アメーバブログ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/27 14:34 UTC 版)
タレントブログ
殿堂入りブログ
アメーバブログ側の審査を通過し「オフィシャルブログ」として登録されている著名人のブログについては、タレント・有名人ブログ総合インデックス から見ることができる。殿堂入りしたブログはランキングの対象外となる。
- 若槻千夏 - 殿堂入り第1号。殿堂入り当時のブログは削除しているため、現在は殿堂入りの一覧には掲載されていない。
- 上地雄輔 - アクセス数で2008年ギネスブック認定。現在は殿堂入り2号。現在はLINE BLOGに移行したため、殿堂入りの一覧には掲載されていない。
- 中川翔子 - しょこたん☆ぶろぐ。2009年7月17日にエキサイトブログから移転、その日のうちに殿堂入り。殿堂入り3号である。
- 辻希美 - 殿堂入り第4号。
- 北斗晶 - 殿堂入り第5号。2016年6月から[41]。
MVB
殿堂入りと似た「MVB」(Most Valuable Blogger、当初はMost Valuable Blog)というものがあり、これに認定されたブログは殿堂入りと同じくランキングの集計対象外となるが、ランキングの上部に表示されるようになる[42][43]。
タレントブログの管理
タレントブロガーの多さが売り物のアメーバブログでは、専門の検閲・監視チームが24時間体制でタレントブログの管理に当たり[44][出典無効]、炎上の原因となりうるコメントの削除やタレントが投稿した記事のチェックを行っている[44][出典無効]。
以下にアメーバブログでのコメント管理にまつわる主な事例を挙げる。
- 2008年5月29日、アメーバブログの利用者の一人で電撃ネットワークメンバーのギュウゾウが、自身のブログに「アメブロってコメント欄を勝手に削除してないか?」という記事を投稿。自身のブログに書き込まれたコメントが、アメーバブログ側によって管理されていることを伝えた[45]。
- 2008年8月14日、北京オリンピック柔道100kg級日本代表であり、アメーバブログで自身のコメントを綴っていた鈴木桂治に対する批判コメントが、試合終了直後に大量削除されるという事態が発生した。スポーツ選手のブログに関してはプレー批判も削除対象であるため[46]、試合展開について感想を述べたコメントも削除された。
- フリーアナウンサーの川田亜子が生前書いていたアメーバブログにて、彼女の自殺後に応援コメントが大量に書き込まれた。自殺に関するコメントはアメーバブログ側が一律削除していたが、それらの不自然なコメントはしばらくの間残された。アメーバブログ側はコメントの自動書き込みについては否定している[47]。
- 2009年5月31日付の記事に対して誹謗のコメントを書き込まれた藤田伸二は、翌6月1日付の記事で怒りをあらわにし、6月2日付の記事で「これからは嫌なコメントは消してもら(う)」と記している[48]。
- タレントの真木ひろかは2010年4月3日付のアメンバー限定記事で、コメント自動削除の存在と、良心的なコメントがなんらかの理由で削除されることについて説明し、自分が何もできないことを謝罪して理解を求めた。
- 政治家・作家の三橋貴明は、2010年6月にアメーバブログの一般ブログから「政治家ブログ」に移行したところ、コメントが監視チームにより勝手に削除されるケースが多発し、コメント欄での議論が成り立たなくなる事態に発展したため「自分のブログのコメントは一切削除しないように」とアメーバ事務局に申し入れている[49]。
芸能人ブログの情報流出
2010年1月1日未明に第三者による不正アクセスにより、アメーバブログ内の芸能人等の公式ブログ約450件のID、パスワードなどが外部に流出した。複数の芸能人ブログに「お年玉」画像が表示され、そのリンク先にて当該情報が記されたファイルが配布されていた[50][51]。
また翌2011年12月24日には、第三者による不正アクセスによってブログ利用者5万人のIDが退会状態になり、ブログが消えたり更新できないなどの被害が発生したこともあった[52]。サイバーエージェント側は翌日より復旧作業を開始し、データの損失や不正利用、個人情報漏洩はないとした[52]。
注釈
出典
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