出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/07 04:19 UTC 版)
登場怪獣
- 魔杖
- 第1話「魔杖の警告」に登場。
- 太陽系外から地球に飛来した謎の物体。生物か非生物かすら定かではない。全体的にはかんざし、或いは魔法使いの杖に似た形状で、滑らかな円錐型の本体の後部から、羽のような部位が3枚突き出しており、その羽に支えられるようにしてシャッター状の物に覆われた1つの眼球が埋め込まれている。特に積極的な攻撃手段は持っていないが、作中ではガンウィンガーやガンローダー、スペシウム弾頭弾などのコントロールを撹乱している。
- 木星付近から地球への軌道を取り、シルバーシャークGを搭載する防衛衛星V37やスペースウィンガーによるGUYSスペーシーの攻撃を一切寄せ付けずに大気圏に突入。フェニックスネストを貫通して地球の中心核を直撃するコースを取り、GUYS JAPANのスペシウム弾頭弾攻撃すら回避した後、ウルトラマンメビウスと交戦する。メビウスのメビュームシュートも通用しなかったが、フェニックスネストの上空200m地点にまで到達した所で、メビウスに抱き留められ、二つに切断された。
- 作中では宇宙のどこかにいる何者かが、人類がメテオールを持つことに対して警告するために送ったと推測されていたが、実際の目的は不明である。
- 機械龍 ナーガ
- 第3話「無敵のママ」に登場。
- アルビノ・ギラドラス
- 第5話「幸福の王子」に登場。
- ユーゼアル
- 第5話「幸福の王子」に登場。
- 外宇宙から飛来した宇宙生命体。1~2歳児ほどの知能を有している。困っている人々を本能的に助ける善意の存在であり、宇宙空間で遭難した旅人を母星に送り届けたり、飢えた星の住人に食べ物を与えるなどのことを行っている。そのため、様々な星で伝説として語られており、メビウスやメイツ星人ビオ、シャプレー星人などがその存在を認知していた。劇中では6年前に遭難した宇宙輸送艦「ガーベラ」の乗組員の生き残りと、死亡した乗組員たちのメッセージを送り届けるために地球に飛来、「Saeko's Good-bye」を発信しながら大気圏に突入した後、GUYS JAPANの誘導によってフェニックスネスト前に着陸した。なお、GUYSからはユーゼアルの名が判明する前に「ギガンティア」という仮レジストコードを与えられている。
- 嫌気性の生物であり、酸素に長時間触れていると自己崩壊を引き起こしてしまう。環境に応じて形態を変化させることが可能で、大気圏外ではオタマジャクシのような形状だったが、大気圏突入と共に酸素から身を守るためのトゲの付いた外皮と、飛行するための翼を持つ宇宙怪獣然とした姿に変化した。その他、着陸時に新たに足を形成しており、体内では「ガーベラ」の乗組員を生かすために酸素発生器官を構成している。体内にコアが存在し、コアの中に半透明の妖精や人魚のような姿をした本体がある。
- シャプレー・ビースト
- アルビノ・ギラドラスを操っていたシャプレー星人の残党(女性)が、ユーゼアルのコアを奪い、ユーゼアルと融合した姿。シャプレー星人を上半身、ユーゼアルを下半身にしたケンタウロスのような姿をしている。シャプレー星人と融合したことによって酸素による体の崩壊が進み、そのことを分析によって認知していたCREW GUYSに見守られる中、自己崩壊した。
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