あらかた

デジタル大辞泉

あら‐かた【粗方】

読み方：あらかた

［名］

１ 全部とまではいかなくても、ほぼそれに近い部分。大部分。「クラスの—が進学希望だ」

２ （副詞的に用いて）

㋐大部分。およそ。「仕事は—かたづいた」

㋑だいたいの数量をいうときに用いる。およそ。ざっと。あらあら。「参加人員は—五〇人だ」

［形動ナリ］手の入れ方などが細かい所まで行き届いていないさま。粗雑である。

「次公が注は—なり」〈四河入海・五〉

あがつま語

あらかた

[多]＝粗方＝ほとんど、大体　・「この仕事は　あらかた仕上がった」

甲州弁辞典

あらかた

甲州弁	意味	用例
あらかた	大体、ほとんど	あらかたしあがった(大体仕上がった）

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「あらかた」の例文・使い方・用例・文例

• この時期には村の男たちはあらかた都会へ出稼ぎに行ってしまう.
• 仕事はあらかたけりがついた.
• 仕事はあらかた片づいた
• 品物はあらかた片づいた
• 今日の仕事はあらかた片づいた
• 僕はあらかた君と同意だ
• あらかた合っている
• あらかたお話しの通りです