ドラゴンボール大全集 7巻』集英社、1996年2月25日、ISBN 4-08-782757-7、123-162頁。
  25. ^ 木下暢起 編「マンガ「DRAGON BALL」の真実〜トリヤマはこう考えていたよスペシャル〜」『DRAGON BALL 超エキサイティングガイド ストーリー編』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2009年3月9日、91頁。ISBN 978-4-08-874803-0 
  26. ^ PlayStationソフト『ドラゴンボールZ Ultimate Battle 22
  27. ^ PlayStation・セガサターンソフト『ドラゴンボールZ 偉大なるドラゴンボール伝説
  28. ^ 名前はアニメより。
  29. ^ ゲーム『ドラゴンボールZ Sparking!METEOR』など。
  30. ^ 『スーパーファミコン奥義大全書 ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1992年2月10日、101頁。ISBN 4-8342-1142-8 
  31. ^ ゲーム『ドラゴンボールZ 伝説の超戦士たち』。「R・F・B・A」は略称で、ゲーム内の技リストの説明では「リクームファイティングボンバーアタックというわざ」と表示される。
  32. ^ 大全集7巻 1996, pp. 96, 「第3章 キャラクター事典」
  33. ^ PlayStation 4 / Xbox Oneソフト『ドラゴンボールZ カカロット』
  34. ^ 大全集7巻 1996, pp. 70, 「第3章 キャラクター事典」
  35. ^ a b PlayStation 3、Xbox 360ソフト『ドラゴンボール レイジングブラスト
  36. ^ PlayStation・セガサターンソフト『ドラゴンボールZ 偉大なるドラゴンボール伝説
  37. ^ a b c d 「DB Vジャンプ GAME」『Vジャンプ 2019年10月号』集英社、2019年8月21日、JAN 490113231092、191頁。
  38. ^ アクションRPG『ドラゴンボールZ KAKAROT』発売日が決定。ギニュー特戦隊幻のメンバー「ボニュー」の姿も”. 2019年9月19日閲覧。
  39. ^ a b 「ドラゴンボールZ KAKAROT」の発売日が決定! 早期購入特典大公開!!”. ドラゴンボール オフィシャルサイト (2019年9月11日). 2019年12月13日閲覧。
  40. ^ 週刊少年ジャンプ編集部・編「ギニュー特戦隊が語る「あのころのワシら」」『ファミコン奥義大全書 ドラゴンボールZII 激神フリーザ!!』集英社〈ジャンプコミックスセレクション〉、1991年8月12日、ISBN 4-8342-1020-0、72-73頁。
  41. ^ 例:『ドラゴンボールZ Ultimate Battle 22』、『ドラゴンボールZ2』、『ドラゴンボールZ3』など。






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