キン肉マン 大暴れ!正義超人 興行

キン肉マン 大暴れ!正義超人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/01 05:14 UTC 版)

興行

本作が公開された1985年の東映正月映画枠は、当初タモリ主演・野田幸男監督の『いいとも探偵局』を準備していたが[10]、タモリのスケジュール調整ができず延期され(結局中止)[10][11]、代わりに横山やすし主演の『ビッグマグナム 黒岩先生』を予定していた[11]。しかし東宝の正月映画が9年ぶりの『ゴジラ』で、『グレムリン』、『ゴーストバスターズ』と"3G決戦"などと騒がれ[12]松竹も安定番組『男はつらいよ 寅次郎真実一路』では[10]、まともに戦えないのではないかと岡田茂東映社長ら幹部で協議された[12][13]1984年夏の東映まんがまつりで『キン肉マン 奪われたチャンピオンベルト』が配収8億円を突破し、子供たちの間で圧倒的な人気を得ていたことから『キン肉マン』が候補に挙がったが、冬休みは他の休みに比べて期間が短く[12]、1982年の正月映画として公開した劇場アニメサイボーグ009 超銀河伝説』/『'80アニメーション ザ・ベストテン』の興行が振るわなかったこともあり[12]、『キン肉マン』も『アラレちゃん』もすでに人気は下降しているなどの反対意見も出たが[10]、結局『キン肉マン』の実力を買い[11]、前述のように東映まんがまつりを16年振りに正月興行に持って来て、本作を正月映画として上映した[13]。また同時期に東映洋画系で配給した角川映画Wの悲劇』/『天国にいちばん近い島』を「まんがまつり」が不振の場合は、邦画系に一部拡大するという戦略も考えていた[10]。映画業界からはこの東映の冒険は注目された[11]。直前まで『Dr.スランプ アラレちゃん ほよよ!ナナバ城の秘宝』との二本立てで準備していたが『宇宙刑事シャイダー 追跡!しぎしぎ誘拐団』を加え[10]、三本立てで勝負を賭けた[10]。結果、ライバル映画を向こうにまわして9億円を越える大ヒットを記録した[13]




  1. ^ 「1985年邦画4社<封切配収ベスト作品>」『キネマ旬報1986年昭和61年)2月下旬号、キネマ旬報社、1986年、 128頁。
  2. ^ 「STORY EX 特別編 THE☆MOVIE ザ・ムービー『キン肉マン』」『キン肉マン コンプリートDVD-BOX収録内容ガイド』43頁。
  3. ^ 予告においても「炸裂するか新必殺技」と言われていた。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 劇場パンフレットより。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r ニンテンドーゲームキューブソフト『キン肉マンII世 新世代超人VS伝説超人
  6. ^ a b c d 作中では使用しなかった。
  7. ^ ゆでたまご「仮面を脱ぎしロビンの痛恨!!」『キン肉マンII世 29』集英社〈スーパー・プレイボーイ・コミックス〉、2005年8月24日、ISBN 978-4-08-857450-9、109頁。
  8. ^ a b c d DVD『キン肉マン THE MOVIE』解説書より。
  9. ^ 中山基編「『キン肉マン』ヒストリー」『フィギュア王 No.119』ワールドフォトプレス、2008年1月30日、ISBN 978-4-8465-2701-3、32頁。
  10. ^ a b c d e f g 「雑談えいが情報」『映画情報』、国際情報社、1984年11月号、 72頁。「雑談えいが情報」『映画情報』、国際情報社、1984年10月号、 71頁。
  11. ^ a b c d 「日本映画ニュース・スコープ トピックス」『キネマ旬報』1984年10月下旬号、キネマ旬報社、 111頁。
  12. ^ a b c d 脇田巧彦・川端靖男・黒井和男「映画トピック・ジャーナル」『キネマ旬報』1984年9月下旬号、キネマ旬報社、 169頁。
  13. ^ a b c 文化通信社編『映画界のドン 岡田茂の活動屋人生』ヤマハミュージックメディア、2012年、176、188 – 190頁。ISBN 978-4-636-88519-4





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