アラニンラセマーゼ アラニンラセマーゼの概要

アラニンラセマーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/08 14:40 UTC 版)

アラニンラセマーゼ
Pseudomonas aeruginosaのアラニンラセマーゼの1.45Å結晶構造, PDB 1rcq
識別子
EC番号 5.1.1.1
CAS登録番号 9024-06-0
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA英語版 BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBe PDBj PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / EGO
Ala_racemase_N
Pseudomonas aeruginosaのアラニンラセマーゼの1.45Å結晶構造
識別子
略号 Ala_racemase_N
Pfam PF01168
Pfam clan CL0036
InterPro IPR001608
PROSITE PDOC00332
SCOP 1sft
SUPERFAMILY 1sft
Ala_racemase_C
識別子
略号 Ala_racemase_C
Pfam PF00842
InterPro IPR011079
PROSITE PDOC00332
SCOP 1sft
SUPERFAMILY 1sft
L-アラニン D-アラニン

構造

ピリドキサール-5-リン酸を補酵素にもつ。

アイソザイムが存在する。サルモネラ属細菌では、D-アラニンの合成に働くAlrと、アラニンの分解に働くDadBの両アイソザイムが見出されている。

所在

細菌に広く分布している。これは、細胞壁の成分(ペプチドグリカン)の必須成分であるD-アラニンを合成するためである。 真核生物でも、D-アラニンを資化できる酵母の一種 (Schizosaccharomyces pombe)や、D-アラニンを含む環状ペプチドであるシクロスポリンAを生産するカビの一種 (Tolypocladium niveum)には本酵素が存在する。

出典




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