ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント 登場人物

ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/07 04:19 UTC 版)

登場人物

ハルザキ・カナタ
本作品の実質的な主人公。年齢18歳。GUYS専科の研修隊員で、研修の最終過程としてCREW GUYS JAPANに配属されてきた。性格は自信家で我が強く、皮肉屋でもあるために他のクルーと衝突することもあった。一方、実戦経験不足の一面をのぞかせたり、身長が162センチメートルと低いことを気にしているなど年相応の一面もある。
家族構成は宇宙開発技術者だった父のハルザキ・リョウ(すでに故人)、母のハルザキ・ミクのほか、医師の伯母(ミクの姉)がいる。
大半の異星人に対しては憎悪にも近い感情を抱いており、排除すべきだと考えている。それは父が乗艦していた宇宙輸送艦「ガーベラ」が異星人の攻撃によって沈められ、そのショックから母が精神を病んで記憶障害を煩い、カナタのことも忘れてしまったという過去を持つためである。また、地球を守っているウルトラマンについても他の宇宙人ほどではないが少なからず猜疑心を抱いており、やはりその存在を快くは思っていない。作中でミライの正体を知ると他のクルーたちの手前、露骨に拒絶こそしなかったものの信用できず、当初は距離を置こうとしていた。だが、次第にミライを通してウルトラマンをはじめとした宇宙人たちの心情を知ったうえ、よく似た境遇のメイツ星人ビオとの交流も経たことにより、異星人への偏見が薄れ始めて認識を改めるようになる。
当初は正規訓練を受けずに入隊してきた他のGUYSクルーを「素人」と見下していたが、徐々に彼らの仕事ぶりを認めて仲間として心を開いていく。
プライベートではバイクを愛用しており、ピーキーな性能のガンブレイバーをなかば専用車両として駆る場面もあった。
オリジナルビデオ『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス』にも同名の人物が登場しているが、こちらのカナタはテレビシリーズ終了後に新たに配属されてきたクルーであり、プロデューサーの渋谷浩康いわく別人である。

  1. ^ a b アーカイブ・ドキュメント 2007, p. 93, Another Mebius World.
  2. ^ 朱川湊人『ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント』光文社光文社文庫〉、2013年12月20日、528頁。ISBN 978-4-334-76663-4 
  3. ^ 実在するバイクで、1985年東京モーターショーに出品されたコンセプトモデル。10年後の1995年を意識して制作され、4サイクルスクエア4気筒500ccエンジンとそれを車体フレームの一部としたフレームレス構造、ハンドルから油圧を介してステアリングを操作する前後スイングアームサスペンション油圧パワーステアリング、低騒音や整備性の向上を意図してチェーンを排したチェーンレス液圧駆動、磁性粉体を用いたパウダーブレーキシステム、シールドをカウル内に格納するホップアップスクリーン機能などの先駆的な装備を採用しており、ガンブレイバーにもそのまま受け継がれている。しかし、これらの技術は作中の舞台となる年代、および2014年現在でも量産化はなされていない。
  4. ^ ウルトラマンメビウス 朱川湊人”. 光文社. 2014年1月28日閲覧。
  5. ^ ウルトラマンメビウス 朱川湊人”. 光文社. 2014年1月28日閲覧。





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